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鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

山陰本線全駅下車への道・第8回(その2)

2019-08-04 21:21:28 | 山陰線

5時49分発の221K(キハ47 41+キハ47 35)で赤碕駅を出発。



6時6分に名和駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。



では駅舎の中へ。窓口の跡のようなものがありますが、無人化されて何もなくなっています。



それでは駅舎撮影。開業時からと思われる木造駅舎が健在です。トイレはホーム近くに。名和駅の開業は1912年1月31日ですが、正駅になったのは1955年2月のことです。



旧事務室部分は「軽食 安兵衛」に。果たして営業しているのでしょうか。待合部分に比して旧事務室部分が大きくなっています。



滞在時間は21分。駅前には名和公園が。展望台からは日本海の眺望が



名和公園には重光亭の跡が。明治40年、皇太子嘉仁殿下(後の大正天皇)が名和神社行啓した際、ここからの日本海の景色にいたく感動して当地に御座所を建立しました。また、大正6年には皇太子裕仁殿下(後の昭和天皇)も行啓した際にこの御座所に立ち寄りました。これにより、この御座所は「重光亭」と命名されました。



で、別のブースには、時山窯窗の顕彰碑が。



名和公園は、奥にも別の出入口が存在します。この近くにはミニ庭園が形成されてました。名和公園は、時期ともなれば桜が咲き誇り、地元民にとって貴重なオアシスでしょう。これも大きな旅の発見です。



駅への帰り道。割烹・松涛園が。朝早いから人っ子一人歩いてません。


つづく


参考文献   西崎さいき『日本全国の「ヘンな駅」をゆく!! 珍駅巡礼』

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