明日はいよいよグランプリ有馬記念。
一年の総決算のレースです。
今年はフルゲート割れな上、今年の競馬を盛り上げたウオッカ、ディープスカイ、オウケンブルースリといった馬たちが相次いで回避を表明したため、例年と比べると若干寂しいメンバーになってしまいました。
しかしながら、それでも前年の有馬記念の1、2着馬をはじめ、これが引退レースとなるメイショウサムソンや、夏は条件馬だったにも関わらずそこからトントン拍子でJCを制した上がり馬スクリーンヒーローなど、今年もグランプリにふさわしいメンバーが顔を揃えたと思います。
昨年の有馬記念は、人気馬総崩れで高配当のレースになりましたが、さて今年は?
それでは、今年最後の競馬予想を。
◎マツリダゴッホ
○スクリーンヒーロー
▲フローテーション
△ドリームジャーニー
◎はマツリダゴッホ。
昨年の有馬記念は伏兵扱いでややもすればフロック視される向きもありましたが、この馬のことを改めて強いな~と思ったのが、今年初戦の日経賞でした。
59kgを背負いながら、トウショウナイトやタスカータソルテといった面々を子ども扱いにするまさに横綱相撲。
このレースを見て、今年の有馬もマツリダゴッホで決まりだなという印象を強く受けました。
その後、秋のオールカマーでも、同じく59kgを背負いながら、エアシェイディやシャドウゲイトといった馬たちをまったく問題にしない完勝。
こと中山を走らせたら、無敵の強さを誇ります。
もちろん今回はそれらのレースとは相手が違いますが、実際、昨年の有馬記念でもダイワスカーレットやメイショウサムソンに勝っているわけで、そういった意味でも強気になれます。
最初から天皇賞(秋)をパスしたローテも好感が持てますし、5歳という年齢もまだまだ衰える年ではありません。
また、マツリダゴッホ自身の過去のレースを振り返っても、16頭以上の多頭数のレースでは【1007】ながら15頭以下のレースでは【8211】というデータがあり、今回が14頭立てというのも追い風です。
昨年同様、直線でダイワスカーレットをとらえるマツリダゴッホの姿が目に浮かびます。
○はスクリーンヒーロー。
3歳時はイマイチ勝ち切れないレースを繰り返していましたが、1年余りの休養後、4歳の秋を迎えていよいよ本格化したように思えます。
前走のJCは、タイム的には平凡だったものの、相手関係を考えれば「強かった」の一言。
決してフロックではないでしょう。
さらにはデビュー以来、2000mを超えるレースでは一度も崩れていませんし、鞍上のデムーロも魅力。
中山競馬場ではマツリダゴッホと初対戦になりますが、そういう意味でもまだ底を見せていない楽しみがあります。
▲はフローテーション。
ここへきてようやく良血開花という感じで、長距離戦では安定感を増してきています。
菊花賞2着→ステイヤーズS2着→有馬記念というローテは、テイエムオペラオーの3歳時と同じローテ。
オペラオーは有馬記念でグラスワンダー、スペシャルウィークとハナ、クビの接戦の末、3着には入っています。
フローテーションにしても、勝つまでのイメージは湧かないのですが、しぶとく馬券圏内には入ってきそうな感じが。
鞍上が今秋絶好調のルメール騎手というのも魅力で、橋口調教師のコンビはハーツクライと同じです。
ちなみに先述のグラスワンダーはスクリーンヒーローの父で、スペシャルウィークはこの馬自身の父というのも、因縁めいたものを感じます。
そして△はドリームジャーニー。
◎○▲の3頭とは開きを感じますが、最大の穴馬という意味では一番魅力を感じます。
正直、2400mの神戸新聞杯を勝っているとはいえ距離が長いかなという印象は拭えませんが、中山はGⅠを勝っている舞台ですし、JCをパスしたローテにも好感が持てます。
あくまでも展開次第ですが、ある程度早いペースでレースが流れれば、直線まで「死んだフリ」をしていたこの馬の大外強襲というのも一考に値すると思われます。
最後にダイワスカーレットですが、今回はあえて無印に。
これまでの走りで性別を超越した強さを持っていることは重々承知していますが、昨年は3歳牝馬ということでマークもそれほど厳しくなかったのも事実。
しかしながら、今回はおそらく1番人気での出走となる上、先行脚質の馬も多くマークが厳しくなることを考えたら、馬券的妙味はあんまりないのかなと。
今日のマルカラスカルやリーチザクラウンを見ても競馬に「絶対」はありません。
ましてや、ディープインパクトをはじめ、多くの名馬がまさかの敗北を喫してきた歴史を持つグランプリの舞台ですから、ダイワスカーレットが連を外すとしたら今回かなと思っています。
いずれにしろ、今年最後のビッグレース。
各馬不利のない好レースを期待したいと思います。
一年の総決算のレースです。
今年はフルゲート割れな上、今年の競馬を盛り上げたウオッカ、ディープスカイ、オウケンブルースリといった馬たちが相次いで回避を表明したため、例年と比べると若干寂しいメンバーになってしまいました。
しかしながら、それでも前年の有馬記念の1、2着馬をはじめ、これが引退レースとなるメイショウサムソンや、夏は条件馬だったにも関わらずそこからトントン拍子でJCを制した上がり馬スクリーンヒーローなど、今年もグランプリにふさわしいメンバーが顔を揃えたと思います。
昨年の有馬記念は、人気馬総崩れで高配当のレースになりましたが、さて今年は?
それでは、今年最後の競馬予想を。
◎マツリダゴッホ
○スクリーンヒーロー
▲フローテーション
△ドリームジャーニー
◎はマツリダゴッホ。
昨年の有馬記念は伏兵扱いでややもすればフロック視される向きもありましたが、この馬のことを改めて強いな~と思ったのが、今年初戦の日経賞でした。
59kgを背負いながら、トウショウナイトやタスカータソルテといった面々を子ども扱いにするまさに横綱相撲。
このレースを見て、今年の有馬もマツリダゴッホで決まりだなという印象を強く受けました。
その後、秋のオールカマーでも、同じく59kgを背負いながら、エアシェイディやシャドウゲイトといった馬たちをまったく問題にしない完勝。
こと中山を走らせたら、無敵の強さを誇ります。
もちろん今回はそれらのレースとは相手が違いますが、実際、昨年の有馬記念でもダイワスカーレットやメイショウサムソンに勝っているわけで、そういった意味でも強気になれます。
最初から天皇賞(秋)をパスしたローテも好感が持てますし、5歳という年齢もまだまだ衰える年ではありません。
また、マツリダゴッホ自身の過去のレースを振り返っても、16頭以上の多頭数のレースでは【1007】ながら15頭以下のレースでは【8211】というデータがあり、今回が14頭立てというのも追い風です。
昨年同様、直線でダイワスカーレットをとらえるマツリダゴッホの姿が目に浮かびます。
○はスクリーンヒーロー。
3歳時はイマイチ勝ち切れないレースを繰り返していましたが、1年余りの休養後、4歳の秋を迎えていよいよ本格化したように思えます。
前走のJCは、タイム的には平凡だったものの、相手関係を考えれば「強かった」の一言。
決してフロックではないでしょう。
さらにはデビュー以来、2000mを超えるレースでは一度も崩れていませんし、鞍上のデムーロも魅力。
中山競馬場ではマツリダゴッホと初対戦になりますが、そういう意味でもまだ底を見せていない楽しみがあります。
▲はフローテーション。
ここへきてようやく良血開花という感じで、長距離戦では安定感を増してきています。
菊花賞2着→ステイヤーズS2着→有馬記念というローテは、テイエムオペラオーの3歳時と同じローテ。
オペラオーは有馬記念でグラスワンダー、スペシャルウィークとハナ、クビの接戦の末、3着には入っています。
フローテーションにしても、勝つまでのイメージは湧かないのですが、しぶとく馬券圏内には入ってきそうな感じが。
鞍上が今秋絶好調のルメール騎手というのも魅力で、橋口調教師のコンビはハーツクライと同じです。
ちなみに先述のグラスワンダーはスクリーンヒーローの父で、スペシャルウィークはこの馬自身の父というのも、因縁めいたものを感じます。
そして△はドリームジャーニー。
◎○▲の3頭とは開きを感じますが、最大の穴馬という意味では一番魅力を感じます。
正直、2400mの神戸新聞杯を勝っているとはいえ距離が長いかなという印象は拭えませんが、中山はGⅠを勝っている舞台ですし、JCをパスしたローテにも好感が持てます。
あくまでも展開次第ですが、ある程度早いペースでレースが流れれば、直線まで「死んだフリ」をしていたこの馬の大外強襲というのも一考に値すると思われます。
最後にダイワスカーレットですが、今回はあえて無印に。
これまでの走りで性別を超越した強さを持っていることは重々承知していますが、昨年は3歳牝馬ということでマークもそれほど厳しくなかったのも事実。
しかしながら、今回はおそらく1番人気での出走となる上、先行脚質の馬も多くマークが厳しくなることを考えたら、馬券的妙味はあんまりないのかなと。
今日のマルカラスカルやリーチザクラウンを見ても競馬に「絶対」はありません。
ましてや、ディープインパクトをはじめ、多くの名馬がまさかの敗北を喫してきた歴史を持つグランプリの舞台ですから、ダイワスカーレットが連を外すとしたら今回かなと思っています。
いずれにしろ、今年最後のビッグレース。
各馬不利のない好レースを期待したいと思います。
今年も一年お世話になりました、今年は特にレジネッタの活躍でほんとに楽しませて頂きましたねmm
◎マツリダゴッホ、「15頭以下のレースでは【8211】」という話を聞けば普通に来ちゃいそうですね、「競馬に絶対はない」ですけど…。楽しみにしております^^
こちらこそ、今年はお世話になりまして、ありがとうございました
レジネッタといえば、ミシエロさんのブログの桜花賞回顧記事の中で「祝電」をいただいた時は、本当に嬉しかったです
桜花賞を勝った後、シーズン後半は尻すぼみになってしまいましたが、放牧で英気を養って、また強いレジネッタが戻ってくることを信じているので、引き続き応援のほど、よろしくお願いします
>「競馬に絶対はない」ですけど…。
そうそう、自分でもマツリダゴッホでかなり堅いよ的な記事を書いてる一方で「競馬に絶対はない」とか書いていて、自己矛盾をすごーく感じていたんですけどね
ダイワスカーレットがきたらゴメンなさいってことで