忘憂之物

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             渋沢栄一

子育てが一段落した親の気持ちは「期待」「解放」「希望」がトップ3>2012.4.16

2012年04月16日 | 過去記事

子育てが一段落した親の気持ちは「期待」「解放」「希望」がトップ3 - ソニー生命(マイナビニュース) - goo ニュース

<ソニー生命は、新社会人の子どもを持つ親300名に「これからの人生設計」についての意識調査を実施した。子育てが一段落して新たに得られたものや気持ちを聞いたところ「金銭的な余裕」と答えた人は68.0%、「新たな人生に対する期待」は46.7%という結果が出た。

同調査は「これからの人生設計」と題して、2012年3月15日から16日に、今年大学を卒業し新社会人の子を持つ親300人を対象に実施したもの(男性49.3%、女性50.7%)。年齢は40~49歳が20%、50~59歳が75.3%、60~69歳が4.7%と50歳代が多くを占めた。まず「子育てが一段落して、新たに得られたものや気持ちを聞いたところ「金銭的な余裕」が68%、「新たな人生に対する期待」が46.7%という結果に。「今の気持ちに近いものを一言で表すと?」という質問には「期待」が第1位で38.3%。続いて「解放」(24.3%)、「希望」(23.7%)という結果となった。

また「子ども全員が独り立ちした時、あなたにはやってみたいことがありますか」という質問には、57.6%の人が「ある」と回答。「これまで考えてこなかったが、やりたいことを見つけたい」と回答した21.0%も含むと、約8割の人が新しいことに挑戦したいという意欲を持っていることが明らかとなった。さらに「今後の人生に大切なものは?」という質問には、「健康」と回答する人が85%。その後、「生きがい」(55%)、「体力」(49.3%)、「お金」(48%)と続いた>





来月41歳になる。厄年タイム突入であるが、今年の誕生日プレゼントは「3DS(ファイアーエムブレムの新作が出るから。新作は注文済み)」と「サントリー山崎(今年は工場まで行く)」の豪華2本立てだ。いまからもうウキウキである。

しかし、まあ、厄年である。男性の場合は25歳、42歳、61歳が本厄になり、42歳は大厄と言われてなにかと気をつけなさい、とか言われる。42歳は中高年の入り口だ。人生の曲がり角、なにかと大変なときだとされる。男性の場合は社会的な責任も増す。もう若手社員ではないから、それなりに勤めていれば管理責任も問われる。精神的、肉体的にも疲労が溜まる。ここで病気をしたり、心が折れたりする。災厄が降り注ぐ。

周囲を見渡すと、たしかに大変そうだ。私と同じ年のツレなども子供が小学生とかだ。職場にもいる。今年か来年、何人かいる子供らが中学生になるから大変だと言っている。職場でのポジションも中間管理職が多い。上から下から、家から会社から挟まれる、とのことで「サンドウィッチ症候群」とかいうらしい。御苦労さまである。

読者諸賢はご存じの通り、私はあと2年ほどで倅が大学を出る(予定)。娘はもう嫁に行ってしばらく経つ。孫も「そーちゃん」に続き、ふたりめの「ひーちゃん」が1歳になる。つまり、子育てが一段落している。仕事もそう。10年と少し勤めた会社がなくなって、それから店を出して半年で辞め、いまの施設に使ってもらうようになって1年と3ヶ月ほどが過ぎる。とくに管理職でもないし、とくにその予定もないし、やったところで大したこともないし、まあ、申し訳ないが気楽にさせてもらっている。

御蔭様でローンもない。借金もない。わずかだが貯金も出来る。以前と比して遊びも知れている。月に一度か二度、職場の飲み会に参加する程度か。面白くはないが1万円も使わない。休みは部屋にいて本を読む。欲しい本や読まねばならない本は買うが、流行りものの小説などは倅が買うまで待っている(笑)。それにいま、結構な勢いで「積ん読(つんどく)」をやっつけている。冷静に見渡せば相当な量が積まれていた。面白いのも埋もれていた。

あるいは、リビングで酒飲みながら映画を観る。朝からレンタル屋に行って2時間ほど物色すると、それなりに面白いのを探してくる。帰りにはスーパーに立ち寄り、手頃なウィスキーと酒の肴を選んでくる。ついでに夕食の段取りもする。あ、そういえば牛乳がなかったな、とかでお使いもする。料理は楽しくなってきた。最近は河内屋の親父の影響で弁当まで作る。今日は「妻の友人の分」まで作った。ちょっと張り切り過ぎた。

その妻が家にいれば映画館に行く。祇園花月に行く(京橋は無くなった)。買い物に行く。また、最近なら梅を観に行ったり、桜を観に行ったりして写真を撮る。そういえば宇治公園にも行った。近場にあんな良いところがあるとは知らなかった。あと、遊びではないが「虹の会」での集まりも楽しみだ。もうすぐ総会もある。

しかし、だ。

このソニー生命の意識調査のトップ3・・・「期待」「解放」「希望」はどれも私にはあてはまらない。別に今更「期待」もない。人生なるようにしかならないし、それ自体が面白いわけだから、まあ、どーでもいい。「解放」もよくわからない。私は別に抑圧されてもいないし、搾取されている自覚もないし、捕まっているわけでもない。好きでここにいる。「希望」もそうだ。私の明日は常に希望に満ちている。来月は誕生日でウキウキだしな。月曜日には妻と映画に行くし、夏が過ぎるころには旅行も計画中だ。楽しみだ。

ま、私がこのソニー生命の意識調査に応えるなら、だ。それは「準備」となる。何の準備かと言えば、それは「死ぬ準備」だ。もう半分以上過ぎているかもしれない。

ここだけの話だが、私はどうやら、いずれ死ぬらしい。もし、明日死にます、となってみろ、コレは結構、大変だと思うわけだ。先ず、部屋の掃除とかしなくてもいいのだろうか?となる。急に慌てふためく自分がいると気付く。

最後の晩餐もいる。私の職場には「最後の晩餐は絶対にすき焼きとイチゴ」と譲らない50代半ばもいる。美味しいイチゴは季節限定だから、ちょっと心配しているのだが、私の場合は「妻の手料理」ならなんでも結構だ。最後の晩餐、自分で作るのもちょっと、だ。

しかし、やはり、我儘を言わせてもらうと「からあげ」となる。それほど妻の作る「からあげ」は「からあげ業界」を震撼させるほどのアレだ。たぶん「からあげ様(5個入り)」と商品化してコンビニに並べれば年商数十億はかたい。すぐに「からあげ殿」とか「からあげ閣下」などの類似品も出る。既に支那人の工作員がスパイしている可能性も、ない。

ま、ともかく「準備」だ。「心構え」と言っても差し支えない。残りはもう「おまけ」だと判断して暮らしたい。この年から欲出すのも体に悪い。同年代の多くがホットドックかサンドウィッチか知らんが苦労なさっているならば、それらがすっかり終わった身軽(100キロ)な私がすべきことはあるし、また、私はそれが猛烈にしたいと感じるようになってきた。とりあえず、野菜を作ったりとかしたい(笑)。



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