風通庵-直言

ヨモヤマ話

野中氏の棚上げに

2013-06-07 10:49:03 | Weblog
 野中氏の「棚上げ」に、
 野中氏ともども超党派の議員団で訪中した自民党の古賀氏は「自分、即ち野中氏自身の考え方として話し合いに臨んでいるわけではない。」と言って、同じ党人として野中氏の考え方としての棚上げではないと否定するような擁護するようなアイマイ表現で、そして「互いが謙虚な状態で初めて、前を向いた対話が出来る。」と述べたと証言しているが、かかる言い方を政治的には「苦しい答弁」と言うのかも。野中氏自身は「言いに行った----、」と言っている。
 
 やはり野中氏と同行していた創価学会の公明党の白浜氏は「棚上げ問題を訪中団として確認して発言したわけではない。野中氏個人の経験でおっしゃっている。」と指摘している通り、古賀氏の言い訳とはチョット趣が違って、やっぱり野中氏は「オッシャッている」ようだ。だから野中氏の言う「言いに行った」に近いが、火の子はかぶりたくないというのが本音のようだ。
 
 同じ創価学会の公明党の山口代表は「中国との長い友好の歴史があることをふまえ、頑張らないといけない。」と言うが、意味不明。だが、中国向けに媚を売ったともとれる。池田会長の顔も建てたかも。
 
 横合いから共産党の市田書記長が「関係者の証言、即ち棚上げはいくつもあり合意は事実だ。歴代政権がヘっぴり腰で、あいまいに解決してきたことが今日の事実をもたらしている」と批判的に述べているが、
 オノレはこの際は関係ない。
 オノレは黙っておれ!
 
 要するに、わざわざ中国まで行って、アチラからわが国と政権を混乱に導いたことだけは事実である。