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koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

日航・デルタ提携

2009年09月12日 23時12分52秒 | 時事問題,ニュース

しかし,驚いた。
迂闊極まりないことに,今朝寝惚け眼で朝刊を見るまで気付かなかったのだから,情けない。
とにかく,日航がデルタと提携と聞き,魂消た。
つい最近国際線の減便を発表したばかりだし,海外拠点の業務縮小も取り沙汰されていた矢先の爆弾発表だ。


各国には,その国を代表する航空会社が存在していた。
アメリカはパンナム(パンアメリカンの略称だが,一発変換せず),フランスはエール・フランス,イギリスはBA(ブリティッシュ・エアウェイズ),イタリアはアルタリア(これも一発変換せず),独はルフトハンザ,旧ソ連はアエロフロート,そして我が国は日航(JALと言わないと若い世代には通じないとか)といった具合である。
近年の不況野波を真っ向から受けて,航空会社も再編を迫られているということだろうが,パンナムは20世紀に消滅し,やはり米国大手のウェスタンやノースウェストを吸収してきたのがデルタ航空である。


確かに近年の日航は,往年のナショナルエアとしての輝きを失いつつあるように思われた。
JAS(ジャパンエアシステムの略。私なんか東亜国内航空と言った方が通じる。私を含むかつての若者はTDAと言っていた)を子会社(JACとか)ごと吸収したのはともかく,人気の面では全日空(ANAと言わないと通じないか)に押されていたようだし(ブルーのラインがお洒落だそうで,企業イメージは圧倒的に上だったと思う),B747の退役等,文字通り景気の悪い話ばかりだったと思う。
ナショナルエアに外資が入ることに抵抗を感じるのは単なる感情論でしかないのだが,これも時代の流れというものだろうか・・・。
そう言えば,アメリカの航空会社が自国のボーイングやマクダネルダグラスを使わずに,エアバスを使用しているという事実も,まさに時流なのだろう・・・。


かくいう私も日航に乗ったのは数えるくらいしかない。
93年夏の札幌-仙台便(B767),96年夏の成田-ロンドン便(B747-400,300),その帰途のロンドン-関空便(B747-300)・関空-羽田便(B747-300?)と4便のみである。
それもすべて鶴丸のマーキングであり,2003年以降の新塗装の機体には画像でしかお目にかかっていない・・・。
福岡や札幌に行くとしたら必然的に飛行機利用になるのだろうが,以前も述べたように私は飛行機が怖いので,関西圏まではJR利用に決めている。
久方ぶりに沖縄を訪れてもみたいものだが・・・。


鯨を食すべし

2009年09月09日 20時38分14秒 | 時事問題,ニュース

毎度のことながら納得できないので,毒吐きます・・・。

 

捕鯨の街和歌山県の太地で,今日イルカ漁が行われた。
ニュースによるとバンドウイルカ100頭とマゴンドウクジラ50頭を,太地湾内に追い込んで捕獲。
鯨は一頭30万で売却され,イルカは数匹が水族館へ送られて,あとはリリースされたという。
これに対して,例によって太地町の姉妹都市であるオーストラリアのブルーム町では非難が相次ぎ,市議会は姉妹都市の提携を破棄する決定をしたという(正式な通達は現時点で無いらしい)。


欧米豪の捕鯨反対については度々述べてきたが,はっきり言ってナンセンスであることを通り越して,人の国の文化や習慣に口出すな,という私の持論は変わらない。
だいたい牛を食っている奴等に鯨を食うなと言われる筋合いなど無い。
おまけに,今回のイルカ猟だってイルカをリリースしているのだ。
随分前,某国の女性歌手が我が国の捕鯨と水産資源を食い荒らすイルカ除去を非難して,
「あんな利口でかわいい生き物を殺すなんて野蛮で許せない。日本には二度と行かない」
と言って大顰蹙を買ったことがあったが,そんな訳の分からん理屈で野蛮人である私が納得できる訳がない。
「じゃあ来るな」
と言ってお終いである。
今回の件だって,
「あ,そうか。相手の国の食文化を理解しないどころか文句まで付けてくる奴等との提携なんてこちらから願い下げでい」
と,一蹴してやれば良いのだ。


ただ,鯨を食わなくても生きていけるから,諸外国との関係融和のために捕鯨を禁止すべき,といった考えを持っている日本人て以外に多いのではないだろうか。
鯨が食卓に載らなくなって随分なるが,動物性蛋白を四つ足動物に求めてこなかった日本人にとって,鯨は大切な蛋白源であったと同時に,貴重な資源でもあった。
ペリーの太平洋艦隊が鯨を追って琉球から浦賀に至ったのは有名だが,西洋人は鯨に求めたのは油だけであり,我が国では骨も肉も使える部分はすべて利用してきた。
さらに,牛や馬といった家畜は,古来農家では農耕用であり,家族のように同じ棟で暮らしてきた。
だから,それらを食す習慣は東北や九州のごく一部ではあったが(すき焼きや馬刺し),四つ足動物を食すようになったのは江戸末期以降であり(一橋慶喜が豚を食したらしい),せいぜい150年の歴史しかないのである。
さらに重要なのは,鯨が貴重な水産資源(つまり魚)を食い荒らす存在ということである。つまり生態系の輪廻を脅かす存在であるということだ。
魚なんか食わなくても肉食えば・・・という問題ではないのである。
日本人の腸は,菜食と魚に合うように細く長いのであるから・・・。


・・・ということで,毒を吐いた。
近いうちに,絶対鯨刺のサクを買って食してやらねば,この憤懣は収まりそうにない・・・。


衆院選雑感

2009年09月01日 20時37分35秒 | 時事問題,ニュース

予想通りにして期待はずれだったし,あちこちで散々述べられていることだから,今更・・・の感があるが,まあ書いてみようか・・・。


多分,一昨日は歴史的瞬間に立ち会ったんだと思う。
大河ドラマが終わり,開票速報を見つつそんなことを思った。
勿論実感は無い。
政権が代わったからといって,翌日からがらりと生活が変わる訳ではないし,何よりも民主党だってもとはといえば自民党なのだから,保革逆転ではないし,今までも民主党が野党とは思われなかったことも大きいと思う。


投票率は67%程度だったようだ。
4年前,自民党が郵政民営化を目玉とした選挙とほぼ同程度の投票率だ。
10人中3人強が投票しなかったことになる。
不在者投票(今は期日前投票というのか)が篦棒に多かったのは何を物語っているのだろう・・・。


今回の民主圧勝の陰にあるのは何だろう。
それは新政権や組閣に対する期待というよりも,自民党政権に対する国民の審判だったような気がする(それにしちゃ随分と遅きに失しているが)。
そりゃそうだろう。
小泉政権の後3人の首相が立ったが,最初の二人は就任後1年を経ずして自ら政権を放り投げた。
特に1人目は教育改革を主たる政策としながら,突如としてインド洋上での給油に政治生命を賭けるとか訳分からんことを言った途端に政権を投げ出した。
こんな政党に国民が納得する筈がない。
だから,民主党に今回は入れて様子を見よう,といった状況なのだろう。
民主党としては,政権を取った美酒にいつまでも酔っている訳にはいかないのである。
例えば,10数年前の時代のあだ花のような連立政権。
失態を繰り返した結果,自民党待望論のようなものさえ起こり,結局小泉~安倍という政権を導くことになったのは記憶に新しい。
もし,来年に予定されている次の参院選で民主党が敗れるようなことになると,またしはても政局は混迷の度合いを深めることになろう・・・。


取り敢えず,民主党は国民の支持をしっかり取り付けなければならないだろう。
その為には,マニフェストをきちんと履行することだろうが,単に得票のための一面的な利益に走ったマニフェストなどするべきではない,と思う(高速道路の無料化をするなら,フェリー業界等,他の交通機関への補助も視野に入れて行うべし)。
いずれにしても見物であるが,ま所詮は元自民党だから,過度の期待はしないでおこう・・・。
それにしても,今回自民支持から民主支持に大量の票が流れたが,一体全体どういう人たちなのか,凡百たる私には分からない。
あと,民主党としては連立を呼びかけているようだが,一度表舞台を降りた筈の小沢元代表のカラーがどのように出ていくのだろうか・・・。
一党独裁となると,今までとさして変わらないと思うのだが・・・。


・・・と書いたけど,時事根多・政治根多は苦手で,やはり続かない・・・。


ETCとは・・・

2009年08月13日 23時33分14秒 | 時事問題,ニュース

実は新しいものに弱い。
携帯電話など多分機能の一割も使いこなせていない。
メールをするようになったのもここ2年のことで,未だに親指一本でくるくるができない(おまげに今負傷中だし)。
だから,他社携帯にはPCから打つようにしている。
赤外線通信とやらもやったことがない。
したがって,今話題のETCとやらもとんと縁がない。


Electronic Toll Collection Systemの略らしいが,興味がなかったので今初めて知った。
同僚の中には,恩恵にあやかり土日遠出を楽しんでいる者もいるらしいのだが,土日に遠出する気力もなく,今まで全く無縁で来た。
まずETCカードなるものを買って,自分の口座の登録を行うのだそうだ。
その上でカーショップ等で機材を求める。
そして自車に取り付けるのだそうだが,取り付け費用も取られるようで,自分で取り付けるとなると専門的な技術が必要となるのらしいので,法廷の説明書に必ず従って云々・・・と訳の分からんことが書いてあった・・・。
確かに1,000円というのは魅力的である・・・。


ところが,今日TVを見ていてある事実に気付いて愕然とした。
ある程度の設備投資(1~2万程度のようだ)は必要だが,高速料金1,000円というのは実に魅力的ではないか・・・というのは,あくまでも一面的な見方に過ぎないのである。
このETC車1,000円均一の煽りを食ったのは,何と言ってもフェリー会社である。
TVで紹介されていたのは,松山~周防大島間のフェリーだが,航送料金が12,000円ちょっと。
それに対して,本四連絡橋からしまなみ海道を経て尾道へ出でて,広島経由で大島に渡ると遠回りだが,ETC+橋の通行料で2,000円であがるという。
これによってフェリー会社はぎりぎりの8,000円台まで航送料金を下げたが,回復には程遠い事態だそうだ・・・。


ETC事業は国交省の肝いりで行われた,言わば国家事業とも言えるだろう。
恩恵にあずかる者は明らかに多い。
しかし,その反面煽りを食って大変な思いをする者も出るのである。
多少の犠牲は付きもの,とか,多数の利益・利潤を優先すべき,とでも言うのなら,これは思い上がり以外の何者でもないだろう。
自分が辛い思いをしていない者にそんなことを思う資格は無いと思う。
ETC1,000円を今更止めろとは言わない。
却って混乱を生じるだろうから・・・。
だったら,煽りを食った業者に即刻国庫から補助を出すべきである。
目先の利得に拘われた官僚たちに声を大にして言いたい。


他人事ではない

2009年08月11日 19時52分32秒 | 時事問題,ニュース

早暁,東海地区を震度6が襲った。
私が知ったのは迂闊にも日が高くなってたからだったが,東名高速の路肩崩落,駿府城の石垣崩落,新幹線運休,広範囲にわたる停電,現時点での負傷者100名超(重傷者2名)等続々と被害状況が伝わってくる。


いよいよ東海地震か,と思ったが,残念ながら違ったらしい。
いずれにしても,フィリピン海プレートが陸側のプレートの下に潜り込んでいるために歪みが起き,それによって日本列島の太平洋岸に巨大な(M8超というから恐ろしい)地震が30年以内に発生するという。
とにかく他人事ではない。
私のところも,近いうちに大きな地震が来ると言われ続けて30年,遂に昨年M6超の地震被害に遭ったばかりである。
「防災力」を高める以外に術はない。


お盆に入って帰省ラッシュがピークとなる時期に痛いことでもある。
被災地の復旧と被災された方々の安息を祈らずにはいられない・・・。


酒離れ

2009年08月05日 21時17分44秒 | 時事問題,ニュース

私なんか,体調にもよるとはいえ,ほぼ毎日晩酌は欠かさないが,どうやら若者の飲酒離れが進んでいるらしい。


活字離れ・コミック離れが言われて久しいが,近年は車離れ・旅行離れも言われてきた。
前者は不況の煽りをくって,後者は恋人の有無が原因らしい。
そこへきて,飲酒離れである。
「酒は飲めるが好きではない」
という割合が20代では非常に多いそうだ。
つまり飲めないのではなく好んで飲まない,或いは好きではないということのようだ。
因みに,私のように
「毎日飲む」
と答えた人は,全体の四割という高い割合を示した。
但し,年齢が上がる程割合も上がっているから,やはり若者は飲酒離れしているという結果になる。


考えてみたら,私が晩酌を覚えたのは独り暮らしを始めた20代後半からだ。
それまでは自宅にいたせいもあって,好きなときに冷蔵庫のビールを・・・という訳にはいかなかったし,せいぜい部屋で洋酒をロックでちびちび・・・という程度だった。
だから,飲むようになったのはいい年になってからであり,酒のうまさが分かった時は,既に若者ではなくなっていたということになる・・・。


そう言えば,先日安い居酒屋に入ったが,宴会メニューが若者向きではなく,生もののお造りが出て,揚げ物は天麩羅が一品出ただけだった。
二時間半飲み放題で(しかも生ビール有りで)2,500円からという嘘みたいな値段の居酒屋だったが,考えてみると若者の姿は希だったような気がする・・・。
こちらだったが,味も文句なく,この値段なら大歓迎だ・・・。
いずれにしても,居酒屋=おっさんという図式は崩れないということか・・・。
ま,何言われようと,飲めるなら文句は無いが・・・。


F22

2009年07月30日 22時33分29秒 | 時事問題,ニュース

何かと話題に上る機体である。
つい最近も,在日米軍司令が,
「沖縄へのF22の配備は,周辺諸国に対する抑止力になる。」
などといったことを述べていた。


「ラプター(猛禽類)」の通称を持つ自衛隊の次期主力戦闘機での最有力候補であるが,果たして導入されるのかどうか,暗雲が立ちこめてきた。
というのも,まず米国が禁輸を打ち出してきた。
さらには,自国での配備も凍結しそうな気配である。
というのも,不況による緊縮財政が迫られるご時世に一機140億円というとてつもない戦闘機の導入を大統領が渋っている。
おそらくF22を凌ぐ性能の戦闘機は旧東側諸国には存在しないだろうから,あくまでも冷戦時代の戦略思想に基づくF22は不要,との見方もある。
また禁輸の理由の一つとして,技術流出も取り沙汰されているとも言われる。
三菱なり川崎なりIHIなりでライセンス生産されれば・・・ということだろう。
そこでオバマ政権は,主力戦闘機として50億円安いF35(通称ライトニングII)の導入を考えているらしい。
景気や雇用対策への懸念から米議会は反対しているらしいが,F22の復権は厳しいようだ。


では我が国ではどうか。
先頃,イージス艦の情報漏洩があり,米国は我が国に対する印象を一層悪くした。
そうした中で,軍事機密の塊のような最新鋭戦闘機を売る筈がない,と見るのが妥当だろう。
さらに衆院選で自民党政権が危ないので,完全に赤信号がともった状況だと思う。
では米国同様,50億安いF35をというのはどうだろう。
対地・対艦攻撃ではF22を凌ぐ性能と言われるので,一見よさそうだが,F22とF35ではステルス性能に大きな開きがある。
またアフターバーナーが無いので,超音速巡航ができないのは致命的ではないだろうか。
Su27にどの程度対抗できるのか分からないが・・・。
有事を視野に入れれば,上述した在日米軍司令ではないがF22を保有してこそ,周辺諸国とのバランスで優位に立てるということになろう。


他の候補は,F/A-18E/Fスーパーホーネット(従来のF/A18のエンジンを換装しステルス性能を付加した),F-15FX(F15Eストライクイーグルの高機動型。空対空能力が向上している),ダッソー・ラファール,ユーロファイター2000タイフーンといったところだが,いずれも現代を代表するマルチロールファイターである。
JAS39グリペンが加われば,旧西側の代表がすべて揃いそうなラインナップである。
こうした中でのFX選定はさらに難航しそうだ。
過去3回の選定の際には,必ず疑獄・疑惑があったがその時代を代表する戦闘機を選んできた(F104J→F4EJ→F15J)。
次は果たして・・・。


これは暴動??

2009年07月10日 22時48分27秒 | 時事問題,ニュース

書かざるを得ない,否書かずばなるまい・・・。


新疆ウィグル自治区が大変なことになっている。
その状況は,昨年春のチベット族の蜂起を思わせる。
中国当局は,漢族が大量に殺傷されたとしているし,ウィグル側はその逆。
中国国内メディアは,例によって厳しい報道管制を敷かれているので,どれが真実かは伝わってこない。


その中国政府だが,今回はチベット蜂起とは打って変わって,海外メディアに対しては,オープンな姿勢を示しているという。
しかも異例な積極公開ということだ。
つまり,ウィグル人の暴動を強調することによって,国際世論へ訴えるという策に出たのだろう・・・。


今日金曜日は,回教徒がモスクに集う金曜礼拝の日だそうだ。
ウルムチでは礼拝禁止の令が出され,何箇所かのモスクが強制的に閉鎖されたとも聞く。つまり政府当局による宗教に対する(というか信教の自由に対する)干渉が行われているということだ。
勿論,ウィグル人たちがモスクに集まって団結して蜂起するのを未然に防ぐ,というのが目的だろう。
およそ民主国家の姿からは程遠い話である。
前のチベット蜂起においても,ダライ=ラマが独立を求めたりしなかったのと同様,亡命ウィグル人の組織であるウィグル会議も独立の提言は一切していない。
対話・強調・融和を推し進めているだけである。


しかし去年も思ったが,日本人はチベットや今回の新疆ウィグル自治区の実態について,どれ程関心を払っているのだろう・・・。
何故,これらの地域で争乱が起きているのか,果たしてどれ程の人たちが知っているのだろう・・・。
もしかすると,非合法で過激な暴動を起こした暴徒を取り締まっている,などと思ったり,人の国のことに口を出すのは内政干渉だ,などと考えている人たちは意外に多いのではないだろうか・・・。
否,大多数は関心がない,というのが,本音ではないだろうか。
一応,隣の国の出来事なのに・・・。


前回のチベット蜂起の時も思ったが,政府としては確固たる信念をもって臨んで欲しい一件である。
そして,国民も今そこで何が起きているかを大いに知るべきである。
決して対岸の火事ではない。
いつ火の粉がふりかかっても,決しておかしくはない状況なのだから・・・。


定額給付金

2009年06月23日 22時34分22秒 | 時事問題,ニュース

封書が来てから,一ヶ月以上忘れていた・・・。
例の定額給付金である。
子育て応援特別手当というのも1人ぶん出たので,結構な臨時収入になりそうだ・・・。
10年前の地域振興券は,相方の服+ワインで消えてしまったが,今回はもっと額が大きいので,早いところ手続きして,貰うものを貰ってしまわないと大変なことになってしまう・・・。


しかし,直接の文書発送は市なんだ・・・。
企画市民局区政課と子供未来局子供企画課なるところだが,急な仕事が舞い込み,さぞ大変だったことだろう・・・。


封書の裏を見ると,支給を装った振り込め詐欺に注意,と載っていた。
市役所・区役所の職員が電話で問い合わせることや自宅を訪問することは一切無い,とか手数料を振り込ませること,ATMの操作をさせることも無い,とあった。
新手の振り込み詐欺が起こったという話は聞かないが,いろいろと考えてくるということか・・・。
                          

逆に,給付を当て込んだ商戦も活発になってきたようである。
web上でも,12,000円ぽっきりとか,カップルで24,000円プランとか,いろいろ有るようである。
例えば,有名ホテルや旅館の宿泊料なんかが典型のようだ。
1人12,000円で館内施設利用券1,000円付きというのが主流で,某大手旅行会社のプランだと,我が県の有名な観光地のホテルも載っていた。


さて,半ば忘れていたこの臨時収入。
家族であれこれ使い道を考えるのも良いものかもしれない。
経済活性化の為にも,有効に利用したいものだ・・・。


天台座主,高野山訪問

2009年06月15日 20時28分47秒 | 時事問題,ニュース

天台座主が高野山を訪れた。
ふーん,と思っていたら,何と両宗開基以来初のことという・・・。


周知の通り,天台宗は伝教大師(最澄),真言宗は弘法大師(空海)によって,平安初期に成立した。
最澄は比叡山延暦寺,空海は高野山金剛峯寺をそれぞれ開山。
山岳仏教とか密教と呼ばれ,特に前者は中世まで勢力をふるった。


平安遷都とともに,朝廷は寺院勢力の在り方を考えたに違いない。
平城の都では,南都六宗(法相宗,華厳宗,三論宗,倶舎宗,成実宗,律宗)が権勢をふるい,政治への介入も少なからずあったと思われる。
これは南都六宗自体が,信徒の救済といった密教や鎌倉仏教とは異なって,学派的な色合いのものだったことに起因すると思われる。
つまり律令政権下で,仏僧たちは国の庇護により教義の研究を行ったり,時には政府の令で国家鎮護を願っての加持祈祷を行ったりしてきた。
つまり,国家体制の一部としての仏教だった訳である。
有名な法相宗の僧道鏡による施政などは,こうした背景から起こるべくして起こったと考えられる。
尤も,そうしたものを是とせず,行基のように民衆救済に尽力する者もあった訳だが・・・。
(脱線ついでに,東大寺は華厳宗,唐招提寺は律宗,興福寺は法相宗である。)


こうした国家体制+政治密着型の仏教を,政府から切り離したのが桓武天皇であったのだろう・・・。
厳しい自然条件下での山岳仏教は難行苦行の連続であり,俗世の権力とは隔絶したものであったと思われる・・・(尤も,南都北嶺と呼ばれる僧兵勢力,また北嶺の方は,山岳密教としての純粋性を次第に失い,やがて信長に殲滅されるのだが・・・)。


最澄と空海は,晩年対立していたという。
それ以来の天台座主の高野山訪問というから驚きである。
金剛峯寺の真言宗座主の比叡山訪問は,比叡山開基1200年に当たる平成17年になされたというが,それは他の宗派の代表と一緒のことであった。
勿論,非公式な訪問は過去にもあったらしいが,こうして公式な訪問は初めてということだ。
半田孝淳天台座主と金剛峯寺の松長有慶座主の会談は,終始和やかな雰囲気で行われたらしい・・・。


さて,以上は何となく良いニュースだったのだが,残念な話題を1つ。
否,残念と思っているのは私だけかもしれないが・・・。
・・・というのは,小学校6年になる上の子の教科書を見ると,最澄も空海も鎌倉仏教も一切載っていないのだ(行基は出ていた)。
保元・平治の乱や南北朝が載っていないのは知っていたが,果たしてそんなことで良いのだろうか・・・。
私は,小学生の時に天台宗・真言宗を覚え,鎌倉仏教の開祖と宗派・寺を覚えた。
上記の南都六宗を覚えたのは,高校3年の日本史においてである。
つまり言ってしまえば,受験用の知識だったわけだが,こうして役立てることができた。(それがどうした,と言われればそれまでだが・・・)
詰め込みは悪いとか,知識の切り売りは無意味とか言われそうだが,たまに役立つ場合もあるのである・・・。
私の住む地域は,伊達家が勧請した寺社が多く,臨済禅の寺が一番多いようだ。
そうした意味でも,仏教の宗派を覚えておくのは決して無駄な知識ではないと思うのだが・・・。
(ついでに京都五山と鎌倉五山も暗記した。地元の仙台北山五山は全部言えない・・・)


そう言えば,比叡山には高校の修学旅行で行ったが,高野山は未だに訪れていない(吉野山も無い)。
できれば単身行ってみたいものだ・・・。


GM・・・

2009年06月02日 22時15分27秒 | 時事問題,ニュース

GM関連の記事を漁って,キャデラックとシボレーについて書いたり,スズキとシボレーの関係と回収不能の可能性について書こうとも思ったが,無為に時間を費やしてしまった。
しかし,スズキの回収不能額がとんでもない金額で,その他タイヤやエアコン等,我が国の関連企業の損害も半端じゃないようだ。
只でさえ不況の自動車業界だけに,モータースポーツに影響がなければ良いのだが・・・。


混迷・・・

2009年05月13日 20時19分31秒 | 時事問題,ニュース

日曜日に根多にするべき内容だが,民主党の小沢代表が辞任した。
例の西松建設に関する第一秘書による献金問題が直接の原因だが,引責というにしては計算が見え隠れしている。


このままだと,8月には解散・総選挙が濃厚である。
西松建設前社長の公判が来月に,第一秘書の公判は未定だがその後行われるものと思われる。
したがって,議席確保と自民党の議席過半数を崩したい民主党としては,公判後の総選挙はイメージ悪化に繋がる。
したがって,この時期にさっさと辞意を表明しておいて,後釜(鳩山or岡田)をはっきり決めておいてから総選挙に臨む,という魂胆が見え見えである。


与党は鬼の首を取ったように喜ぶだろうが,そっちはそっちで現内閣があの状況なので,全く予断は許さぬ状態である。
しかも鴻池祥肇官房副長官の醜聞が追い討ちをかけ,ダメージが大きい。
民主党にしても,第一野党としての矜持なんて今回の一件から無いに等しいようで,ますますかつての第一野党(今は無き社会党)と同じ道を歩んでいるような気がしてならない。
社会党が,安易きわまりない時代のあだ花のような保革連立政権に釣られて政治生命を失ったように,民主党も同様の道をたどるのだろうか・・・。
尤も,元を正せば自民党と一つ穴の狢だけに,仮に政権を取ったとしてもどうにもならないだろう・・・。


「どっちもどっち」の政界だが,国のトップたるものたちがこんな為体で,一体国民はどうしたらよいのだろう・・・。
そう言えば,一昨年の秋にも小沢代表の辞任騒動があった。
あの時は,参院選での民主圧勝の後だったので,まだ「マージン」が有ったが,今回はどうやって切り抜けるのだろう・・・。
ま,代表辞めただけで,政治家としての生命が絶たれた訳ではないので,どうってことないと思うのだが・・・。


フェーズ4

2009年04月28日 21時01分50秒 | 時事問題,ニュース

鳥の次は豚だという。
とにかく豚インフルエンザの猛威が,いっこうに衰えない。
警戒水準がフェーズ3から4に引き上げられたことが,しきりとニュースで騒がれていた。
フェーズとは一体何のことなのだろうか。
国際的な警戒水準を示す単位ということは何となく理解できたが,3と4の違いが分からないし,どういう意味なのだろう・・・。


フェーズ(phase)とは直訳すると,位相とか物質の相,局面等を示すようだ。
例えば,波の周期の位置や月の満ち欠け,考古学上の出土物を分類する時代区分等に使われるようだ。
つまり,国際的な警戒水準のレヴェルをWHOが基準化したもの,と言えるかもしれない。
各レヴェルと内容は,以下の通りとなる。


フェーズ1-人に対する感染のリスクが小さい。
フェーズ2-人に対する感染のリスクが高いウィルスが,動物で流行。
フェーズ3-人に対する感染の例は有るが,一から人への感染は希。
フェーズ4-人同士の感染力の強いウィルスによる,地域的な集団感染発生。
フェーズ5-人同士の集団感染が2カ国以上で発生し,大流行の危険が切迫。
フェーズ6-世界的大流行。


フェーズ4以上が,新型インフルエンザだそうだ。
今後どうなるか予断を許さないが,輸入豚肉を食したからといって,即ち感染,というものではないようで,とにかく人同士の感染が一番可能性が高いらしい。
松屋(個人的には,吉野家が350円の時代,牛丼-もとい牛飯+味噌汁で300円が懐かしい)は豚丼の提供を止めたらしいが,牛に続いて豚も・・・となると,商売に響くなどというものではないだろう・・・。
もっと大変なのは旅行会社で,感染が広がっているメキシコは勿論,北米大陸へのツァーも大打撃だろう。
GWウィークと夏を控えたこの時期,実に大変ではなかろうか・・・。


原因は未だ明らかにされていない。
メキシコにある養豚場が,廃棄物によって大気が汚染され,それによるのではないか,という憶測もなされているようだが,特定できる科学的な根拠は見あたらないようだ。
いずれにしても,原因究明と感染防止が急務である。
一刻も早い沈静化を待つ・・・。


Xdayは今日・・・

2009年04月05日 23時22分48秒 | 時事問題,ニュース

愛車の半年点検中に東へ飛ぶ「人工衛星」は秋田沖の日本海と,太平洋上に落ちたようだ。
何の「衛星」か知らないが,打ち上げ成功だそうだ。
経済制裁が1年延長されたので,最終目的は果たせなかったのではないか・・・。
いずれにしても,打ち上げた方はともかく,迎撃にかり出された方は気の毒だ・・・。
さらには,週末を返上して出勤した方々も・・・。


・・・とニュースを漁って,思っているうちにタイミング逸した・・・。

 


Xday延長・・・

2009年04月04日 22時17分24秒 | 時事問題,ニュース

わりと気温が高めだったので,愛車のタイヤを替える。
そうしているうちに,ミサイル発射の刻限を過ぎてしまった。
空自の最新レーダー(通称ガメラレーダー)が誤作動したのか,
「北朝鮮から飛行物体」
の報が流れ,やがて誤報であることが判明。
最新のレーダーがこの為体では,さぞや彼の国を喜ばせたことだろう。
野党は,ここぞとばかり誤報を流した現政権の攻撃を始めたが,一体何やってんだか・・・。
そんなことしている場合じゃないだろう・・・。
つくづく平和な国民である・・・。


しかし,昨日の市民団体じゃないが,彼の国が人工衛星を打ち上げると宇宙条約に違反しないで声明を出しているのだから,武装を解除して迎撃など止めるべきだ,と思っている日本人て,どれぐらい居るのだろう。
以前,非武装中立や自衛隊違憲,或いは戦争は起きないので(放棄するので)自衛隊不要,自由と平等の近代工業国家北朝鮮を賛美していた輩は,この現況をどう見ているのだろう・・・(若い頃,反体制を標榜している輩は,皆そうだったが・・・)。
実際問題として,国民が不安になったり生活を脅かされたりしている訳である。
今となっては,彼の国を思い止まらせるのは不可能だが(中国も,自分たちに害が無いので本腰を入れて説得していないとしか思われない),恫喝に負けず確固たる姿勢を打ち出すべきである。
厳重抗議は当然だし,場合によっては損害賠償も辞さじぐらいのつもりで居てほしいものだ。
毎度毎度の「遺憾の意」はもう聞き飽きたし・・・。
核武装は,経済制裁に対する彼の国の切り札である。
そのへんの駆け引きをうまくやらないと思うつぼになろう・・・・・。


さて,Xdayは明後日だろうか・・・。
燃料注入が終わったということなので,そう延ばしはしない筈なのだが・・・。
因みに,10年前のテポドン1号が我が国を飛び越えて太平洋に落ちた際,「成功」を記念して切手が発売された。
今回も,発射直後にお祭り騒ぎをするらしい。
人に迷惑をかけておいて,随分とご都合の宜しいことで・・・。