風通庵-直言

ヨモヤマ話

最初に駒打ったのは?

2010-07-30 14:16:58 | Weblog
 しやからあの手合いが政権についたらアカン思うてたんや、それが案の定や。あの手合いは、日本人でありながら、日本の誰より、何より、マルクスの辞典以外に信用しよらへん。お前が政権についたら、いや、これはマルクスが言うてんねん、仮にも国と国との双方で「完全かつ最終的に解決された」いうても、たかが知れた国、国ではないか。思想に生きて思想に準ずるものは思想に徹して、たかが日韓基本条約程度のものは踏み倒して、そこは君の政治的判断でやれと強要している。しやからその通り、日韓基本条約で物事は済むのか。改善に向けて政治的な方針を作り、判断しなければいけないという案件もあるのではないかと、新たな個人補償を検討していく考えを、あのマルクスに忠実な仙石とか言う人間が言いだした------。解決しておる慰安婦問題も、誰に憚ることないわい、蒸し返して、問題をもういっぺん俎上に載せて、改善の名のもとに国を追及せんかい。
 
 そんなマルクスの子飼いが政権の中枢部にいてるまに、地方から攻め上げようやないか、点から線へ。あー、それがええ。それがええ。思想に準じて、思想に徹して、思想に生きる者同士や、地方から声をあげて、中央に集めようやないか。それを仙石の手元で一括して、国を目がけて、投げつけようやないか、線から面へ。それがええ。それがええ。朝鮮総連も、民団も、市民団体も結束して、政権の中枢部目かけて、朝鮮学校を高校無償化の対象に。外国人地方参政権の付与から、第二次世界大戦中の慰安婦問題をめぐって公的な謝罪や国家賠償につながる誠実な対応を政府に求める意見書を地方議会で決議して、徹底的に地方から国へあげて、誠実な対応を求める、いまこそ民主党政権の時こそそのチャンスやないか、あー、そやそや、と。

 国益や国民の安全や、利益の追求乗り越えて、思想に準じて、思想に徹して、思想に生きることこそマルクスの辞典に書いてある通りかもね。最初に駒を打ったのは誰か? 点から線へ、線から面へと、その面で受けて立つのが仙石やろ。

 いかに民主党がマニフェストと言うても、そんなことは書いてない。チョッとアホとチャうやろか。要注意こそ、その裏マニフェストや。
 

まだ当分アキマヘン

2010-07-30 11:30:19 | Weblog
 政治の世界は、夏枯れ? 季節に敏感か鈍感か、多分「無感」だろう。当分はアキマヘン。当分どころか、民主党が政権についている間はアカン。
 そのニンに合わんのんばっかりがその任についてるさかい、なにをやっても、もたもたで、前え進めへん。野党時代の民主党の印象は、議員は若手で、一家言を吐いて、一つの見識を持った議員が多いなあと思うておったが、どうやら化かしのうまいド狸であったような。前原にしても、長妻にしても、枝野にしても、現に菅にしてもそうや。あの菅は、カイワレ大臣の経験があるのに、あんがいアカン。あー、アカン。議員総会で追及されて,虚ろな目つきで、目ヤニを溜めて、ボソボソ言うようでは、貫録もなければ、人格もない、要するにそのニンでない言うことや。
 日本の国は、これではアカン。アカンと言うより、民主党自体の政策が、結局は、日本を国際社会から引き払うて、ただ、気楽な、国民の生活が、ただ気楽な、そのために「国民の生活が一番」とか言うて、内に籠った小ぶりの国にして、どこの国にもなんにも言わへんで、よその国から何かを言われたら、言われ放題の情けない国を理想としておるんとチャうやろか。よその国の国益ばっかり気にして、特に中国とかの、なんかそんな気がするヮ。

 だいたいがやなァ。物を作り出して富を築く側の経済界よりも、消費や分配を信条とする労組関係の議員が10人とか、一人は落選して10人いてるとか言うから、それだけから判断しても、そらアカンわ。公務員の給料のカットなんか出来る筈がない。あの、仙石が言うとる「みんなが低い方に合わせるように足を引っ張り合うことが果たしていいのか。『引下げデモクラシー』みたいなことには気をつけて議論してほしい」と。これなんか、典型的な労組至上主義ではないか。これを聞いて安心するのは「労組」。さすが10人の議員の効果はアリ、と高笑いするのは労組。労組サマさま。日教組サマさま。菅さんも、経団連フオーラムなんかアホくさい行けるかッ! このまま行くと旧ソ連の二の前や。

 菅さんも、案外、アホやなあ。消費税消費税と、消費税で本命的殺に突っ込んだように言われとるけど、民主党のマニフェストはすべて予算の裏付けがないもんばっかり。そのために必要な消費税を本格的に議論する機会であった筈のに、あっさり兜脱いでしもて。そんなことでは、アカン。わしの消費税に反対する奴は抵抗勢力や言うて突っぱねたら、仮にも、仮にもやで、勝ってたらそれはそれでえとして、負けても、現に負けたけど、負けても負けようや。なにもかも中途半端な実績しかないのに、その原因は予算の裏付けがないからと、大きな声を張り上げて、反論出来たんとチャウやろか。それが出来ひんかった言うのンは、やっぱり自信がないのンと,全体を統括するだけの力がない、ニンに合うてない、そう言うことや。分かったか。
 民主党は、何をやっても、一本ぬけとる。政策面でも、運営面でも、中心になる太い柱がない。浮草や。ただタダ「国民の生活が一番」とか言うて、予算もないのに、予算を作り出す能力もないのに、どないして生活するんや? 国ごと生活保護を受けるンか? 

 この調子では、当分は諦めなアキマヘン。