
明けまして,おめでとうございます。
本年も駄文を書き続けることになると思いますが,どうぞ宜しくお願いします。
昨晩四合瓶を一本空けたせいか,新年を迎えると同時に起きていられず,お昼過ぎに蒲団に入り,今朝も遅く起きるという寝正月により新年のスタートとなりました。
喉が痛く,ここ数日の風邪が抜けきらなかったので風邪薬を飲んだところ,今度はやけに眠い一日となっています。
そんな中を初詣に行って参りました。
私もまさにその通りなのですが,日本人というのは無信仰・無宗教のくせに,こういう時だけは,寺社に詣でるのだから不思議です。
ついでに耶蘇教徒でもないのにやたらクリスマスを有り難がるし・・・。
ここ何年かは相方の実家近くの諏訪神社に行っていたのですが,今年は全く別の方角の熊野神社です。
例年1月14日の『どんと祭』に行っていたところです。
しかし,伊勢の度会神道に習合されたとはいえ,神道もいろいろな流れがあり全国系列の神社だと我が町にあるだけでも上記諏訪神社(長野・建御名方神),熊野神社(和歌山・熊野神)の他だと,東照宮(栃木・東照大権現=徳川家康),天満宮(京都,福岡・菅原道真),賀茂神社(京都・賀茂別雷神),鹿島神社(茨城・武甕槌命),春日神社(奈良・武甕槌命・経津主命),多賀神社(滋賀・伊邪那岐命・伊邪那美命),御嶽神社(長野?・造化三神),八幡神社(大分・八幡神-応神天皇)・・・といった具合であり(本社所在都道府県・祭神),隣の隣町には奥州一宮である塩竃神社(宮城・塩土老翁神)があります。
ですから,仏教の宗派・檀家同様に本来は一社に行くべきなのかもしれませんが,そのあたりは現代人が都合良く解釈している,ということでしょうか。
私が行った熊野神社は田圃の真ん中にあり,参拝客もまばらで静かに参拝することができました。
因みに参拝したい神社アンケートがオリコンにありましたが(こちら参照),これはどう考えても絶対人口の関係で首都圏の明治神宮がダントツかと思いきや,一位が『近くの神社』とは皆考えることは同じ,ということでしょうか・・・。
それにしても,熊野信仰を初めとする多くの信仰がこうして地方まで伝幡して,民間に根強く残ったことは歴史の流れの悠久さを感じざるを得ません・・・。
私は元旦に、親鸞聖人の真宗大谷派のお寺の修正会に参加しました。
立派な住職の話「いくらネオン街のお姉さんと3時まで遊んできても、朝の7時には何事も無かったかのように、必ず朝のお勤めをしております。お壇家さんのお布施が重くて肩が脱臼しました。」などの心温まる話もありましたが、副住職「草の乱」に俳優として出演されていた息子さんも立派にご挨拶しておりました。よそのお寺に行ったことは、開拓者のような気持ちですが、人とのつながりを大切にして生きたいと思っております。
ネオン街のおねいさんと午前3時ので遊んだら,私は朝7時に吐くでしょう・・・。
人間が出来ているか否かはこういうところで決まるということでしょうね。
「花の乱」か「草燃える」でしょうね・・・。
あ,植○氏とN響ウィンドのDVD出来ましたので,時間を見ていらして下さると助かります・・・。