忘憂之物

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尖閣購入、石垣市長に聞く 「都に同調」「中国干渉の筋合いない」(産経新聞)>2012.4.22

2012年04月22日 | 過去記事
尖閣購入、石垣市長に聞く 「都に同調」「中国干渉の筋合いない」(産経新聞) - goo ニュース


<東京都の石原慎太郎知事が沖縄・尖閣諸島の購入方針を表明した問題で、行政区域である石垣市の中山義隆市長が20日、産経新聞の取材に応じ、「できるだけ早く公的機関に所有権が移るべきだ」と述べ、東京都の方針に積極的に同調していく考えを明らかにした。

 --石原知事の発言について率直な受け止めを

 「私自身は、個人より、公的な機関が持っている方が、国益に資するので良いと思う。本来なら国だが、都でも良い。石垣市として買いたいという希望はあったが、所有者の方が売却などに応じないという話だったので動けなかった。今回の動きは関係者を通じて事前に把握していたので、私たちは同調していく。石原知事のやることにはすべて賛同している」

 --市議会は国が購入して石垣市に払い下げるよう求める意見書を可決した

 「早い方がいいので、都が買ってくれるなら都でいい。所有者の方との信頼関係が大事だ」

 --早い方がいいと考える理由は

 「中国を含め尖閣諸島の所有権を主張している国がある中で、日本が実効支配している形になっているが、実際には上陸したり、学術調査したりできない。それらができるようになって初めて真の意味での実効支配。漁業を含めた経済活動もしたいので、できるだけ早い方がいい」

 --都が購入すると中国などが反発してかえって緊張が高まるとの声もある

 「わが国の領土の個人所有のものを買うというだけの話であって、購入者が都であろうが、何らほかの国から口出しされる筋合いはないと思っている」

 --最近の尖閣諸島をめぐる他国の動きについて

 「公船で領海侵犯してくるところをみると、尖閣に対する領有権の主張の仕方も過激になってくるのではないかという不安がある」

 --都が購入後の管理方法は

 「市議会の議決が必要だが、私自身は、都と石垣市が共同所有するという形が望ましいと思う。その方が国民の理解も得られやすいのではないか」>






パチンコをしなくなった。もう2年以上、トイレも借りに入っていない。嫌いになったわけでもないし、パチンコ屋は北朝鮮の手先!と思い直したわけでもない。というか、自分がパチンコ屋さんを辞めてから足が向かない。心根が正直な私だから、たぶん、商売でもないのに気にする理由はない、だから貴重な小遣いや時間を使う理由がない、というところが的を得ている。でも、私はいまでも業界の味方ではある。がんばれパチンコ。

だから商売でやっているときはよく行った。ここだけの話、一度に十万円近くも使う日もあった。十万以上儲かる日もあった。無論、言うまでもなく、トータルすれば負けているわけだが、そもそも「勝つ」とか「負ける」というのはナンセンスだとも知っていた。パチンコは通えば負けるシステムになっている。私はそういう商売をしていた。

それでも週の半分くらいは、あちこちの店に行った。例の「爆裂機(スロット)」がなくなってからは、専ら「CR機」を打っていた。限度額は2~3万円というところか。一緒に行くことが多かった「とおみい店長」の出方にもよるが、だいたい2万円をストレート(一度も大当たりしない)でやられると、もう、その日はお仕舞い、としてぶらぶらするようにした。その後は「とおみい店長」とメシ喰って会社に戻った。たまに何度か、私はそのまま飲みに出かけたりもした。いずれにせよ、パチンコはそこでお仕舞い、となる。

財布に10万円あれば4~5回分となる。時間的にもっと、例えば数万円以上を注ぎ込むことは可能だが、それはこの商売を知る者、それ以上からは遊びもヘチマもなくなる、と知っているからだ。頭が「アツく」なれば店の雰囲気を観たり、店員の顔を観たり、客層や稼働、割数や売上を分析したりもできなくなる。つまり、そこにいる意味がなくなる。

それは2~3万円を超えると、いわゆる「コンコルドの誤り」となるからだ。

「パリ・ニューヨークをマッハ2.0で3時間45分」というコンコルド計画が始まったのは1962年。フランスとイギリスが共同開発するそれは、鶴の頭が折れ曲がったような機首に三角翼の未来型スタイルだった。開発は遅れに遅れ、費用は超過し始めるも、なにしろ「はじめてのことじゃから」ということで止まらなかった。他の航空会社が「大量輸送」を目的にした開発を進める中、コンコルドは細長い機体に100名しか載せられない。燃費も悪いから料金も高額になる、とわかりはじめた開発の中途段階、さすがにちょっとマッテみよう、となって収支の試算をやりなおしてみると、いますぐ違約金を払って計画中止したほうが損失は少ないとわかった。このまま進めても誰も得しないと。

しかしながら、日本の無駄な公共事業と同じく、誰も責任を認めないし、最後は「せっかくここまで注ぎ込んだんだから」となって続行。莫大な資金が追加投入されて1969年、ついにコンコルドは完成する。採算ラインが250機のコンコルドは、蓋を開けると開発当事国のフランスとイギリスもいらない、となる。もちろん、世界の誰も買わない。仕方がないからフランスとイギリスで16機を買った。それで終わりだった。そのままお茶を濁して月日は流れ、早くも1976年には製造中止が決まる。壮大な計画失敗だった。

すなわち、何事も「度を超えた執着」を経てしまうと「止めるに止められない」となる。尖閣諸島もそうだ。この記事の中で<早い方がいいと考える理由は?>と記者は問うているが、コレも愚問なわけだ。早い方が何かとよろしいのは、例えば竹島をみればわかる。もう韓国は「引くに引けない」ところにある。いまさら「引く」となれば、韓国が失うのは島や海だけでは済まない。もちろん、他国の島に勝手にカネを使ったわけだから知ったことではないが、事物に執着するモチベーションが高まる理由になることは理解できる。もし、万が一、韓国の政権が「すいません、竹島は日本の領土です。お返しします」といえば、政権が吹っ飛ぶだけでも済まない。大統領が殺されるだけでも済まない。国がひっくり返る。それでも知ったことではないのだが、韓国がナーバスにならねばならぬ理由はある、ということだ。つまり、李承晩が線を引いたときから動かねばならなかった。まあ、もちろん、卑怯千万、李承晩も「日本が動けない」と知っていたからやったのだが。

ところで、石原知事の尖閣諸島の購入方針だが、これに民主党の口だけ番長も<沖縄県の土地を東京都が買うのは筋違いだ>とかやっている。言うまでもなく、沖縄県も都内に土地を所有する。在日朝鮮人から献金をもらいながら外務大臣をしていたほうが「筋は違う」はずだが、まあ、こんな口だけ野郎はともかく、書くだけの朝日新聞はもちろん、日本国内の左巻きくるくるぱー連中も一斉に慌てて批判している。コレは相当、効いている。

昨日、虹の総会が始まる前、虹の会長と「密談」をしていたわけだが、その中でも「アメリカで発言したのはさすが」という話が出た。段取りを踏んで、結果を想定して、結論を出し、発表の場とタイミングを吟味する。これらが見事に揃っている。「政治家の仕事」だ。

支那人民はいま、ここぞとばかり共産党政府に「なにやってるんだ?」と言える。弱腰、腰抜け、役立たず、と中傷できる。さっさと日本相手に戦争を始めろとガス抜きできる。いまならまだ、そのレベルで済む。また、このまま東京都と石垣市が共同で開発を進めれば、支那共産党は黙ってやり過ごすか、本当に軍艦を派遣しなければならなくなる。後者はリスクが高すぎる。なにもできない。つまり、前原と同じだ。口だけとなる。

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