koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

「江~姫たちの戦国」-第20回「茶々の恋」

2011年05月29日 19時29分44秒 | TV&エンターティメント

題名を見ても,今更不吉な予感はしないのですが・・・。
お初の惚気手紙から開始。
茶々に打擲された秀吉のシーンのリフレイン・・・。
宗易や松の丸殿(諱で呼ぶのは論外)に簡単に会いに行ける環境。
そういえば,いつも秀吉とも会っていたような・・・。
江は万能という話ですから当然です。
今更驚いたり突っ込んだりしません・・・。
北野の大茶会の折,肥後で一揆が起こったことも触れられており,史実への配慮も滞りなく・・・(佐々成政が失脚したあれですな・・・)


で,お茶々が秀吉に対して・・・(絶句)というのは,幾ら何でも無理じゃないかい・・・と思うのは私だけでしょうか・・・。
殺伐とした戦国ドラマの中で,強く生きた女性を描く内容だということで,ここのところ毎回毎回取って付けたような疑似(似非)恋愛ドラマを見せられて,さすがに食傷気味です・・・。
これを見て,果たして感動・感心する方っていらっしゃるのでしょうか・・・。
私が何も感じないのが異常なんでしょうかね・・・。
秀吉と茶々のこの時期の関係は,恋愛たり得ないでしょう・・・。
欲望と打算と妥協の所産なのですから・・・。
勿論,だからといってこの2人の関係が無味乾燥なものとは言えないでしょう。
仮に(多分そうでしょうけど)当初は秀吉が強引に茶々をものにしたとしても,その後濃やかな関係になったことは否定できないと思います・・・。
秀吉はあれほどの好き者でありながら,彼のことを悪く言う女性は無かったと言われます。ですから,仮に打算と妥協で茶々が秀吉のもとへ行ったとしても,それを非難することは私にはできません。
でも,どうせならこんなことに何週間も費やすなら,もっと盛り上げようが有ったでしょうに・・・。
万里小路(一発変換しなかった・・・)との縁談を秀吉が考えていたのか否か,寡聞にして存じませんが,脚本家女史の創作でしたら,ちょっとひと言・・・。
万里小路家は公家の名家なので,
「女を政(まつりごとの)の道具にではない」
とのことでしたが,これって立派な政略結婚ではないかい・・・。
秀吉の禁中公家対策でしょうよ・・・。
織田と浅井の血を引く姫に相応しい家柄だからこそ政争の具でしょう。
因みに織田は平氏,浅井は宇多源氏佐々木氏族・・・と考えると,相応しいというのは全く当てはまらず,摂関家の流れの公家とは家柄的につり合わんでしょう・・・。


万里小路とはどうも現在の京都市下京区万里小路町に辛うじて名を伝えるようで,現在の柳馬場通がそれに当たるようです。
五条通から北上して
「まるたけえびすにおしおいけ。あねさんろっかくたこにしき。」
を経て,歌の最初にある丸太町通で御所に突き当たる(角に京都地裁)という,先日上洛の際に私も歩いた界隈となります・・・。
公家としては,後醍醐天皇に仕えた万里小路宣房・藤房父子しか出てこないのが悲しいところです・・・。


・・・ということで,今宵もブログ根多に困ることなく,40字×40行のワープロ1ページ分を軽く超える文章を書かせていただきました・・・。
皮肉や嫌み抜きで有り難いです・・・。
あ,そうそう,先週出てきた側室のおねいさん,今日も出てこないかと楽しみにしていたのですが,ほんの一瞬だけご登場でした・・・。
もう出ないんだろーな・・・(脱力)。


では今から,せっかく地図を開いたので,柳馬場通こと万里小路をストリートビューで疑似旅行してきたいと思います・・・。
(・・・ん・・・中京税務署の中の字が取れたままだ・・・)
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