ついにイギリスのアスコット競馬場で行なわれる「キングジョージ6世&クイーンエリザベスDS」の発走時刻まで24時間を切りました。
凱旋門賞とともに欧州年間二大レースとされるこのレースは、英国女王も毎年臨席する格の高いレースとしても知られています。
そして今年、このレースに日本からハーツクライが出走します
馬番 | ゲート番 | 馬 名 | (英語) | 性 | 齢 | 重量 | 調教師 | 騎 手 |
1 | 5 | チェリーミックス | Cherry Mix | 牡 | 5 | 60.5 | S.B.スルール | K.マカヴォイ |
2 | 1 | エレクトロキューショニスト | Electrocutionist | 牡 | 5 | 60.5 | S.B.スルール | L.デットーリ |
3 | 2 | エンフォーサー | Enforcer | 牡 | 4 | 60.5 | W.R.ムーア | M.ドワイヤー |
4 | 3 | ハーツクライ | Heart's Cry | 牡 | 5 | 60.5 | 橋口 弘次郎 | C.ルメール |
5 | 4 | ハリケーンラン | Hurricane Run | 牡 | 4 | 60.5 | A.ファーブル | C.スミヨン |
6 | 6 | マラーヘル | Maraahel | 牡 | 5 | 60.5 | M.スタウト | R.ヒルズ |
6頭立てと少し寂しい頭数になりましたが、メンバーは豪華。
「3強」と言われる戦前予想ですが、その筆頭にあげられるのがフランスのハリケーンランです。
9戦して7勝2着2回というほぼパーフェクトな戦績な上、この7勝の中には昨年の凱旋門賞や愛ダービーの勝利も含まれています。
そしてハリケーンランに次いで人気なのが、ドバイのゴドルフィン殿下が所有するエレクトロキューショニスト。
この馬も11戦8勝2着2回3着1回という安定した戦績で、芝のGⅠレースを2勝している上に今年のドバイ・ワールドCを制したことで、芝ダート兼用の強さを見せています。
また、昨年8月のインターナショナルSで日本のゼンノロブロイをクビ差抑えて優勝したのも記憶に新しいところ。
そして「3強」の一角を形成するのが、日本のエース・ハーツクライ。
ダービー2着、宝塚記念2着、ジャパンカップ2着など、惜しいレースをたびたび繰り返していましたが、昨年暮れの有馬記念では無敗の三冠馬ディープインパクトに初めて土をつけ、悲願のGⅠ制覇
そして、今年3月にドバイで行なわれたドバイ・シーマクラシック(国際G1)では2着馬に4馬身1/4の差をつける圧勝
昨年の秋あたりから完全に本格化した感がある上、目下の充実ぶりもうかがえ、今回も勝てるチャンスは十分にあると思われます。
どうしても国内ではディープインパクトが大きく報道され、インパクトに比べると地味な印象は拭えませんが、実力は互角かそれ以上のものがあるのは間違いないので、華やかな国際舞台で国内外のホースマンや競馬ファンをアッと言わせるような走りを見せてもらいたいものです
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