忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2011.11.7

2011年11月07日 | 過去記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111108-00001079-yom-pol
<「名誉毀損だ」山岡消費者相、平沢氏の追及に>

<自民党は8日の衆院予算委員会で、マルチ商法(連鎖販売取引)業者からの献金などが問題となっている山岡消費者相を追及し、山岡氏や元秘書らの証人喚問を要求した。

 自民党の平沢勝栄氏は「山岡氏の事務所関係者から、山岡氏が『事務所経費が厳しいからマルチで稼いでくれ』と言ったと聞いた」と指摘。山岡氏や元秘書らの証人喚問を求めるとともに、山岡氏にマルチ業者との関係を明らかにするよう迫った。

 山岡氏は平沢氏の指摘に対し、「断じてそのようなことを言った覚えはない。名誉毀損(きそん)だ」と激しく反論した。

 自民党は今国会で参院に、山岡氏に対する問責決議案を提出する方針を固めている。決議案に他の野党の賛同も得るため、委員会審議で山岡氏への追及を強めている>


スーパーで働いていた頃、定期的に「害虫駆除」の業者が来た。そのときは「ネズミ駆除」の業者だった。店内やバックヤードに殺鼠剤が散布されるから、残って仕事をするわけにもいかず、店の外でタバコを吸いながら作業が終わるのを待った。

しばらくすると、作業員が2名ほど出てきて、終わりました、と言う。御苦労さまでした、と仕事に戻ろうとしたら、責任者の方を呼んでくれと言う。店舗責任者は私であるから、また、私だけがその場に残り、ネズミ駆除業者のリーダーの人を待った。出てきた男性は眼鏡をかけ、大きな前歯が二本飛び出し、茶色い髪が跳ねていて、口が尖っていた。私の手から火のついたタバコがぽとりと落ちた。我が目を疑った。信じられなかった。

彼は大型連休を挟むから、来月の駆除作業の日程が変わるということを言っていた・・と思う。しかし、私はそれどころではない。私の中で急激に渦巻く疑問、ある種の疑念を抑えるのに必死だった。いくらなんでも初対面、社会人同士ではないか。つまり、私の中に浮かんでいる「とある質問」をするわけにはいかない。私はじっと耐えた。

彼はひと通りの説明を終えた。しかし、私がとても狼狽し、戸惑っていたから、自分の説明に不備があったのか、ちゃんと私に伝わったかどうかを案じていた。もはや、私の中では、先ほど受け取った名刺の名に「ナントカ・ちゅーたろう」と書いていたらどうしよう、しかなかった。既に彼の発する言語の語尾には「ちゅー」がついているほどだ。私は思わず、自分の意志とは裏腹に、それじゃあ、そういうことでお願いします(ちゅー)と立ち去ろうとした彼を呼び止めていた。そして、やってしまった。我慢できなかった。

「・・・・あんたがボスか?」

「はぁ?」

「あんたがボスなんだろう」

「いや、なんの・・・」

「あんたは子分を店に解き放ち、それを駆除するという名目のお仕事なんだな」


「ネズミの呪い」である。似ている、というレベルではない。私は「ハッピーピープル」という漫画を思い出していた。



「40過ぎたら自分の顔に責任を持て」とか言われる。美醜は関係ない。これはどうしても、自分の人生観、価値観、思想などが顔面に現れてくるからだ。それに「嘘」も顔に出る、とか言われる。いま、レンタルビデオ屋に行くと、アメリカドラマで「ライ・トゥ・ミー」という面白いのがあるが、心理学者のカル・ライトマンはドラマの中で、犯人の表情や仕草などから嘘を暴き出す。山岡の<断じてそのようなことを言った覚えはない>をみた彼がなんと言うかはドラマを見ていなくともわかる。

コレは全くの個人的偏見であると断っておくが、反日左翼どもの顔が醜いのはそういうことなのだろうと思う。元々は端正な顔立ちだった者もおろうが、それがいつのまにか、目の動きや口元の動き、これらに合わせる顔面の皮下組織が結合組織性拘縮を引き起こし、一瞬にして理解出来る「へんなかお」となってしまっている。あの石膏で固めたような不自然で不気味な笑顔がそれだ。山岡の場合は、そこにニスでも塗っている感がある。

神は厳しい。哀れな子羊に「隠す」という浅知恵を与えておきながら、それが必ず「バレる」という罰も与えておられる。祈りなさい。

聖書は云う。

「人々を恐れてはならない。覆われているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはないからである」(マタイによる福音書 第10章 26節)

政治家を「顔で選ぶ」といえば叱られるかもしれないが、存外、これはそうでもないかもしれない。

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