忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

ガチコメ的「独自性のある広告宣伝とは?」

2008年07月27日 | 過去記事


■2008/07/27 (日) ガチコメ的「独自性のある広告宣伝とは?」1

「広告チラシ」―――――

思えば「食品スーパーの店長時代」を経て、「飲食業の店長」に寄り道して「パチンコ屋店長」となり―――――およそ10年間に亘り、どれほどの「広告チラシ」を撒き散らしてきたのか。そして現在では、このようなweb日記においてグダグダと、いろんなことを書きながら恥をかいている始末。嗚呼ぁ・・・・・

食品スーパーのとき、私自らチラシ広告に顔を晒し、

「店長お勧め!びっくり市!!」

なんぞと銘打ち、白々しい「びっくり顔」をつくっていたのは10年前。商品価格ではなく、そのあまりの「無愛想さ」にいちばん「びっくり」されるという本末転倒であった。

恥ずかしい。恥ずかしいのだ!!

男一匹・久代千代太郎。「びっくり」してもいないのに「びっくり顔」などできるか!

で、

この業界に入ってからも、だ。チラシにこそ「生顔」は晒さないが、「とあるパチンコ掲示板」を覗くと、思いっきり顔写真が貼られていたりする。偶然に見つけることがある。

「極悪店」のようなスレッドに、「その店の店長はこいつ!」とかあったから、いったいどんな悪党面してやがるのかと思い、ニヤニヤしながらURLをクリックすると、なんか「見慣れた顔」が出てきた。って――――――!!

私ぢゃないか!!

そして、そのあとにレスがつく。

「うわぁ・・・悪そうな顔だな・・・」
「人ぬっころして埋めたことありそうwww」
「悪徳。悪人面。氏ね。」
「893キチャッタ───-( ゜A゜ )─────!!」

などである。

・・・・私だって傷つく心は持っている。会社案内のホームページ用だっていうから、思いっきり愛想良くした顔なのに。しかも、その店関係ないし。

と、まあ、そんなことはどうでもいい。

ともかく、この「パチンコ業界」の広告については疑問に感じることが結構あったから、思い出しながら書いてみる。

「2」へ

■2008/07/27 (日) ガチコメ的「独自性のある広告宣伝とは?」2

先ずは、その杜撰さに驚愕することになった。つまりは「広告会社に丸投げ」であったのだ。無論、そうではないという会社も多々ある。しかし、私が入社したこの会社はそうだった。問題提起すると、何とこう言われた。

「金払って注文しているのに、なんで手間までかけなければならんのか?」

もう、脱力した。すかさず、

「それだけの費用をかけているからこそ、店舗のメッセージ性や独自性をアピールしないと・・・」

と反論しそうになったが、虚しいだけなのでその時は諦めた。もちろん、だいぶ前から、つまり、私が広告をさわれるようになってからは、その主張を貫いている。完全オリジナルであろう。これは自慢であるが(笑)、競合店舗も真似をしようとした形跡がある。

しかし、「できなかった」ようだ。

「独自性」というものは一朝一夕で作れるものではないという前に、だ。

「一朝一夕で作れる=独自性とは認めにくい」

ということなのだ。

模倣はいい。競合店舗の方々よ、これからもドンドン当店を真似しなさい。ふはははは。私も結構、平気で真似するぞ?うぇーはっはっは!!

で、もちろん、「広告チラシ」というものは新聞折り込みに入れられる。地方紙でも全国紙でも、ともかく、新聞の講読数が減少すると意味を成さなくなる。ということは言うまでもなく、各新聞社は、その「講読数」が多いほど広告料金は高くなるわけだ。

私が店長になってすぐ、「会社想い」の私は10万部を超えていた広告チラシを半分以下にした。知っていたからだ。実際には、ほとんど配達されていないということを。

「3」へ

■2008/07/27 (日) ガチコメ的「独自性のある広告宣伝とは?」3

現在、当店でも一回に付き数万部を刷る。それが「折り込みチラシ」として各ご家庭に届くわけだ。いろんな企画を出して「面白いもの」に仕上げ、少しでも「読める&観れる」ようにと工夫しているつもりだが、それが「ちゃんと届いているかどうか」を確認する術はない。

とくに、だ。「ちょっとなぁ~~」というオーナーや「わけのわからない店長」ならば、例えば「5万部」を発注すると、少なくとも「5万件」の家庭に配達されていると信じ込んでいる。阿呆極まりない。その費用対効果などは考えたこともないのだろう。

-

まあ、何が言いたいかというと、だ。

いわゆる「押し紙」についてである。

新聞一部は約150グラムというが、一軒の販売店で相当な「押し紙」が発生している(とある情報からでは1週間で3トン以上)。また、私は「小学校から新聞配達」をしていた朝刊太郎である。配達から戻ると、同じ量程度の「その日の新聞」があった。どうするのか不思議だったから問うたこともある。すると、

「ちり紙交換やがな。」

と新聞屋さんのおじいさんが教えてくれた。つまり、古紙回収業者に買い取らせるわけだ。「発行部数800万部!!」とか威張っている新聞社があるが、あくまでも「発行部数」であるということだろう。いくら刷ろうが知ったことではないが、いずれにせよ、広告料金を吊りあげるためのカラクリに過ぎない。販売店はたまらないだろうが、そこにも「何か」あるのかもしれん。ともかく、詐欺まがいではあるが、企業が賢くなれば済む話だ。

で、そんな新聞社ながら、もう、カラクリも尽きたようだ(笑)。たかが「広告媒体」が思いあがって世論を操作できると調子に乗った結果がコレだ。大いに笑おう。
http://facta.co.jp/article/200808045.html
<朝毎読「部数激減」の非常事態>

「押し紙」の許容範囲はとっくに超えているのだろう。誤魔化しきれないほど激減していると認識したほうがいい。頭のいい企業はもう、他の広告媒体を使っているし、もっと具体的、且つ、効率的な広告宣伝もある。教えんがな(笑)。

「4」へ

■2008/07/27 (日) ガチコメ的「独自性のある広告宣伝とは?」4

そして、面白いのが「ただ減っているだけではない」ということだ。

<全国紙の優勝劣敗が一段と鮮明になってきた。「毎日」は今年4月の発行部数(日本ABC協会の調査、以下同)が前年同月より10万部減少、「朝日」も6万部の大幅減。「読売」も1万部近く減った。一方、「日経」は2万部増、「産経」も1万部増と逆風下で発行部数を伸ばした。>

メディアリテラシーが向上しているのだ。阿呆なプロパガンダはもう通用していない。阿呆臭くてもう、ネタとしてしか読んでもらえないような新聞社があるではないか。

今まで「エリート気どり(笑)」で庶民を見下してきたツケだ。「日経」はともかく(笑・景気が気になるだけ&阿呆なオーナーが見栄で取るだけ)また、(とりあえず)ちゃんと報道していた新聞社は部数を伸ばしている。もう、国民は「気づいている」わけだ。

例えば、未だにこんなことしてるからだ。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080725/crm0807251354022-n1.htm
<高校野球の試合中グラウンドに乱入 4人逮捕>産経新聞

<岡山県警倉敷署は25日、全国高校野球選手権大会の岡山大会準々決勝戦のグラウンドに乱入し、試合を中断させたとして威力業務妨害などの疑いで、岡山市今保、指定暴力団山口組系組員、鄭成堅容疑者(39)ら4人を逮捕した。>

http://www.asahi.com/kansai/sports/news/OSK200807250040.html
<高校野球試合中の球場に乱入、容疑で4人を逮捕 岡山>朝日新聞

<第90回全国高校野球選手権記念岡山大会の試合中にグラウンド内に立ち入り、試合を妨害したとして、岡山県警は25日、岡山市今保、暴力団幹部松原良蒔(りょうじ)容疑者(39)ら4人を威力業務妨害と建造物侵入の疑いで逮捕した。>

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