忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

時津風親方も野球賭博、豪栄道・豊響も

2010年06月19日 | 過去記事
時津風親方も野球賭博、豪栄道・豊響も

大相撲の力士ら65人が賭博に関与したことを自己申告した問題で、17日に日本相撲協会から事情聴取を受けた幕内力士の豊ノ島(26)(時津風部屋)の師匠である時津風親方(36)(元幕内時津海)も野球賭博への関与を申し出ていたことが18日、相撲協会関係者への取材でわかった。

 
師弟がそろって野球賭博にかかわっていたことが発覚し、角界は改めて厳しい批判にさらされそうだ。

 
時津風部屋では2007年、けいこ中に序ノ口力士が急死した傷害致死事件で先代親方が解雇処分となった。現在の時津風親方が部屋を継承して再出発したが、双葉山が設立した名門部屋で再び不祥事が発生した。

 
また、野球賭博に関与した29人のうち、これまでに大関琴光喜(佐渡ヶ嶽部屋)のほか、大嶽親方(元関脇貴闘力)らが警視庁から事情を聞かれているが、新たに幕内力士の豪栄道(24)(境川部屋)と豊響(25)(同)が野球賭博にかかわっていたことも判明した。

 
この2人の師匠の境川親方(元小結両国)は18日朝、「捜査の都合上、協会に一任している。それ以上のことは言えない」などと語った。相撲協会は時津風親方や両力士から事情を聞くことにしているが、幕内力士の賭博関与が相次いで表面化しており、名古屋場所(7月11日初日・愛知県体育館)にも大きな影響を与えそうだ。

 
時津風親方は18日、報道陣に対し、「弟子の豊ノ島ともども、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません。今回の件は相撲協会に報告を済ませ、相撲協会にすべて任せてあるので、現時点で質問にお答えできません」とのコメントを出した。

 
◆時津風親方=元幕内時津海(本名・坂本正博)。現役時代は技能賞を4度獲得するなど技巧派として知られ、最高位は前頭3枚目。2007年10月、先代時津風親方(元小結双津竜)が、17歳の序ノ口力士に暴行を加えて急死させた事件で日本相撲協会を解雇されたため、当時は現役力士だった時津海が引退し、年寄「時津風」を襲名。第35代横綱の双葉山が創設した名門を継承した。

(2010年6月18日14時01分 読売新聞)






どの親方か忘れたけど、「大きい金額はかけてない。1000円とか2000円とか、遊びの範囲」とテレビで答えていた。金銭はその金額にかかわらず「一時の娯楽に供するもの」でないことは常識。つまり、単純賭博罪で摘発することが可能。これに反応しないテレビ屋のコメンテーターはやってるんだろう。昔、社長マンらが慰安旅行で社員らと「賭けゴルフ」やったと聞いて、激怒して「直ちに勝った金額を全額返金しろ!」と言う私に「優勝が5000円ですやん♪」が通じない理由のひとつはこれ。もう一つの理由はパチンコ屋だったから。「遊ばせる側」が遊びと博打の差異もわからずにどうするの!ということ。



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