goo blog サービス終了のお知らせ 

G.G.の徒然山遊録

岐阜各務原市周辺の低山の山行記録、折々の雑感、書評などの雑文を記し、山に関する情報を提供します。

養老山の山行記録

2014-04-04 | 山行

養老山(859 m)の山行記録
(注)本記事はほぼ1カ月前の山行時の記録である。

2014年3月10日(月)、
参加者: G.G.、他2名 
アクセス: 各務原 7:30→9:00 駐車場(
コースタイム:
9:10→(養老の滝)→(登山口)→10:25 休憩ベンチ 10:35→11:00 三方山110:05→11:25 小倉山、昼食 11:50→12:10 養老山 12:20→13:10 休憩ベンチ13:20→13:45登山口→(養老神社)→14:30
所要時間:5:20 
歩行距離:約11km
コース:実際に歩いたGPSトラックを下に示す。赤線は登り、青線は下りを示す。

 

山行記事:
■本日の山行目的は雪山(残雪)歩きと、三方山からの大展望であったが、今冬は積雪が少なく、更に晴天ではあったが生憎の春霞で展望も殆ど得られず、平凡な山行になってしまった。
■養老公園の知名度は高く、平日の早朝に関わらず大勢の観光客が訪れていた。養老の滝に至る道沿いにある土産物屋は既にオープンしていて、店のオバサンが気安く声をかけたくれた。養老に来たからには養老の滝に立ち寄らない分けには行かないので、我々も暫し滝を見物する。

■滝上の駐車場を通り過ぎ、林道を右に分けて、河原に降り、堰堤手前で沢を渡ると直ぐに急坂の登山道が始まる。一部路肩の崩落が進んだ危険箇所があり慎重に歩く。登山口から30分位してベンチがある広場に着き一息いれる。
■三方山に立ち寄るも期待した展望はなくがっかりである。ここから小倉山は良く見えるが積雪がなく、これまた、がっかりである。養老山は小倉山の陰で見えない。元気な幼稚園児を連れた父子に出合い、暫し雑談し少し元気を貰う。
■笹原峠を通り、小倉山に向かう。近づくと、斑模様になった残雪があり、少しの間であるが雪上を歩けたのはお慰みである。



ここで昼食にする。平日ながら賑やかである。何時もなら霊仙山や伊吹山が見えずであるがまるで見えない。
■養老山頂は藪の中で展望がないのは良く知られているが、やはり立ち寄り、一等三角点に敬意を払ってご挨拶せねばなるまい。

 

■帰路は往路で休憩したベンチで一服しただけで一気に下山する。予定より早く下山したので復路は谷川の左岸を通り、養老神社に立ち寄る。石段下に湧き出している名水の「菊水霊泉」を味わったのち、石段を上がり神社に参拝する。創立は平安時代に遡る由緒ある神社だそうである。

■養老の滝の歴史は平安時代に遡る名瀑として知名度は高く、多くの文人墨客か訪れている。養老神社には長塚 節の歌碑が建てられていた。

なお、今回、現物を見たわけではないが北原 白秋も訪れていて、それを記念した歌碑もある。

■駐車場近くには孝子伝説の主人公である源丞内(ゲンショウナイ)を祀った養老寺もあったが、伝説のままにしておいた方がロマンティックであるのでパスし、無事、駐車場に戻った。

所感:
■今回の山行目的である雪上歩行と三方山からの大展望はいずれも期待外れであったが、養老の滝に纏わる歴史、訪れた文人墨客などの知見が得られたのは思いがけない喜びであった。