山行年月日:2019年12月1日(日)、静穏、晴天
参加者:G.G.他6名
アクセス:各務ヶ原7:00→(R303)→8:30貝月リゾート駐車場、55 km
沿面距離≒9.5km/所要時間=5:15(昼食、休憩などを含む)
コースタイム:駐車場 8:47→9:34ゲレンデ分岐→11:20 山頂、昼食12:10→12:35小貝月山→
14:02駐車場
GPSトラック図:
貝月リゾート駐車場から貝月山をピストした。登山道は良く整備され、歩きやすく、危険箇所もなく、
殆どが林間コースである。展望は殆ど無い。
(注)スマホのGPSが一時OFFになりこの間トラック図が直線になってしまった。
(1目盛り:250m)
トラックの標高図:
駐車場からゲレンデ分岐までがゲレンデの直登で、本コース最大の斜度であり、喘ぎながら登る。
山行リポート:
■栃の実荘の駐車場は満杯に近い混み様であった。貝月山がこんなに人気の山である筈がないので驚いたが、前夜、恒例のバーベキュー大会があり、宿泊者の車とのことであった。
■ゲレンデを真っ直ぐに登って行く。初冬の山肌を背景にした貝月リゾートが眼下に広がりなかなかののどかな里山風景である。
■ゲレンデ左側に林道が登ってきていて、林道を少し進むと登山口の標識があり、ここからが登山道である。
■登山道には落葉が足首が隠れるほど厚く降り積もっていて、これをカサコソと踏み分けて歩を進めるのが心地よい。
■小貝月山を過ぎると視界が開け貝月山の頂上が望めるようになる。
■小貝月山を下ると江美の池に差し掛かる。細長い水溜りで薄っすらと氷が張っていた。
名前が由緒ありげなのでWebで調べるも不明である。
■山頂は数十人が座れそうの気持ちいい広場になっている。マッタリと昼食を摂り、展望台に上がり四方の山々の展望を楽しみ、記念写真を撮ったりして50分余りを過ごす。
■展望台に上がれば360°の大展望が待っている。晴天ではあるが空気が霞んでいて遠方の山々は見えなかったが、近くの山並みの展望は存分に楽しめた。
但し、標高が1,000m前後の山並みで、一際目立つ山容の山もなく、山名表示版もないので、奥美濃の山々に馴染みの少ないハイカーには伊吹山以外は殆ど同定困難で特別な感慨も無いかも知れない。
以下に小生が今までに登ったことがある懐かしい山々の幾つかをピックアップしてみる。
(北方正面のピラミッダルな山が小津権現山)
(北西方向に雄大な裾野を広げているのは金糞岳)
(西方の双耳峰の左ピークが射能山とも呼ばれるブンゲン)
(南方向には言わずと知れた伊吹山が鎮座、手前の三角は国見岳、丸い山容は虎子山)
(東方のカマボコ状の山塊の真ん中あたりが東海自然歩道が通っている鍋倉山)
■下山時に小貝月山(1,226 m)にも立ち寄ってみた。山頂は狭くブッシュの中で展望はなく訪れるのは無駄であろう。標識も朽ち果てる寸前で判読が難しい。
雑感:
▼この時期、花も皆無で、樹木も若木が多く特筆すべき風物は無いようであるが、我々以外に数組のパーティー(総勢、30人余)が登って来るのに驚いた。アクセスが良く、登山道も良く整備され、登り2時間半、下り2時間と手頃なのが人気の源かも知れない。
▼山頂は大展望であるが名だたる名山が無いので感動的とは言い難い。但し、360°の大展望であり、良く見れば一応は名の知れた山々が並び、同定できるのが楽しかろう。
▼標高が語呂の良い1,234 mの山をWebでチェックすると、先日登った大白木山以外にも山口県の右谷山、群馬県の天狗岩、福島県の御前ヶ岳などがヒットする。同じ標高の山が多数あるのは本当に「自然の摂理」の妙と改めて驚く。
▼山の天気予報では前日と当日の午前中は強風で登山不適日となっていたが、当日は朝から、小春日和で絶好の登山日和であった。風の予報に関しては予報を鵜呑みにしないで「風向と登山道の方位」、「コースが樹林帯か否か」「今後の気象状況の推移」などを勘案して出かけるか、中止するか決断するのが賢明と思う。
(以上)
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