問題。今回はヘイト的な問題も含まれるので要注意。ただし避けては通れない。避けるならその部門については、0になる可能性も考えなくてはいけないと思う。なので難易度はかなり難し目。だけど覚えておかなくてはいけないものばかり。
次の下の文はある有名な事件からある問題を書いたものである。( )内を埋め、さらに次の問に答えなさい。なお( )の番号のあとにある指示に従いなさい
この事件はあるスポーツ選手が起こしたとされる殺人事件であり、その裁判が毎日のようにアメリカ中の話題をさらった事件でもある。しかしアメリカに横たわる人種差別の意識がこの問題をさらに闇に追い込むことになる。元々アメリカのような多民族国家という国はその文化も融合されているから人種の(1)と呼ばれていたのだが、実際は独自の文化をそれぞれ守っていただけの状態でそれぞれの融合をされていない状況でもあったことから人種の(2)と呼ばれている。そういうう状況で人種差別問題はアメリカの歴史を語る上では外せないものになってしまっているわけである意味この事件もその延長戦の中に入ってくる。裁判では(3)が黒人中心で形成されたことが大きな話題いなったのだが、同時に裁判そのものがショー化したという事実もあり、刑事裁判では無罪になった。しかし遺族が訴えた民事裁判においては逆に白人中心の(3)構成になり、有罪扱いになり多額の賠償金を支払うことになった。そのためオークションに彼自身の栄光を出すことになったのだが、その後に彼自身はそれを取り戻すためにか、強盗事件を引き起こしてしまい刑務所に長期間入れられることになる。
この事件でもそうなのだが、人種的問題が別な問題を生み出してしまいそれが本来の問題とは別な方向にねじ曲がってしまうことが良くある。それが国内で思った以上に対立を招くことがある。白人警官による黒人に対する暴行がきっかけ起きたロス暴動において、日本においての報道はそれが原因だと言われているのだが、(4)系商店の店主が少女を殺害してその罪がかなり軽かったという背景もある。日本では異様に映ったそれらの住民による防衛のシーンだが、それにはちゃんとした理由があったわけで、このことをきっかけにして相対的に(4)の住民と黒人の間は悪いと言われている。そのうえアメリカではヒスパニックの急増による人口構成の変化も見逃してはいけない。移民のイメージで見られるかもしれないが、歴史的に見てもアメリカの領土拡張の時に組み入れられた場所も住民だったのもいるわけで一概に問題視をしてはいけない部分もある。将来的には白人の人口構成比を上回るとされ、その時にもまた人種問題が大きくなるのではと思われる。
それ以上に移民問題も世界的な問題になっている。有名画家の子孫が殺害された事件が発生した(5・国名)のように社会組織の中に移民が大きく入りこんだ結果、元からあった社会が完全に破壊されるという事例が多く発生している。移民を受けていれている国は観葉を示したいようだが、島の移民はそれらの生活様式に溶け込めないことが多く、底からコミュニティーを形成。さらにそれらが住民とのトラブルが起こることになり反移民感情が急速に高まっている。(6・都市名)で起きた遠隔操作による同時爆発テロ、(7・国名)で起きた官庁街と政党のキャンプを襲ったテロなんかはまさにこの状況が背景の一因とされる。もちろんちゃんとした形の移民もたくさんいる。日本はもっと移民を受け入れるべきだと言う象徴をする人が多いが、移民問題に関してだけでいえば終戦直後の日本にやってきた朝鮮出身の人達たちが引き起こした問題が、あきらかに今の移民問題と同じことになっている状態なわけで、そういう状況を考えるとそれなりの厳しさを持って当たるしか無いと思われる。
問1 次の人権活動家とそれに関連することを結びつけたときに、一つだけこの組み合わせから外れるものがあります。その選択肢を答えなさい。
人物 マーチン・ルーサー・キング・ジュニア マルコムX ローザ・パークス
事柄 A ネーション・オブ・イスラム(NOI) B 血の日曜日事件(アメリカで起きたもの) C 「I have a dream」演説 D モンゴメリーバスボイコット事件
問2 次の出来事をしたのような順番に並べ直し時に、この中に当てはまらないものを答えなさい
第2次世界大戦終結→( )→( )→ベトナム戦争開始→( )→オバマが大統領に就任
A 公民権法の制定 B リトルロック高校事件 C ロドニー・キング事件 D ジム・フロウ法の制定
おそらく何度も取り上げることになる話題の1つになるヘイトの問題です。今回はその基礎的な問題としてある有名事件を取り上げてみました。この事件何が衝撃かというと、一時代を作ったスーパースターがここまで見事なほどの転落人生になってしまうのかということと、民事と刑事の裁判が180度違うこと、さらにアメリカの裁判はここまでショー化してしまっているのかというものです。日本で裁判員裁判が導入される前の出来事でおそらく裁判員裁判の欠点を指摘するとすればこのケースは間違いなくその中心に据えられるべきものでした。刑事無罪・民事有罪という判断は結局双方の弁護士の思惑通りになったわけですが、それ以上に人種差別がアメリカには未だに厳しいんだろうなあという印象が残る問題でした。その前に起こったロス暴動でも衝撃的なシーンがありました(マスコミが散々言っていた白人系感複数人による黒人暴行事件は証拠もあったので立件はされたが)し、去年の中頃からは白人系感による黒人の暴行や射殺行為、さらにはそれに対するカウンターとしての警官射殺など、嫌な意味での拡大様相を見せ始めています。オバマの大統領就任でもはっきりいって埋まらなかった人種の溝。ヘイトの問題として最初に考えなくてはいけないのが、こういうところから来ているということになります。
ヒントと言うか解説。取り上げた事件についてはこちらから。有名画家の孫となっているが正確に言えばその画家の弟の孫。 問1 英語の授業でやったという人なら、実質2択。問2のロドニー・キング事件というのはロス暴動が起こったきっかけになった事件。上でも少しだけ触れている。
解答は次回に。