年も暮を迎え、プログの投稿が一年になりました。
今までの作品で一番気に入った作品、「歓喜」です。
落ち着いた薄緑色の枋の木に、しっかりと力強く太い
字で書かれた作品、亡くなられた杏邨先生の作品の臨
刻です。
では、皆さま良いお年を迎えられますように!・・・ 凛と引く/ この静けさや/ 淑気立つ (毎日新聞投句)
見ゆるたび/ 想いをはせし/ 冬の月 (Y先輩、A氏、F氏の便りより)
年も暮を迎え、プログの投稿が一年になりました。
今までの作品で一番気に入った作品、「歓喜」です。
落ち着いた薄緑色の枋の木に、しっかりと力強く太い
字で書かれた作品、亡くなられた杏邨先生の作品の臨
刻です。
では、皆さま良いお年を迎えられますように!・・・ 凛と引く/ この静けさや/ 淑気立つ (毎日新聞投句)
見ゆるたび/ 想いをはせし/ 冬の月 (Y先輩、A氏、F氏の便りより)
先日、こちらでは初めて霜が降りました。
私の好きな漢詩の一つ、李白の「静夜思」です。
床前月光照らす/疑うらくは
是地上の霜かと/頭を挙げ
て照月を望む/頭を低げて
故郷を思う
北原白秋の詩
落葉焚(た)けば おもしろ
櫟(くぬぎ)の葉は ふすふす
萱(かや)の葉は ちょろちょろ
松の葉は パチパチ
「 雪 月 花 」 ( 篆 書 : 賞 花 釣 魚 )
この季節で賞でるものは「雪」
中 原 中 也 の 詩
私の上に降る雪は/真綿のようでありました(幼年時)
私の上に降る雪は/霙(みぞれ)のようでありました(少年時)
橘直幹 「秋宿驛館」 の句。 岸 柳 (がんりゅう) の 秋 風 (しゅうふう) / 遠 塞 (えんさい) の 情
岸辺の柳に吹く風は、遠い辺境に来てしまった感懐をかきたてる。
瓶の酒 ・・・ 「瓶中酒有/炉炭有 」 (熱燗の美味しい季節です。)
」
猪口に少し/ 暖かき酒/ 壺中天