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世界のはずれから勝手に叫んでみる男の日記・var2

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自分なりに各都道府県最凶の事件を考えてみた (2015年6月版・中部+三重)

2007年01月01日 | 忘備録

 中部地方と三重県です 

  •  山梨 甲府夫婦殺害放火事件(21)→一軒の家から火災が発生して連絡の取れなかった夫婦が遺体で発見される。しかしその前にこの夫婦の子供が襲撃をされて、コンビニに駆け込んでいたことから、殺人事件として捜査が始まる。夫婦の死因も放火によるものではなく、傷によるものが判明。犯人は無人の交番にある電話で自首。捕まえてみれば夫婦の長女が通う同級生だった。一見すると男女関係のもつれかと思うのだが、捜査関係者が男女関係まで行っていないと暴露。ストーカーチックな事件だということが発覚。バレ大会(本名バレ+新聞社の記事に写真が存在していた)もあり、内容次第ではある事件の犯人の家庭環境を思い出されてしまうのだが……2022年4月に少年法の扱いが変わって最初の「特定少年」として氏名・顔写真公表の上で刑事起訴される。(注:犯人の名前に関して間違った名前を流した大バカが存在する)2024年1月に死刑判決が地方裁で出るその後控訴取り下げで死刑確定
  • (次点)信金OL殺害事件(93)→ 新人OLが呼び出され、誘拐されて殺害されるという事件。身代金が受け取れなかったことと、その時の山梨県警のミスが最悪の事態を招く。この段階で情報公開を開始。声紋鑑定の末に、犯人の特徴が割れ犯人は自首。架空実績の穴埋めと愛人との交際で抱えていた借金からくる犯行だった。
  •  新潟 少女拉致監禁事件(00)→ 当時小学4年生の少女が拉致され、9年以上にわたって監禁されていた事件。発覚時点の衝撃と、その後の刑法の考えかたを変えた事件として、殺人事件よりも衝撃度数が大きかった。母親にも暴力をふるっており、その母親が各所に相談。檻付き病院への強制入院という決定があり、医療関係者5人が無理やり眠らせた後、近くの毛布にくるまっている少女を発見保護された。結果的に事件の衝撃具合もあり犯人には(精神鑑定の判定付きで)懲役14年の判決が降りたが、事件の余波で警察不祥事が発生。当時の県警トップが辞任するという騒ぎにもなっている。ちなみにマスゴミのヤラカシもかなり大きい事件なのだが、背景にはあるシリーズの映画の存在を指摘する人が。犯人は2017年ごろに、孤独死をしている。
  •  (次点) 元有名子役の殺人(99)→ だれもが知っている役を持つ有名子役が、犯した殺人事件。共犯者と結託して金融業者を殺害し500万円を奪って逃走。経営の失敗からくる運転資金ほしさから の犯行だったが、有名役の他にも元市議会議員の顔も持っていたため衝撃は、他の芸能人が引き起こした事件よりも強烈だった。海外逃走中に逮捕され、国内で裁判を受けて無期懲役が確定。
  •  (次点) 新発田連続婦女暴行殺人事件(13)(*1)→沖縄から引っ越してきた男が起こした強姦殺人事件。犠牲になったと言われる人間は3人。いずれも性的暴行の跡があった。犯人は捕まったのだが、職務質問中に逃げようとしていたこともありその辺りの意地の悪さも垣間見られてしまう。ただし殺人については証拠がないゆえに殺人での起訴は断念する形になっている。年齢からすると凶悪そのものだが、実は少年時代に放火をやったことがあり3年刑務所に入っていることがわかっていることから、典型的な更生不可物件のひとつと言われている。
  •  (次点)新潟市女子性的暴行殺人事件(18)→ある日少女が急に行方不明になる。大規模な捜査網をあざ笑うかのように、この少女が列車にひかれた姿で発見された。最初は事故死だと思われたのだが、首絞められた跡があり殺人事件と断定。数日後に逮捕された男は近くに住む会社員の男だった。犯行をするようなタイプではないと周辺は思っていたが、同じ会社に勤めている人間からは怒られていてもその意味が理解できないぐらいひょうひょうとした態度をとっていたという話も。さらに問題になったのはマスゴミ。犯人のスタイルを決めてつけてアニメ批判を展開したり、被害者家族や周辺への取材自粛要請を無視する報道をしたりとやりたい放題の状態に。事件が起こると数々の問題が浮かび上がるのだが、これはその象徴的事件になりそうな感じが見える。2022年12月に最高裁において無期懲役が確定。
  •  富山 交番襲撃+けん銃発射事件(18)→交番を訪ねてきた男にいきなり警官がめった刺しにされて、その挙句に銃を奪われる。奪った男は学校へ。ちょうど工事をやっていたところの警備員を銃殺し、そのまま学校内部へ。駆け付けた警官がなおも襲い掛かってくる男に銃を発砲して重体の状態で逮捕される。(学校内に児童がいたのだが幸いにして児童に危害が及ぶことはなかった)男は元自衛隊員の21歳。人間性にかなりの問題があるようで事件前にバイト先の上司を殴っていることもわかっている。そんなことをする人間ではないと周辺は言っているが、急な豹変をする何かを確実に持っていると思われる。裁判では死刑求刑されるものの、精神鑑定で自閉症スペクトラムが認められてそれが判決に影響を与えての無期判決。ただ高裁においては地方裁に差し返されている。
  • (次点) 猟銃教室殺人事件(62)→県立高校の定時制の教室に猟銃を持った男が侵入。生徒全員を並べた後一人に向け銃を発砲。このとき一人の生徒に銃弾があたり、生徒は即死。犯人は逃走し、自殺をしようとするが、谷底を見て怖くなってやめてしまって逮捕。犯行理由は犯人と殺されたさえ意図は交際をしていたことがあり、自分の身体的な欠点(やけど由来のハゲ)が原因で別れることになったんだろうという思い込みでの犯行だった。今だったら重罪レベルの話なのだが、懲役7年というかなり軽い系で確定。
  •  石川 コンビニ亭主殺害事件(10)→コンビニに強盗に入った男が抵抗する店長の左腕と左胸をさして逃走。店長は死亡してしまう。用意周到に逃走経路を用意していた上に、女性用のかつらまで用意するなど明らかな計画性があった。映像があるものの謙虚にまで至っておらず懸賞金がかけられることになった事件の一つ。
  •  (次点) 金沢男性殺害事件(08)→当時22歳の男性会社員が何者かに殴られて殺害される。返り血を相当浴びたとされているのだが、発見されるまでに雨が降ってしまい血が流されてしまった。現在も未解決事件であり、そのために報奨金が設定されている。
  •  (次点) スイミングコーチ殺害事件(92)→スイミングコーチが務めているクラブの駐車場で遺体で発見される事件。他の場所で殺されてから、運ばれたことは判明している。下着の一部が切り取られていたことから、いろんな線で捜査をしてきたものの、結果的には犯人にたどり着くことはなく時効が成立してしまった。
  •  福井 女性殺害事件(09)+九頭竜湖女性変死体事件(12)→愛知県のキャバクラに勤める女性が、仕事を終えて自宅に帰った後に出かけてそのまま行方不明になった事件2日後に車が発見されたが工作をされていた。そのまま見つからず半年後に今度は白骨化していた死体となって放置された冷蔵庫の中から発見される。犯人は二人組。しかし事件はこれだけでは終わらなかった。二人にはバラバラ殺人の余罪があったことが発覚。死体も供述通りの場所から見つかり、猟奇的殺人行為が一気に明るみに出てきた。共犯の男には懲役14年の判決が出る。主犯に関しては前者の事件の残忍性もあるので死刑判決のほうがいいとは思うのだが。
  •  長野 あさま山荘事件(72)(*2)→ 連合赤軍の一派が警察の追跡を振り切るために、あさま山荘に立てこもった事件。大量の警官、報道関係者などが展開。犯人側には死者が出なかったが一般人に犠牲者が出てしまった。最終的にが工事現場で使われる鉄球で壁を破壊。突入作戦をするが混乱の中警官2名が殉職という犠牲を払いながら、全員を逮捕。人質 も無事だった。カップヌードルの存在が一気にクローズアップになり、カップラーメンが広まることになった事件でもある。
  •  (次点)松本サリン事件(94)→ 地下鉄サリン事件の発生の前の年にオウムがおこした事件。夏の入り口の夕方から翌日の朝にサリンが撒かれ8人が犠牲になった事件。当初近くの家の一人の男性が疑われ、犯人当然の扱いとしての最大規模の冤罪事件として発展。しかしこの当時からすでにオウムが犯行を行ったという怪文書がすでに流れていた。結果的にこの男性の無実が証明されたの は、地下鉄サリン事件後。オウムにとって不利な裁判の裁判の遅延を狙って、裁判官の官舎を標的にしたテロ事件だった。
  •  (次点)一家三人殺害事件(10)→金銭トラブルから韓国籍の男と長男夫婦を殺して、長野から遠く離れた愛知でうめたという事件。この事件が発覚するきっかけだったのも、ワゴン車の中から死体が見つかったことだった。現金400万円も取られていたことから強盗殺人と判断される。裁判員裁判では死刑判決がくだされたのだが、その裁判員裁判で死刑判決が下った人の中では初の上告をしている。逮捕された5人のうち3人が死刑判決。ただしそのうち一人は重すぎると判断され無期懲役に減刑されている。
  •  (次点) バラバラ殺人事件(89)→測量のために山に踏み入った人が不審な物体を発見。不法投棄かと思ったら、それが人の体の一部だったのと、近くに幼児の遺体があったことからバラバラ殺人事件と発覚。被害者は船橋の人で、すぐに警察が住んでいる場所に向かったらそこには人の姿はなく、ボーリング大の血の跡が残っていた。遺体はすぐにこの家の住人とその子供というのがわかったのだが、夫の姿がない。夫はレンタカーを借りるなどをして遺体を捨てた後に行方をくらませていた。急展開を迎えたのはそこから10日後。熊本の派出所をのぞき込んでいた男に警官が声を掛けたら、犯人と名乗ったために逮捕。原因は男の性格的なものが大きなウエイトを占める。これだけの重大を起こしたにもかかわらず無期懲役ではなく懲役18年というのはおそらく彼が交通事故の被害者であることも考慮されたことか。
  •  (次点) 中野市4人殺害事件(22)警官が複数人射殺された事件としては30年以上ぶりの大事件。女性が襲われているとの通報の後に、警官が駆け付けるといきなり男が警官に向かって銃を発砲。駆け付けた警官と襲われた女性の3人の死亡が確認された。逃げた犯人は自宅に立てこもるが、ここでいろいろな事実が発覚。犯人は市議会議長の息子で、さらに女性一人も銃殺していたことも発覚。特殊部隊まで投入するも、犯人の母親の機転によることもあり被害がこれ以上拡大しない段階で逮捕された。人間性のかなりの問題があるようで、若干妄想的な要素も入って様な人物。些細なことでトラブルを起こしていたという話もあることから、変な問題を抱えていそうな感じが。
  •  岐阜 中津川女子中学生殺害事件(06)→ 高校生が交際していた女子中学生を殺害した事件。交際のもつれからくる犯行だったのだが、火をおいて流れてくる情報に騒然となってくる。この犯人当時15 にしてすでに子持ちで、しかも付き合っていた中学生とは別人との間に生まれた子供だということが発覚。しかも13歳の時の子供。当時合ったまとめサイトの巻頭に合った、この犯人に対する単純だけど全てを語っていた言葉が、犯人をそして事件そのもの性質すべて物語っていた。ちなみにこの周辺では、問題のある学校の存在がありそれが事件の遠因になっているという話が……ちなみに次元現場になっていた元複合施設は、そういう連中のたまり場になっていて事件が起こるまでは放置されていた。事件後所有者が閉鎖→解体になっているのだが、問題が起きてからあ行動を吸うというある種の遅すぎるテンプレの典型に。
  • (次点)中津川一家殺人事件(05)→母との確執を爆発させた男が、母を殺害。殺人者がいると不憫だからと長男一家を心中目的で殺害。婿養子の長男だけが助かり残る5人が死亡してしまった。裁判では遺族感情と弁護方針とが真っ向から対立。普通に考えればどう転ぼうとも死刑判決なのが、無期懲役に。控訴審では被害者となった長男が死刑を求めているのに対し、加害者の弟が減刑を求めるカオスな状況に。結局最高裁までもつれた結果、無期懲役が確定している。
  • (次点)日野射撃場発砲殺害事件(22)→入隊したての自衛隊員が起こしたトンデモ事件。射撃訓練中にいきなり射撃教官と訓練中の二人を銃撃。教官と一人を殺してしまうという惨事に。その場で逮捕されて県警に引き渡された。供述で教官を狙ったという話をしているので、個人的な恨みがあるんだろうと思われるのだが、犯人の周辺から聞こえてくる言葉からすると子育ての間違いと本人の過信という名のうぬぼれの可能性いう線も浮かんでくる。
  •  静岡 浜名湖9人殺害事件(41)→ 短期間の間に強盗殺人・兄殺し・太平洋戦争開戦のどさくさに紛れて9人殺害、非公認を含めると11人という説も。犯人は18歳で、「丹下左膳のように人を 刺したくなった」というのが理由だった。こっちも戦時中のどさくさに紛れて早い段階で死刑判決が降り、更に早い段階で執行された。ちなみにこの事件を解決させた刑事はこの事件では英雄的扱いになるが、後に沢山の冤罪を生み出すカス刑事に変貌する。その象徴がその薫陶を受けた後輩たちがやらかす「袴田事件」。
  •  (次点) 金姥老事件(68)→ いわゆる在日外国人が起こした事件。借金をしていた先の暴力団員を二人殺害、翌日には温泉宿の従業員と客13人人質に立てこもった事件。報道に紛れ込んだ 警察官によって逮捕されるが、韓国は英雄扱いされるというある意味スタンダードなことをやってのける。釈放後韓国にわたった彼に待っていたのは再びの犯罪での刑期だった。英雄視もこれでなくなり、寂しい一生を終えた。
  •  (次点) 女性連続殺人事件(05)(*3)→2005年の年末に女性が行方不明になって翌年に捜索願を出す。そのまま失踪の状態になり、この女性の夫は再婚。しかしまたもこの男の妻は失踪してしまう。更に男は俺俺を詐欺を働き金を盗んだことで逮捕される。その後に後に疾走した女性の遺体が発見されたことで事件化。更に最初の女性も沼津の空き地で放置されていたドラム缶から遺体で発見された。2014年12月に死刑が確定。
  •  (次点) 三島女子短大生焼殺事件(01)→女子短大生に声をかけて無視された男が激情、その場で連れ去り性的暴行をした挙句に灯油を浴びせて火をつけて殺害した。DNA鑑定で殺された短大生がようやく確認が取れて、犯人は逮捕。普通なら複数を殺して初めて死刑判決が下るのだが、仮釈放中の出来事と殺害に至るきっかけとその殺害方法とそこに至るまでの過程が最悪だったことから殺害が一人の段階で死刑判決(ただし一審は無期懲役判決で東京高裁が死刑に格上げ→最高裁で確定)が下ったという稀有な例になった。裁判中において反省のないそぶりを見せていたこともあってあっさりと死刑判決に。死刑執行済み。ただこいつもダメ家庭の犠牲者であることも付け加えておくが、兄弟姉妹に犯罪歴がないということを考えるとそれだけが理由にはならない。あらゆる状況で死刑に相当する部分がないことで人間性のまずさのみで死刑判決確定という異例中の異例の状況での判決。
  •  愛知 アベック殺人事件(88)→ 少年法で守られた犯罪者というカテゴリーがあれば間違い無く3強(残り2つはコンクリと神戸)のうちの一つに入ってくる事件。金ほしさから強盗を思いつき その中の一組のカップルを殺害してしまった事件。事件後死亡者は少年犯は死刑にならないと思い込んでいたそうで、逆にその考えが自分で自分の首を絞めるこ とになり一回死刑判決が出る。(その後無期懲役に)その後の主犯以外の犯人とその一家の態度も大きな問題に(バレの対象もこっちのほうが大きい)。事件が起きたのが今だったら完全バレ大会ところが、四六時中オチ対象状態になるのはほぼ確定的。更に後のあるジャーナリストの取材で犯人は事件そのものに関して記憶が無い(正常化バイアスが働いている)んだとか。それゆえに反省をしないのではなくできないということらしい。しかし被害者一家を崩壊させた罪は限りなく大きい。
  •  中学生5000万円恐喝事件(00)→ 中学生が同級生を脅して5000万円も巻き上げた事件。巻き上げた関係者は15人いるが、このうちこの犯人連中から巻き上げた連中も含まれている。脅し取った5000万円は遊興費やグッズなどに消えていった。恐ろしいのその短絡さ。自体がバレそうになると被害少年を殺そうとする計画まで持ち上がっていたとか。結局病院に運ばれた時にいた一人の男性の説得から事件が大きく動くことになる。ちなみにこの事件で主犯格だった二人は後に事件を起こし、刑務所の中へ。ここでも更生の意味が問われる事態に。
  •  (次点) 運送会社オフィス爆破事件(03)→ 運送会社の賃金未払いに起こった男性が起こした事件。給料を求めて立てこもり、支社長を人質に立てこもった。ガソリンを撒いたことが大事件の火種になる。(気化したガソリンは危険以上の存在になる) 犯人は結果的に自爆(事故とも)を選択。犯人と支社長、説得にあたっていた警官が死亡。平日の白昼(しかもテレビでは生中継の真っ最中)に起こった事件だけに周辺にいた野次馬に大量のガラス片が振りかかるなど、周辺は地獄絵図と化した。しかしこの事件で顕になったのは、運送業界全体がブラック企業の集合体だったということ。それ故に被害者なのに批判が 会社と業界全体に集中することになる。事件後ガソリン規制は入ることになる。(その瞬間の映像は24年現在映像確認が可能)
  •  (次点) 長久手立てこもり&警官射殺事件(07)→ 父親が拳銃を持って暴れているとの通報から事件が始まる。様子を見に来た警官がこの父親に撃たれてしまう(ここには通報者のチョンボも絡んでいる)ことか ら事件は大きくなる。撃たれた警官は動かすことも出来ず、特殊部隊2部隊も投入。撃たれた警官の救出にあたったのだが、この時SATの隊員が撃たれてしまう。警官救出(ただし遅れに遅れたせいで一生ものの怪我に……)には成功するものの、この隊員は死亡してしまう。犯人は投稿され逮捕。警察側は死刑を望んだが、結果的には無期懲役で確定している。不幸な偶然と、幾つかの不手際が大きくしてしまった事件。(爆発の瞬間は今も映像で確認可能)
  •  (次点) 豊川主婦殺害事件(00)→衝動に近い動機から68歳の女性を刺し殺した事件。夫もさして重傷を負わせ、その場から逃走。念入りに逃走用の服まで用意していたのだが、鞄を置き忘れてそこから足がついた。犯行理由が「人を殺してみたかった」という単純かつ恐ろしかったことの周辺が衝撃を受ける事態にまで発見。のちの検査でアスペルガー症候群(が、原因の心神耗弱)と診断されて医療少年院へ。文部省のこの対策に本腰を入れる事になった。ダークヒーロー化したこの犯人を尊敬した少年が、後に西鉄バスジャック事件を引き起こすことになる。この事件をに基にした映画も作られている。
  •  (次点) ドラム缶姉妹焼殺事件(00)→新年度が始まって数日。山中で女二人の焼死体が発見される。殺されたのは姉妹で、姉の夫がやっていた貸金業(兼喫茶店)で多額の借金があったこと。そしてそのために動かした会社(詐欺用の会社)が全く使えないレベルだったことと、謝金の取り立ての問題から殺害を決意。その夫が帰宅した時に襲撃を企てるも、夫は林の中に逃げ込み何とか一命をとりとめる。しかし家の中にいた妻姉妹が6人の犯行グループに連れ去られてしまう。姉妹をドラム缶で焼くという残忍な方法で殺害をするも、この段階で実はすでに計画自体は破綻を迎えていた。夫の車に乗っていた二人が残った夫の通報から警察の緊急配備に引っかかって逮捕されていた。そこから時間をおいてどんどん逮捕者が出てくる。そこから主犯二人の存在もばれ、指名手配が広がって自首。裁判では人に押し付けあうなどの無様な姿が見られたが、高裁の裁判長が指揮系統などを念入りに調べて犯罪者の関係をはっきりさせた結果。主犯二人に死刑。二人に無期懲役。おそらく途中で捕まって凶行に加わることのなかった二人に懲役12年という判決が下った。主犯二人は同時に死刑執行されている。このうちの一人のお世話をしたという人の手記が存在する。
  •  (次点) 碧南市パチンコ店店長夫婦強盗殺人(98)→名古屋高齢女性強盗殺人未遂事件(06)→闇サイト殺人事件(07)→31歳の女性を道に聞くふりをしながら拉致。キャッシュカード等を奪い、事件の発覚を恐れて岐阜の山中に生き埋めにした。途中一人が離脱して警察に自首してきたことから事件が発覚。当時存在していた闇サイトでメンバーが集ってからの犯行に衝撃が走り、闇サイトという言葉大きくクローズアップされていくことになる。残った3人は死刑と無期懲役。死刑判決を受けたものは再審請求をしているが、2015年6月に死刑が執行された。しかし問題なのは無期懲役の判決を受けた2人のうちの一人。別な事件で2人殺していることが発覚して再逮捕されて、地裁で死刑判決がくだされている(*4)。ネットの闇と人間の欲望が絡んだ事件。碧南のパチンコ店の事件においては二人の遺産を使い切って遺族の引き取り先である叔母が逮捕されている。
  •  (次点) 蟹江町親子殺傷事件(09)→親子が変な日本語を使う男に殺された事件。その後に帰ってきたもう一人の息子は命乞いのおかげでなんとか助かったが、酔っ払っていたのとメガネが曇っていたこともあり犯人の顔を見ていなかった。犯人らしき人物を被害者と勘違いして取り逃がしたことも発覚しているのだが、遺留品を多くおいて行ったことと被害者宅での謎の多い行動も目立っていた。事件から3年経過した後に自動者窃盗で逮捕された男のDNAが一致。生活苦からくる犯行で、最初は名古屋での犯行を狙っていたのだが、結局できずに急行電車がたまたま泊まったのがこの街だったことからの犯行だった。助かった人はこの犯人と話し込んでいたために、犯人が殺すには忍びなかったとのこと。
  •  (次点) 女子大生誘拐殺人事件(80)→印象に残った事件のアンケートを取ると名前が入ってくる事件。誘拐事件は時折シャレになっていない展開を迎えるのだが、この事件もそんな状況の一つ。女子大生を誘拐して身代金を要求。ただこの段階で女子大生は殺されていた。動機は自らの行動の積み重ねで出来た2600万円の借金。すし屋の経営だけは返すことができるはずもなく、誘拐を実行。直後に殺した挙句に18回にわたる身代金要求の電話をかけていた。翌年に逮捕されるが。事件そのものは女子大生が地元の名門大学に通っていたことから注目を浴びることになったがゆえに報道が大きくなった。報道が激しくなった状態でも誘拐された女子大生の姿が見つからなかったのも関心ごとを集めたといえる事件で、戦後成人を身代金目的で誘拐した事件において。人質を殺害したという最悪の結果を招いたのはこの事件で4件目という、あまり例が見られなかった事件。あまりの残酷さに死刑判決が下って95年のクリスマス前に執行された。
  •  (次点) 車上荒らしによる3人ひき逃げ事件(10)→来日した外国人が犯罪目的で行動するという意味合いが大きくなってきたときに起きた事件。熱田区内の国道一号線で車上荒らしをしようとして、警察に見つかって逃亡。あまりの問題運転を繰り返した挙句に危険を感じたい警察が追跡を断念したが、犯人たちは周りが見えていなかったのか、逃げまくっていた。その最中に交差点に入り正規のやり方で曲がろうとした車を避けようとして歩道に突っ込んで3人をはねて死なせてしまう。犯人はその場から逃げ出したのだが、別の状況で逮捕された人間が事件を言っていた人を告発。隣の県に住むブラジル人が逮捕された。問題だったのは該当する人数の多さ。事件にかかわっているだけでも3人。さらに逮捕のきっかけになった事件にも二人が変わっているなど、ある意味国際的な顔を見せるときに発生する政府の犯罪予備軍対策が全然できていない結果に。日本人だったら間違いないレベルで無期懲役になるのだが、懲役23年と短い判決が下っている。
  •  三重 四日市スーパー誤認逮捕事件(04)→ 女性ともめていた男性を店側が拘束したところ、この男性が警官たちに抑えられてそこから死亡してしまったという事件で、この男性のほうが被害者側だったことが判明したことから、ジャスコと警察に批判が集中した事件。問題の女の顔写真まで公開されながらいまだに問題の女性が顔写真まで公開されているのに見つからないという事件で、警察の消極的姿勢も手伝って時効まで成立してしまった。ちなみにこの問題の女性がとった手段は泥ママスレでよく報告されるのテンプレの一つの手段。
  • (次点) 熊野猟銃大量射殺事件(80)→一人の男が突如家族に向けて銃を発砲。家族7人を次々と殺害し、隣にいた住民にも銃口を向けて重症を負わせた。警官の説得にも耳をかさない状態でその場で自殺を認め動機は不明。ただ状況から幾つかの節が浮上してきている。
  • (次点) 鈴鹿女子中学生殺人事件(92)→ いたずら目的で女子中学生をさらい、抵抗されるその中学生を轢き殺してしまった事件。念の為にもう一回引いた上で、その死体を川に沈めるという形をとっ た。2年間は発見されなかったが、渇水によって川の水が干上がった所で発見される。犯人はその間はなに食わぬ顔で生活をしていたのだが、後にこれ以外にも5件の事件を引き起こしていたことが発覚するほどの危険人物だった。女子学生に車をぶつけてさらうやり方は、後にも奈良での少女誘拐殺人にも使われた。死刑求刑が出されるも判決は無期懲役。それで確定をしたのだが犯人はその1年半後に自殺をしてしまった。
  • (次点) 女子高生強盗殺人事件(13)→花火大会の後の女子中学生が何者かに拉致をされて、そのあと警察官によって死体で発見された事件。捜査に少し時間がかかったが、犯人は当時18歳の少年だった。死因は窒息死であったが、首を絞められたものではなく口や鼻を抑えても窒息だったこともわかっている。更にしたい発見時においてのツィッターでも他人事と覆えることを述べている。強制わいせつ致死(この判断は軽すぎるとの批判が出ている)で裁判が行われたのだが、ここでも立ちはだかったのは少年法の壁。5年以上9年以下の不定期刑になってしまっている。救いなのはこの後の民事裁判で本人が7800万円払えという判断が下っていることだが……犯人の両親の行動を見ているならばある意味この親にしてこのケースの一つにも。結局謝罪行動を祖父母に押し付けて大阪に逃げたという話。

 近畿(三重以外)に続きます


 (*1)事件発覚は14年ですが、最初の犯行はその前年なので13年とします

 (*2)他の事件(山岳ベース、印旛沼)の判決も含む

 (*3)二回分の殺人事件。もう一回は2010年。

 (*4)別事件で死刑判決を受けた人間は5人殺したという話も


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