今年も残すところ一ケ月余り。
好きな漢詩の刻字作品です。
去年より/ 又さびしひぞ/ 秋の暮れ (蕪村句)
漢詩の一部分、「年々歳々花相似たり」を添えました。
漢詩『代悲白頭翁』より
年々歳々花相似たり/ 歳々年々人同じからず/ 言を寄せん
全盛の紅顔子/ 応に憐れむべし半死の白頭翁/ この翁白頭
真に憐れむべし/ これ昔紅顔の美少年 ・・・・
今年も残すところ一ケ月余り。
好きな漢詩の刻字作品です。
去年より/ 又さびしひぞ/ 秋の暮れ (蕪村句)
漢詩の一部分、「年々歳々花相似たり」を添えました。
漢詩『代悲白頭翁』より
年々歳々花相似たり/ 歳々年々人同じからず/ 言を寄せん
全盛の紅顔子/ 応に憐れむべし半死の白頭翁/ この翁白頭
真に憐れむべし/ これ昔紅顔の美少年 ・・・・
山は紅葉の季節、私の一番好きな漢詩の一つです。
杜牧の詩「山行」・・・『車を停(とど)め、坐(そぞろ)に愛す楓林の晩(くれ)
、霜葉は二月の花より紅なり。』
〔 山 行 〕
遠ク寒山ニ上レバ石径(みち)斜ナリ/ 白雲生ズル処人家有リ/ 車ヲ停メテ
坐ニ愛ス楓林ノ晩/ 霜葉ハ二月ノ花ヨリ紅ナリ 〔白髪三千丈〕 李白詩
さぬき市民文化祭の、K先輩の作品「日々是好日」です。
私たちの彫り方は「蒲鉾形」の凸彫りですが、緻密で彫方が
深く、書体も重厚に感じられます。
(お年88歳のベテラン先輩で、頑張って制作に励んでおられます。)
さぬき市文化祭に出展の、 k先輩の作品「海」です。
荒海や/ 佐渡に横たふ/ 天の川 (芭蕉句)
この作品には、上の句を思わせる力強さが感じられます。
さぬき市市民文化祭の出展作品です。
・「温故知新」・・・篆書体
・「一期一會」(川邊尚風書)
・「美の壺」(紫舟書) ・・・ 某高校美術部に寄贈
・「鈴蘭の一輪づつに風わたり」(永六輔句)
・「杏」(榊莫山書)
「 雲 帰 」 「 浮 雲 帰 心 無 」
あらはれて/ 富士の上飛ぶ/ 秋の雲 (長谷川櫂句)
行く我に/ とどまる汝(なれ)に/ 秋二つ (子規句)
山から降りてきた秋茜が、里山には群がって飛ぶ季節になりました。
吉田一穂の句
野の花〃/ 謡う童女(わらべ)は/ 孤り茜