koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

夏と言えば・・・

2009年08月17日 23時54分39秒 | 日々のこと,その他・画像等・・・

怪談である・・・(本当か)。
「あなたの知らない世界」なんてのを昼にやっていた時期もあったし,息子は友だちと「世にも奇妙な物語」を見て怖がっていた。
私は,現代の怪談とでもいうべき都市伝説に関する本を読んでいたら,怖くなってしまった・・・(泣)。
子どもの頃は,ご多分に漏れずトイレに行くのが怖かったクチなので,やはり怖い話のたぐいは苦手なようだ・・・。


歴史には,怪異歎とでも言うのだろうか,怖い話が結構多い。
早良親王とか菅原道真,平将門は有名だし,源頼朝が落馬して命を失ったのは,海上に義経主従と平氏一門の幻を見たから,という説もあるくらいだ。
また,湊川の戦いで凄絶な討死をした楠木正成が,北朝方の大森彦七なる武士のもとに怨霊として現れる話は「太平記」に載っていたと思う。
江戸時代に書かれた上田秋成の「雨月物語」なんてのは,紛れもない怪談だと思う。
尼子氏が山陰を統治した時代を舞台にした「菊花の契り」,讃岐へ配流された崇徳上皇の話である「白峰」とかが有名だが(琵琶湖で溺れて鯉になる「夢応の鯉魚」は怪談と言えるかどうか・・・),前述の人物の怪異歎同様,怖いというよりも歴史の哀しさと人間の情を感じる。
近代で有名なのは,何と言っても小泉八雲の「怪談」だろう。
ただ「耳なし芳一」は,怖いというよりもやはり平氏の哀史を感じてしまう。
そう言えば,10数年前に確かCX系で夏に「耳なし芳一」をやっていたが,やってきたのは平氏の武者の亡霊ではなく姫君で,えらくえっちな内容だったと思う・・・。


多分,都市伝説をはじめとして,ネット上には「怖い話」が溢れていると思う。
小心者の私としては,恐いもの見たさでそれらを見てしまいそうだ。
後悔しそうなのでやめよう,否やっぱり見たい・・・と,葛藤中である・・・(萎・・・)。


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