寝て起きて/ 大欠伸して/ 猫の恋 (一茶句)
以前照会した欅の刻字作品ですが、「萬里春」です。
左の添え字は、書道家榊莫山先生の書「花アルトキハ花ニ酔ヒ」です。
莫山先生は酒を好み、杏もこよなく愛いした方でした。
木肌色の淡い、枋の木に彫った「杏」「花アルトキハ花ニ酔ヒ」の作品です。
以前の莫山先生の書の臨刻、欅の木「杏」も一緒ご覧下さい。
書かれた字には、自由奔放な人柄が伺われます。そして
個性的な書に、遊び心も感じられます。
寝て起きて/ 大欠伸して/ 猫の恋 (一茶句)
以前照会した欅の刻字作品ですが、「萬里春」です。
左の添え字は、書道家榊莫山先生の書「花アルトキハ花ニ酔ヒ」です。
莫山先生は酒を好み、杏もこよなく愛いした方でした。
木肌色の淡い、枋の木に彫った「杏」「花アルトキハ花ニ酔ヒ」の作品です。
以前の莫山先生の書の臨刻、欅の木「杏」も一緒ご覧下さい。
書かれた字には、自由奔放な人柄が伺われます。そして
個性的な書に、遊び心も感じられます。
この「山中問答」は、李白の有名な詩の一つです。ゆったりとした気分を味わって下さい。
・・・徒然の/一人の酒や/夜もすがら
。
余に問う/何の意有て碧山に棲むと、笑って答えず/心自ずから閑なり。
桃花流水/悄然として去る、別天地に有り/人間の非ざるなり。
朝の散歩のとき、路傍には小さい菫がよく見られます。
夏目漱石の俳句です ・・・ 菫程な/ 小さき人に/ 生まれたし
めでたい言葉の一つ「蘭秀芝英」の刻字作品。
家人の育てている、玄関に飾られたシンビジュームに合わせ置いています。
(季節毎の作品をつくり、その時候の趣に合ったものを置くのが楽しみです。)
蘭に見ゆ/ 涙のように/ 光るもの
蘇軾の有名な漢詩 ・・「春夜」
春宵一刻 値千金 / 花有清香 月有陰 / 歌管楼台 聲細々 / 鞦遷(ブランコ)院落 夜沈々
桜の開花が早くも聞かれる季節となりました。
篆書体の細い字で書かれた「歳ヲ惜シミ今ヲ盡ス」、欅の刻字作品です。
合わせて、桜にちなみ「年々歳々花相似たり」を添えたものです。
漢詩『代悲白頭翁』の一部
「年々歳々花相似たり/歳々年々人同じからず」/言を寄せん全盛の紅顔子/応に憐れむべし半死の白頭翁/この翁白頭真に憐れむべ
し/これ昔紅顔の美少年/公子王孫芳樹の下/清歌妙舞落花の前
刻 字 作 品 ・・・ 「 獨 」
少し、春を感じる日が多くなりました。私の拙句を一つ。
何気ない/ 挨拶にあり/ 春温し (毎日新聞投稿)