風通庵-直言

ヨモヤマ話

ヤッパリ可笑しいで、野中はん!

2013-06-05 11:19:27 | Weblog
 (新聞記者の質問に) 

 「言いに行ったもんをなんで取り消さないかんのや。失礼な質問するな!」

 ハツハー、そやろなあ、わざわざ言いに行ったンやからなあ、アッチヘ、飛行機代自前で。頼まれもせんの二----。
 
 どうやら今日ビの野中はん、羅針盤が狂うたようやわ。元は自民党の幹事長やし、ほら、あの、例の、野党の出した不信任案に賛成するとはけしからん言うて、加藤派をどないやらした、えらい実力者でしたや。けど、政治家言うもんは、ほんまに、どっち転ぶかわからん。こんなことやから信用でけへんのや。口が達者なばっかりで、夜店のヤシと変われへん。

 俺だけが知っているーーーー。余命いくばくもない身の上で、この機会に是非言っておきたい。

 それはそうかも知らん。けど、言う相手先を間違うてますやないか。尖閣諸島問題については、歴史的にも国際的にもわが国固有の領土で、領土問題はないと言うのがわが国の立場。中国は古来わが国の領土であったものを日本が盗んだと、日本を盗人にしたいのが中国の立場、だから取り返す、でつしゃろ。野中はん、あんたも日本人のハシクレなら、やっぱり日本の立場に立って日本を擁護するのがホントととチャイまっか? 
 仮にも、これが中国なら、いやロシアでも、こんなんやったら国外追放でっせ。
 
 日本と中国とは、見解の違いから不穏な雲行きになってる。しかも今日ビの中国、経済成長に任せて好き放題したい放題で、特にわが国との尖閣問題を始め、南シナ海の島しょ問題でフイリピン、ベトナムとも領有権を争うて、力ずくで支配してますやないか。本来なら、本来でっせ、一度は政界に君臨して、自民党の幹事長までしたアンタや、引退して、いまは悠々自適の身であれば、この際何とか、中国とも関係を何とかしたい、円満にナントか出来ヒンやろか、及ばずながら力になってやろうか、後輩の若い安部くんがガンバってはんねんサカイに、この際----日中友好協会も活用して----ナントカ----。

 と、まあ、良心的に頭脳を働かすなら、まず安部くんに、先に話を持っていって、
 
 「実は、あの、日中国交正常化交渉で、その席上で、カクカクのシカジカで、それは俺だけが知っている。」
 
 と、まずはこっちの、わが国の方を先にまとめ上げる。それがホントとちがいまっか? いや、まとめる言うたかて、領土問題はないというわが国の立場に変わりはないねんからね。
  
 こんな問題、両国の言い分を二つ足して2で割るわけにもいきまへんねんから、そこらあたりを内部で慎重に検討して、了承の上で、首相の特使としての立場ででも訪中するならまだしも----。それなら筋が通りますヮ。ところが、なんやら、相手にすり寄るように同調するように、わが国に不利なような、敵に回すような、相手に有利に計らうような、そんなやり方ですやないか、アンタのやり方は。こそこそと行って----。

 「言いに行ったもんを、なんで取り消さないかんのや?」と、ナニカ中国に義理立てでもしたいように、開き直って。(新聞記者に)

 ----それが筋でっしゃろ。どないです?
 野党の出した不信任案に賛成したンと、これは次元が違いまっせ。アンタのやったことは国益を害する行為やおまへんか。

わが国に歴史認識は必要ない

2013-06-04 13:37:33 | Weblog
 急に、地から湧き出たように歴史認識とか言いだしたが、元々は韓国の前の大統領の娘の朴ムクゲが大統領選に出るについて、テーマに困って、思い出したのがこの「歴史認識」とか言う古びたカビの生えた過去の遺物。
 ところが意外とこれが当たってか、アメリカくんだりまで言って、オバマさんの前で演説。日本は、過去の植民地支配に対する歴史認識がない。侵略されたものの恨みは千年たっても忘れない、と泣きついた。
 それはあくまでも国内問題、オノレが韓国の大統領なら、韓国の内政問題で、今更韓国からとやかく言われる筋合いはない。
 韓国の駐日大使とか言う人が、日本へ赴任したかと思う矢先に、またぞろ「歴史認識」である。日本から、誰かが、歴史認識を持ってきてくれとでも注文したか。頼みもしないことを、わざわざ言うな! 

 チョット、まとまな事柄を追加すると、わが国と韓国との歴史問題、即ち過去の植民地支配と被支配者との歴史認識の違いを日本と韓国の専門家が集まって協議した。丁度小泉政権の時代で、第一次と第二次とニ回報告書にまとめられた。結局は、両国に見解の相違はいかとも埋めがたい。それが結論ではなかったか。
 要は、既に結論の出た問題を殊更に取り上げて、被害者面して世界の同情を求めたい、女大統領のそんな試みではないか。

 何故一致しないか。韓国は被害者としての自虐史観、韓国史観。わが国は純然たる唯物史観の立場からの考察。要するに、「史観」が違うから、一致することはない。これが結論で、既にわが国では結論の出た問題。
 (過去の朝鮮半島に国なんかあったかな、国らしい国が。)

 歴史観についても、「朝生」なんかでも韓国人の出演者との議論があったように記憶するが、韓国の史観はわが国のお笑いのネタにもならない。自分勝手なもの。
 韓国は、韓国流の歴史をわが国が認めない限り、解決したとは言わない。が、しかし、一致することはない。

 従って、韓国が何をどう言おうとわが国では既に結論に出た問題で、いまさら論外である。にも拘らず、このことをわが国の側から何も言わないのはなぜか。安部さんも、歴史は歴史家に任せるとか、いまだにアイマイである。小泉政権時代の協議の実績があることをはっきりさそう。

 
 


先送りしてその間に軍備の増強

2013-06-03 14:39:28 | Weblog
 ー(東・南シナ海の領有権、尖閣諸島等)当面解決できない場合は棚上げし、対話による解決策を探るべきだ。
 ー棚上げなんて、そう言いだしたそのわけは、現状では軍隊が強行するには力不足。実力が伴わないから。 
 ーそう。それが正しい解釈だ。

 中国軍副総参謀長がシンガポールでのアジア安全保障会議で、尖閣諸島やフイリピンと領有権を争っている問題で、「棚上げ論」を主張した。
 中国なんて、すべてが共産党に一極集中しているので、前以て人民解放軍副総参謀なる人物に然るべき発言をさせて、一種の打診を見て、結果党の意に反すれば、あれは単なる副総参謀の個人的な発言とかで逃げを打ち、党の意向に合えばそれにただ乗りする。現に、この参謀、沖縄を中国の領土と主張する中国の論調について「学者の見解で、中国政府とは関係がない」とは、先のオノレの発言と裏腹な言い方ではないか。

 もう中国の腹の底なんて、隠しても隠しようがない。足元も見透かし。それでもその面の皮の厚さには恐れ入る。 先送りしたその期間をフル回転して軍備を増強し、十分整えた時を見計らってまたぞろ漁船に偽装した軍艦を送り出し、他人のものは自分のもの式に力で奪い取る。そんな裏計画が見え見えである。
 こんな中国の強引なやり方が、21世紀の戦争なき領土拡張方式かもしれない。油断も隙もならない。
 こちらが反撃に出ようものなら、逆に日本が先に攻撃したと言い張って、原因を相手に振り向けて自分を正当化する。
 もうしかし、そんな田舎芝居の同じセリフの連発では誰も信用しない。


 折から、日中友好協会から野中広務氏や民主党の仙石氏なんかが訪中している。

 さーて、多分そうと思ったんだ。やっぱり言ったな。例の「尖閣諸島の棚上げ」問題。単なる邪推だが、上記の中国軍副総参謀長の表明した「尖閣諸島の棚上げ」と有無相通じているんだ。この機会にと、日中友好協会を表看板にしての本音は裏の「尖閣諸島の棚上げ」。典型的な古い自民党のタヌキで、実体はよくわからないが、いまの中国に何が田中・毛会談か?
 もう時代が違う。
 オノレは黙っておれ!
 国益を失うような暗躍はやめておけ!
 アホと違うか。

老いては孫に従う

2013-06-03 09:43:12 | Weblog
 語学はネイティブスピーカーには叶わない。仮にも、語学でなくても方言がそうだ。地方出身者の東京弁、特に大阪弁や京都弁のように土地柄と感情で喋っているような言葉に至ってはなおさらである。生まれた時に、既に口の構えが出来上っているように思う。

 小学校の英語の授業は、すでに2年も前に必修化されていたようだ。もうすでに指摘されているように「誰が教えるか」、これが大きな問題である。英語の発音は、日本の開国当時の、エゲレスとか、メリケンとかの発音があるいは正しかったのではなかったか。いろいろ学問が進んで、その派生で正しい発音も日本流に崩れてしまったように思う。

 わが輩、英語を始めて習ったのが旧制の中学1年で、第二次大戦中、したがって英語は敵国語として廃止の声もあったが、廃止はされなかった。いつの時代でも、いまもそうだが、事の善し悪しは別にして、何かと言うと直ぐ浮足立って時代に迎合したいそんなヤカラが確かにいた。
 間もなく終戦で、アメリカ兵が進駐して来て、その気になればいくらでも生きた英語に接することが出来た。しかし、当時はそんな気にもならなかった。見慣れない外人は怖かった。それが本心。

 と、言うような当時のわが周辺の事情を述べて、英語の習い始めから何の事はない、いまに至るまで「V」の発音に拘り、関心を持っていた。何故なら、始めて習った教師の異常なまでの「V」の発音に拘っていたからである。口の構えから音の響きまで、ただし文字で書けば単に「ビー」であるが。
 ところで、終戦後になって、元の英語の教師で、進駐軍の通訳をしていた教師が復員して英語の授業を始めた。3,4人はいたかも。通訳時代のいろいろな経験を話されたりして、さすがに権威者ぶっていた。二言目にはアメリカのハイスクールではと、見てきたような、聞いた話をしていた。
 ところで、「V」の発音である。
 直接アメリカ人と話をし、通訳をして来たのだからすべては正しいし、信頼できると思うのが人情である。
 言われたその発音の仕方が、かねて習った教師とは違っていた。やはり口の構えから音の出し方まで。聞いていてなんとなく「B」に近い。いやー、信用していたんだが----。
 これだけでなく、何でもそうだが、最初に経験した者がその後の標準になる。これは人間の習性ではなかろうか。
 二つの「V」の発音どうしよう。さて----。
 この疑問は大学進学後も拘ったが、英文学の教授も「ブイ」である。
 テレビの英会話でも注意して見るのだが、やっぱり----であった。

 余談だが、「R」と「L」の発音の違いは多くの関心があるのかよく見る。

 ところで、わが孫二人は父親の勤務の関係で、アメリカ生まれのアメリカ育ちで、小学校の大半をアチラで過ごして、いまは日本の学校に通学している。さて、と、例の「Ⅴ」はどうやろうかと

 どうや、この「Ⅴ」、お前、どう発音する? ここら辺りは先にも書いた通りやはりネイティブの強み。自然である。あー、そうか。それで分かった。どうやら、旧制の中学1年で初めて学んだときの英語の教師の「Ⅴ」、そのものであった。

 あーァ、やっぱり持つべきは子、孫である。多年の疑問が一瞬に消えた。

 老いては孫に従う。
 
 
 







日本海を自由に航行かッ

2013-06-02 21:56:56 | Weblog
 政治のノーハウさえ分からないまま政権の座についてサ、国家の存立まで危うくしかけた民主党じゃねえか、安部政権に因縁をつける資格があるのかよゥ。

 もうすでに旧聞に属するから、おおよそはご存じのはず。脱北した北の元幹部が日本海で、漁船の日本人乗組員を拉致して、若者だけを連れ去り、残る船員は船ごと沈めたと証言。80年代、青森県沖の日本海で、行方不明になった漁船は記録に残っているだけで18隻で、海上保安庁は北の元幹部の証言とこれらの事例との類似点を精査し調査を進める。(産経新聞、25,5,28、)
 北の元幹部は、さらに日本海での拉致は「対日漁民作戦」と名付けられ、120人の部隊が編成されていたと言い、日本海を自由に航行して思いのままに漁船を拉致していた事情が明らかになった。
 何かにつけて反対して、気楽に過ごしていても、後で分ったらこんなもんじゃわい。

 今更ながら明らかになったわが国周辺の無防備の実体、「知らぬが仏」とはこのこと。そこに住まいする本人よりアカの他人のほうが事情に明るい。明るいどころか、自由に出入りしていたと聞けば、なおさらである。
 しかし、信じる者は救われるで、いまもって憲法改正、9条の改正、いや96条の改正も含めて、自衛隊を国防軍に改正も併せて、なんせ憲法改正の一声に戦争になるとか、戦争するためとかの勝手な理屈が横行する。共産党にしろ、特に社民党なんか、改正は体を張ってでも阻止すると女党首は言うが、外部の、いわば敵方から言われても、それを無神経でいられるその神経たるや----? 選挙のたびに党員が減っても、そこに気がつかない.今度の参議院選では恐らくゼロになるぞ。勝手にサラセ!
 社会党の全盛時代、浅沼稲次郎がだみ声で、下手に鍵なんか掛けるから泥棒に入られる。オレのうちは鍵なんか一つもないと豪語していたが、当たりまいでしょう、泥棒も入る価値がなかったらはいらない。泥棒のほうが目先が利いていて、安物のアパートに入らない。警察予備隊か、保安隊か、なんか改正の際。
 これら以外にも、戦争できないように9条は改正反対と、9条改正するとすぐ戦争になるような子供じみた反対グループいわば反対業者がいまだに横行している。

 それが時に、アベノミクスで物価が上がる。庶民の生活が苦しい。沖縄で米軍の○×に反対、原発再稼働反対と日本列島に反対の材料探し----あーァ。

今朝は「朝生」を見た朝

2013-06-01 10:26:55 | Weblog
 今月の「朝まで生テレビ」、まるで五目ずしでもひっくり返したような、さすがに激論。<大丈夫か! 日本の防衛>は、主として沖縄の尖閣諸島問題で、かねての評論家、運動家、元海自の偉い人、元大臣それに学者先生等々の等々で、民主主義の原則の一つ言論の自由もここまで来たかッ。中国の「核心的利益」の一語とは大違い。元より中国もこの「朝生」を見ていたと思うが、一昔前ならわが国も「軍ノ秘密ニ属ス」であろう内容ばかり。

 なんせ、論客中の論客ばかりのオールスターキャスト。
 
 ただ、激論そのもので、ナニがどう決まった訳のものでもない。元より「激論」だから。これらが現実の安全保障上どう生かされるか、たぶん言いっ放しであろう。言論の自由だから。総じて学者の見解は、憲法9条とも絡んで時代感覚がズレていないか。9条制定当時は中国なる国もなければ北朝鮮も存在しなかった。アジアのみならず国際環境は大きく変化している。イラク、ソマリヤから国連のPKOを含めて。やはり判断がアマイ。その点は、元海自の退役者たちの実体験からの発言は現実的で、説得力がある。

 隊(自衛隊)と軍との違い。隊では限界。
 防衛も安全保障もアメリカ依存はアカン。日米の相互協力。
 誰や? 国内の米軍基地は、米国に日本が占領されているとか言う奴は。

 あの沖縄から来ていた大学のセンセ、態度振る舞いから日本人離れしていて横柄。手振り身振りで相手の意見を制止しての単独の独演。人の言うことなんか聞く耳持たんわ。沖縄側からはそれが当然の見方、判断、解釈かもしらないが、われわれ側からは異常でこそあれふつうでない。地勢上の問題からでも、われわれとは見解を異にするのは止む得ないが、やはり日本の沖縄であった欲しいし、そうあるべきを前提に、それが基本であるべきだが、終始一貫「沖縄の沖縄」で、日本とは一線を画したいような、そんな見解が目立った。僻み根性とでも言うか、日本の継子いじめにあっているような言い方。やっぱり沖縄かなァ。出席者の間でも浮いて見えた。
 最近中国が、沖縄も中国の一部との論文を共産党の機関紙に発表し、抗議したわが国に対し、党の見解ではないとは言ってはみたが、どうやら中国そのもの、党そのもの見解で、沖縄と有無相通じているのかと、邪推もしたくなる。

 最後のアンケートの結果、国防軍に70%が賛成で、やっと救われたところで島崎藤村や。
 何のこと?
 「夜明け前」。