銀の矢2台が,予選の最終ラウンドでニック・ハイドフェルド(独:BMWザウバー)の進路を妨害した,ということで,2台とも予選グリッドを5つ降格。
よってTOYOTAのエース,ヤルノ・トゥルーリ(伊)が2つグリッドを上げてセカンド・ローに。
ついついスタートを期待してしまいましたが,後方からダッシュを決めたハイドフェルドとヒットしてしまい順位を下げ,もう1台のティモ・グロック(独)はニコ・ロズベルグ(独:ウィリアムズTOYOTA)と絡んで1周でリタイヤ。
たっくんには全く期待できないし,中嶋Jrは序盤の追い上げで見せてくれたものの,パンクと単独スピンで順位を落とし,全く国際映像に映らなくなつてしまいました・・・。
終盤10周,数秒あったトゥルーリとハミルトンの差が,あっという間に縮み,完全にスリップに貼り付かれたとき,完全にやられたと思いましたが,よく凌ぎましたね。
ま,確かに解説の右京さんが言っていたように,コバライネンを追い詰めていたときに,ピットインを遅らせるとか,何らかの方策を採っていればポディウムが見えたかもしれません。
3セット目のハードタイヤのマッチングとバランスが悪すぎたので,抜いたとしてもソフトタイヤ装着の銀の矢にはやられた可能性大ですが・・・。
いずれにしても,久々のトゥルーリによる上位入賞とハミルトンが5位に終わったこと,そしてHONDAが入賞しなかったことで,少し溜飲が下がる思いでした。
ハミルトンの一人勝ちと踏んだ私の悪い予想が外れて何よりでしたが,やはりTOYOTA次第で私の印象が変わるということで・・・。
次は二週間後のバーレーンGPです。
ここも3年前の例から,今回のセパン同様TOYOTAと相性の良いサーキットですので,楽しみに待ちたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます