風通庵-直言

ヨモヤマ話

わが国に歴史認識は必要ない

2013-06-04 13:37:33 | Weblog
 急に、地から湧き出たように歴史認識とか言いだしたが、元々は韓国の前の大統領の娘の朴ムクゲが大統領選に出るについて、テーマに困って、思い出したのがこの「歴史認識」とか言う古びたカビの生えた過去の遺物。
 ところが意外とこれが当たってか、アメリカくんだりまで言って、オバマさんの前で演説。日本は、過去の植民地支配に対する歴史認識がない。侵略されたものの恨みは千年たっても忘れない、と泣きついた。
 それはあくまでも国内問題、オノレが韓国の大統領なら、韓国の内政問題で、今更韓国からとやかく言われる筋合いはない。
 韓国の駐日大使とか言う人が、日本へ赴任したかと思う矢先に、またぞろ「歴史認識」である。日本から、誰かが、歴史認識を持ってきてくれとでも注文したか。頼みもしないことを、わざわざ言うな! 

 チョット、まとまな事柄を追加すると、わが国と韓国との歴史問題、即ち過去の植民地支配と被支配者との歴史認識の違いを日本と韓国の専門家が集まって協議した。丁度小泉政権の時代で、第一次と第二次とニ回報告書にまとめられた。結局は、両国に見解の相違はいかとも埋めがたい。それが結論ではなかったか。
 要は、既に結論の出た問題を殊更に取り上げて、被害者面して世界の同情を求めたい、女大統領のそんな試みではないか。

 何故一致しないか。韓国は被害者としての自虐史観、韓国史観。わが国は純然たる唯物史観の立場からの考察。要するに、「史観」が違うから、一致することはない。これが結論で、既にわが国では結論の出た問題。
 (過去の朝鮮半島に国なんかあったかな、国らしい国が。)

 歴史観についても、「朝生」なんかでも韓国人の出演者との議論があったように記憶するが、韓国の史観はわが国のお笑いのネタにもならない。自分勝手なもの。
 韓国は、韓国流の歴史をわが国が認めない限り、解決したとは言わない。が、しかし、一致することはない。

 従って、韓国が何をどう言おうとわが国では既に結論に出た問題で、いまさら論外である。にも拘らず、このことをわが国の側から何も言わないのはなぜか。安部さんも、歴史は歴史家に任せるとか、いまだにアイマイである。小泉政権時代の協議の実績があることをはっきりさそう。