問題はここから。写真関係は急ぎでとったものが多いので濃淡が極端+一部切れています。申し訳ありません。もはや携帯の問題でもあるんだけど……ただ計算は何度もしているので、原理と考えが間違っていなければ大丈夫だと思います。間違いがあったらGRSの方の完答に書かれているメールまでお願いします。(ただし反映は恐ろしく遅い)
1
- -8√5-1
- x=-6 y=8
- x=8,-5
- 30分の7
- a=2,3,4
- 3分の16√3
- 250π
2
- 225グラム
- 4x+3y=123 と 3x+2y=86
- x=12 y=25
3
(a) 別枠で解答
(b)-1 5分の4√5
(b)-2 別枠で解答
4
- √41
- 10
- 別枠で解答
- PQ=2√3 EQ=2√6
5
- y=4分の9X+4分の9
- -4分の9<b<2分の9
- 別枠で解答
文章で答えさせる問題
3-a
△ADPと△DCQにおいて
ABCDが正方形であることからAD=CD……(1)
同じく正方形であることから∠ADP=∠DCQ=90度……(2)
RはADの中点であり、PはDCの中点であることからDP=CQ……(3)
(1)(2)(3)より二辺とその間にはまされた角がそれぞれ同じなので△ADP≡△DCQ
よって∠PAD=∠QDC……(4)
∠ADC=∠EDP+∠ADE
(4)より ∠ADC=∠DEP+∠ADE=∠DEP+∠PAD=90度……(5)
△AEDにおいて、三角の内角の和は180であることから、(5)と合わせると
∠AED=180度-(∠EAD+∠PDA)=180度-90度=90度
よって∠AEDは直角である。(証明終わり)
3-(b)-2
FD=2√5
△ABRと△DCQにおいて
AB=CD QC=AR ∠BAR=∠DCD より 二辺とその間の角がそれぞれ等しいので △ABR≡△DCQ よって BR=QD……(1)
(1)とRD=BQより 二辺の対辺がそれぞれ等しいことにより、四角形RBQDは平行四辺形になる。よってRBとDQは平行である……(2)
△AFRと△DEPにおいて (a)より ∠EDP=∠FAR AR=DP
∠AEDが直角であること、さらに同位角が等しいことから、∠AFR=∠AED=∠DEP=90度
直角三角形の斜辺と一つの角がそれぞれ等しいので△AFR≡△DEP よって b-(1)より AF=DE=5分の4√5……(3)
三平方の定理より FR√(ARの2乗-AFの2乗) になるので FR=√(2の二乗-5と4分の5の二乗=5分の2√5……(4)
RFED=△AED-△AFR=(AP-EP)×ED×2分の1-AF×FR×2分の1=(2√5-5分の2√5)×5分の4√5-5分の4√5×5分の2√5×2分の1
=5分の16-5分の4=5分の12……(5)
FBQE=RBQD-RFED より 2×4-5分の12=8-5分の12=5分の28
答え 5分の28
(途中別解)
(3)と(4)より FE=AP-EP-AF=2√5-5分の4√5-5分の2√5=5分の4√5
RFEDは∠AED=∠AFQ=90度の台形であることから (RF+ED)×EF×2分の1 より
(5分の2√5+5分の4√5)×5分の4√5×2分の1=5分の6√5×5分の4√5×2分の1=5分の24×2分の1=5分の12 (以後同じ)
4-3
Aから△PDBに伸ばした直線をhとすると △ABD×AP×3分の1=△PDB×H×3分の1という図式が成り立つ……(1)
△ABDの面積は4×4×2分の1=8 よって △ABD×APからの体積は 8×AP×3分の1=8×6×3分の1=16……(2)
△PDBはPD=PBの二等辺三角形である。PD=√(4の2乗+6の2乗)=√16+36=√52=2√13……(3)
PからDBに向かって垂線を低いとその垂線はDBに対するニ等分線になる。PとDBの交点をRとすると、RB=2分の1×DB=2√2
(3)より PR=√(PDの2乗-PDの2乗=(2√13の2乗-2√2の二乗)=√(52-8)=√44=2√11……(4)
△DBPの面積は (4)より 2√11×4√2×2分の1=4√22……(5)
よって (1)(2)(5)より 4√22×h×3分の1=16
これを解くと h=11分の6√22
答え 11分の6√22
5-3
AからY軸までの距離をTとする。BはY軸に対し線対称の位置にあるのでY軸からBまでの距離もTになる。よってAからBまでの距離は2Tと表すことが出来る。……(1)
ACはグラフのY軸と平行であることから、それぞれの関数の式から Xの2乗+2分の1 × Xの二=2分の3 × Xの2乗と表すことが出来る……(2)
図形が正方形になることから 2T=2分の3 × Xの2乗 となる……(3)
AからY軸までの距離がTであることから X=T と置き換えることができるので 2T=2分の3 × Tの2乗
これを解くと T=3分の4 求めるのは 点Aの座標なので X座標は X<0になるの X=-3分の4……(4)
よって求める点Aの位置は (-3分の4、9分の16)
答え (-3分の4、9分の16)
配点 1 各4 (28) 2 (1) 4 (2) (a) 2 (b) 4 (10)
3 (1) 8 (2) 5 (3) 10 (a)と(b)-2には採点基準あり (23)
4 (1)(2) 各4 (3) 8 (4) 5 (21)
5 (1)(2) 各5 (3) 8 (18) 合計 100
文章で答えさせる問題は示した解答以外でも数学的に話が通っている場合は正解とする。
採点基準(補足) 1(1)は逆に書いても構わない (3) 逆に書いても構わない (5) 完答で◯ (6)(7) 単位を書くとはいっていないので書いてあったら計算があっていても☓
2(2) 数字と係数はまとまっていることが条件なので、式が解答以外でまとまっていないものは、式の部分の正解は認めない。 ただし 3X+2Y-86=0 のような形は正解とする。なお式の順番は問わない。
3(a) 完答で8点。 三角系の合同に関して、二辺とその間の角、若しくは三辺合同である場合は正解とする。(1)(2)(3)(もしくは AP=DQ )から合同を導けていれば3点。そこから ∠QEC=∠PAEが導けていれば2点追加。 そこから ∠ADC=∠ADE+∠QDC=∠ADE+∠EAD が導けていれば 2点。最後の∠AEDが直角であるというのが書かれていれば1点追加。
3(b)-2 問題文にも書いてあるが(a)もしくは(b)-1からの流用でそれが書いてある場合は減点対象にならない。
RBとDQが平行であると証明されている……2点
ED=AF が 導かれている……2点
FRが出ている……2点
RFEDの面積が出ている……2点 (一応解答に示したのは三角形を作って、そこから引く方法だったが、台形として出す方法もある)
最後までちゃんと面積が出ている……完答として10点
ただし読んでいて抜けがあると感じる場合はそこで採点は終了。そこまでで獲得している点しか与えない。
4-(3) 最初の一文 もしくは それに似たような分が書かれていなければ 計算があっていても -3点
△PDBが二等辺三角形であること、さらにそこから伸ばした垂線が二等分線であることを書いていなければ -2点 片方だけ書いてある場合で 二等辺三角形が書かれていなければ得点は認めない。(二等辺三角形だけ書かれている場合は1点)
(1)(2)(3)(4)まで書かれていて各1点。(5)は2点。正解で8点。
4-(4) 片方しか合っていない場合は2点。完答で5点。
5-2 不等号の記号・向きが間違っているときは得点を与えない
5-3 (1)が書かれている……1点 (2)が書かれている……2点 (3)が書かれている……1点 (4)が書かれている……2点 答えが正解で2点 全部で8点。
解説 1-(1) 与式を因数分解すると(a+b)(a-b)-abになる。 a+b=2√5 a-b=-4 ab=1 になるのでこれを因数分解した式に当てはめると、2√5×(-4)-1=-8√5-1
(2)問題を再掲
上の式をa 下の式をbとすると a×3-b×2で5y=40とでる。よってy=8 あとはどっちかに挿入すればxの1次方程式になるのでとくとx=-6が出てくる。
(3) (与式)=(xの2乗-x-30)+(xの2乗-x-12)-(xの2乗+x-2)=0 → Xの2乗-3X-40=0 →(x-8)(x+5)=0 → X=8、-5
(4) 考えられるパターンは5×4×3 で60通り 問題の性質からダブりはないのでa=2の例はない。もちろんa=1の例もない a=3の例は(1,2)(2,1)の二通り、a=4はこれに(3,1)(1,3)の二通りが追加((2,2)はありえない)で4通り。a=5の場合は a=4とa=3のパターンに(4,1)(3,2)(2,3)(1,4)の4通りが加わるので、全部合わせると8通り。a=3、a=4、a=5の組み合わせ数をすべて足すと 2+4+8=14 通り。 あとは14×60分の1=30分の7
(5) n=3を代入した上で式をすべて二乗すると 9<6+2a<16 という図式になる。あとは図式に合うようにaを出していけばいいだけ。不等式の問題だが、この場合はすぐに出てくるので問題にしなくてもいいと思う。a=1だと真ん中の数が8になり 下限の条件に合わない a=5だと 真ん中が16になり 上限の条件が <16 であることから、これもあわない。間の2,3,4は条件に合うので、これが答え。
(6) 一件する相似の図形に見えるのだが、ぜんぜん違う。BD=10、DC=6よりピタゴラスの定数の定理が使えるので、BC=8。さらに△ABCは90度・60度・30度の直角三角形でACは斜辺の部分に当たる。よって AC:BC=2:√3 が成立。 これに BC=8を入れると AC=3分の16√3 が出てくる

(7) 立方体を回転体にするときは、その対策線がそのまま円の半径になる。(写真参照)なので、回転体は 半径5√2 高さ5の円柱になる。後はこれを計算。(5√2)の二乗×5×π=250π

2
(1) 投入するbの量をxとすると 100分の5 × 300 + 100分の12 × X =100分の8 × (300 + X)
これをまとめると 15+25分の3 × X= 24+ 25分の2 X
25分の1 × X = 9
x=225
(2)-(a) (1)と同じように取り敢えず書かれている情報を元にして式を書いてみる。
最初に書かれているものを(A)として後に書かれているものを(B)とすると、
(A)は100分のX × 300 + 100分のY × 200 = 1000分の172 (または100分の17,2) × 500
これをまとめると 3X+2Y=86
(B)は100分の5 × 300 +100分のX × 400 + 100分のY ×300 =1000分の138 × 1000
まとめると 15+4X+3Y=138 から 4X+3Y=123
計算に関しては、(A)×3-(B)×2=
3 地味にこの3つは連携系の問題だったりする。ので、ひとつ間違えると後が大変になるかも。
(a) とった方法は直角であるなら△ADEを基準として考えるなら、∠DAE+EDA=90度であればいいという事を考えて、合同を導き出すやり方でやった。相似のほうが簡単ではないのかと思うのかもしれないが、そう考えてが手やると自分の中では決め手にかける部分があったので、素直に∠DEPと∠EADが同じであるならば、∠DAEと∠EDAを足せば90度になるというのを考えてそういう方法で導いただけ。一応三辺合同でも、直角三角形の二辺合同でに合同の証明はできるが、かなり面倒くさいので一辺とその間の角の合同という手段で合同をとって証明した形。もうちょっとすっきりするんじゃないかなあとは思うんだけど、自分の足りない頭だと今のところこれが限界。一応見た目でははっきりと分かるんだけど、じゃあそれをちゃんとした形で証明してみなさいというのがこの問題のコンセプト。これは(b)-2にも通じている。

上の写真は、証明として使うと気にどれが同じのかを表したもの。同じ記号同士が合っているもの
(b)-1 △ADPとして抜き出してみる。先にAF=EDというのがわかっているのが前提になるけれど、普通に比からでもでる。

(b)-2 ほしい情報は青い点の部分とFRの部分。あとはRBQDが平行四辺形であること。平行四辺形であれば自動的にRBとDQは平行になる。そうすれば△AFR≡△DEPが導けるし、そこからFRも出せる。RFEDの面積は三角形を引くという形で出してもいいし、台形としてみて直接出しても構わない形。同じようややりかやり方でPからCBに平行な線を引いて出すという方法も考えられるんだけどそうなるとかなり面倒くさいことになるので、今回は大きなものから引いていくという形を採用した。

4 (1) AP=3になるようなところで線を引けばわかるが、別な直方形の形の対角線として考えればいいだけ。ここから√(4の2乗+4の2乗+3の2乗)=√(16+16+9)=√41

(2) (1)と同じようにして図を書いてみればいいだけ。DC=4 DPはピタゴラスの定数から5 COPは直角三角形なのでそのまま計算すると4×5×2分の1=10。(1)(2)は都立の単位制と中高一貫の格好独自の入試問題だと割合でる問題。ただ去年から同じグループで問題作ることになっているので、問題としては出しづらいかも。

(3) 問題のような形式の問題であるならば出来る図形は三角錐になる。三角錐になるということは出す方法は自ずと底面×高さ×3分の1になる。問題で問われているのはAから△DPBに伸びる垂線の長さを示している。ちゃんと見ればもう一つのアプローチで体積が出てくるのでそこを計算して出すだけ。こういう問題は計算がややこしくなるので、計算は数多くこなしておいたほうがいいと思う。

(4) △CEPとして考える。 AP=2よりEP=6 (写真では切れている部分) CP=√(4の2乗+4の2乗+2の2乗)=√(16+16+4)=√36=6よって△CEPは EP=CPの二等辺三角形で垂線PQは二等分線と同じということになる。これによりEQ=2分の1×CEになるので CE=√(4の2乗+2の2乗+8の2乗)=√(16+16+64)=√96=4√6 より EQ=2√6 あとはピタゴラスの定理よりPQ=√(PEの2乗-EQの2乗)=√(6の2乗-2√6の2乗)=√(36-24)=√12=2√3

5 (1)(2)の前提 A(-3,9) B (3,9) C (-3、-2分の9) D (3、-2分の9)
(1) BとCを直線の式で表すだけなので、基本的な出し方で出せばいいだけ。(3-(-3))分の(9-(-2分の9))を計算。ここから6分の(2分の27)がでてきてそこから分子の方の分母をとってやるために両方に2をかけてやると、12分の27になって、約分をすると4分の9が出てくる。あとはこれをy=4分の9×x+bという形にして、bを出してやればいい。(3,9)と通るので9=4分の9×3+b→9=4分の27+b→b=4分の9
下の写真は余計な情報を省くために曲線を外したもの。こういうところでも情報の取り捨てというのはかなり重要になってくる。
(別解)先に切片を出してしまうという手段使える。長方形と正方形の対角線が交わるところが中点に当たるので、(9+2分の9)×2分の1=4分の27 Bの座標は(3,9)なので9-4分の27=4分の9 よって求める式の切片は4分の9 式は y=aX+4分の9 になる。これに (x,y)=(3,9)を代入すれば 9=3a+4分の9 → 4分の27=3a → a=4分の9。こういうタイプの問題しか使えないけれどこういう解き方もあるということで。
(2) グラフに表すと範囲が自ずと決まってくる。(-3、0)をSとすると SBとSDの式の切片の間がbの範囲(赤線二つの内側のy軸の部分)ということになる。それぞれの直線の式を出すと、(SB=)y=2分の3X+2分の9 SD=-4分の3X-4分の9 。問題文はB及びDは含まれないので不等号は=を使わない>で表す。

(3) 正方形であるということは、AC=ABということ。なのでABを何かの代数にしておきたいところだが。求めたいのはx座標なので、y軸からの距離としての代数をおいたほうがいい。なのでABとy軸の交点をT、さらにATの距離をtと置き換えるとAB=AT+BT=2tに置き換える事になる。AC(縦軸)の方はそのままyの数字で当てはめる。のでAC=Rのy座標の距離+Lのy座標の距離=xの2乗+2分の1xの2乗=2分の3の二乗。あとはこれを=で結んで方程式として解けばいい。ケアレスミスに注意。
文字数がかなり大きなったのであとがきは省略。まだ写真を何枚か貼っていない段階で16500文字を超えているので……