個人的なことを言います・・・ていうか,ここは独断・独善・偏見以外の何者でもない場と自覚しているので,勝手に吹かせていただきます。
以前からラテンは嫌い,と勝手に吹いておりまして,あごシュー全盛期の赤馬は応援しませんでしたし,新大陸勢(特にブラジリアン)もセナを好きではなかったせいか,全くのアンチでした。
じゃ,どこを応援するのか,と言われれば,ゲルマン系,アングロサクソン系を・・・,と答えざるを得なかったわけですが,02年以来は当然TOYOTAです。
でもって,英国系は今は亡きロータスとかウィリアムズを贔屓にしていたわけですが,何故かマクラーレンだけは英国系でありながら好きになれずにいました。
否,エマーソン・フィッティパルディ(伯:新大陸やん)や故ジェームス・ハント(英)が駆ったマルボロカラーのM23とかM26は敢えて模型も作ったほどだったのですが,おそらく88~92年のHONDA及びセナのイメージが大きかったし,ロン・デニスという人間をどうも好きになれなかったことも大きく作用していると思います。
ですから,去年以来ルイス・ハミルトン(英)を絶対勝たせたくないと思うようになりました。ミカ・ハッキネン(扮)や同郷の後輩たるキミ・ライコネンに関しては勝っても別に腹が立たなかったのですが,どうもハミルトンだけは駄目でして(別にアロンソを応援しているわけではないのですが),昨シーズンは99%彼がチャンプを獲ると確信していただけに,最終戦は溜飲を下げた思いでした。
で,今回ですが,ハミルトンがスタートで失敗し(ありゃ,どう見てもストール寸前でしたな),さらには因縁のアロンソに追突してフロントウィングを失った段階で,勝負あったということでしょう。
後は誰が勝とうがどうでも良かったのですが,2戦続けてミスから自滅したフェリペ・マッサ(伯)が勝つとチャンピオンシップが面白くなるので,結果的には良かったです。
銀の矢マクラーレンは今回全く精彩を欠き,完全にBMWの後塵を拝しましたね。
ロバート・クビカ(ポーランド)の速さには以前から着目していましたし,ニック・ハイドフェルドの速さについても,プロスト・プジョーの時代から同様でしたが,現時点のドライバーズランキングで,ハイドフェルドが2位とは恐れ入りました。
しぶとくポディウム圏内前後で入賞するので,累積ポイントが多いのでしょうか。
いずれにしても,ウィリアムズと組んでいた頃からBMWの速さは驚異的でしたが,ザウバーを買い取ってからはさらに戦闘力を増したようです。
たっくんも中嶋Jrもなかなか浮上できませんが,やはり日本勢ではトゥルーリ(伊:TOYOYA)でしょう。
一発の速さは健在ですし,TOYOTAのエースとして頼りになる存在です。
6位入賞は立派ですし,同僚のティモ・グロックもポイント寸前の9位。
少しずつ戦闘力を上げていってもらいたいものです。
一方HONDAは,バトンがクルサードと絡んで万事休す。
これもたっくんの怨念でしょうか・・・。
3戦を終えた時点で,ウィナーが3人。
三つ巴・四つ巴の混戦をぜひ見たいものです。
次戦は二週間後のカタルーニャサーキットでのスペインGP。
アロンソの逆襲は苦しいにしても,上位陣を引っかき回すようなレースをしてくれると面白くなると思います。
いずれにしても,極東~中東を経ていよいよ欧州ラウンド前半です。
F1にはやはり欧州が似合いますので,スペイン~サンマリノ~モナコと盛り上がって欲しいものです・・・。
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