久々に、50年ぶりに学生時代の友から、同窓会への誘いがある。拙い作品ながら、贈る四点の作品。
〔人生一楽〕 〔花舞鳥歌〕 〔心月輪〕 〔菫程な小さき人に生まれたし〕
〔追記〕
NHKとっておき川柳 入選句 (拾う)
落葉焚き/ 焼き芋拾う/ タイミング
久々に、50年ぶりに学生時代の友から、同窓会への誘いがある。拙い作品ながら、贈る四点の作品。
〔人生一楽〕 〔花舞鳥歌〕 〔心月輪〕 〔菫程な小さき人に生まれたし〕
〔追記〕
NHKとっておき川柳 入選句 (拾う)
落葉焚き/ 焼き芋拾う/ タイミング
こゝろなきうたのしらべは
ひとふさのぶだうのごとし
なさけあるてにもつまれて
あたゝかきさけとなるらむ
(島村藤村の若菜集)
以前紹介した作品、若菜集の中の「うてや鼓」
〔 うてや鼓 〕
うてや鼓(つづみ)の春の音
雪にうもるゝ冬の日の
かなしき夢はとざされて
世は春の日とかはりけり
・・・・・・・
小蝶こちょうよ花にたはぶれて
優しき夢をみては舞ひ
酔ゑふ羽袖はそでもひら/\と
はるの姿をまひねかし
緑のはねのうぐひすよ
梅の花笠ぬひそへて
ゆめ静しづかなるはるの日の
しらべを高く歌へかし
鼓の「タン、ポン、タン、ポン・・」を聞き、子供が(つづみ草)「タンポポ」と呼んだのが語源
になったとか。
西行の詠んだ句に 「 津の国の/ 鼓の滝を/ 打ち見れば/ 岸辺に咲ける/ タンポポの花 」が
あると云う。