クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

平成23年 新潟・福島豪雨

2011-07-30 15:21:08 | 新潟の鉄道

 ここで、新潟地区の豪雨関係の話題を緊急UPします。
 2011年はまさに災害の年になりました。7月27日夜から雨が降り始め、28日には信越線で日中運転見合わせとなり、まるで「平成16年 新潟・福島豪雨」の再来となりました。大雨はこれまでにとどまらず、29日にも信越線が運転見合わせとなり、夕方に新潟~新津間のみの運転という散々な状況となりました。三条市では全地域34,000世帯の約10,3000人をはじめ、8市町村の計12,7000人に避難勧告・指示が出されました。福島県のR401では数箇所で土砂崩れが発生し、約20台の車の約40人が立ち往生しました(2011年7月30日 朝日新聞)。30日に入っても大雨が収まらず、五十嵐川や牧野川などの堤防が決壊し、とうとう「平成16年 新潟・福島豪雨」を凌駕してしまいました。正式な命名があるかと思いますが、ここで「平成23年 新潟・福島豪雨」と名づけました。
 本日は、幸い休みなので、新津駅に取材に行ってきました。



駅前通りの新津川。水がロイヤルコープまで迫っていました。



新津駅に到着すると、朝から全列車運転見合わせ。自動改札は封鎖され、中に入ることができません。



券売機も御覧の状況。発売を中止しています。



駅構内の状況。貨物列車やSLばんえつ用客車もそのままです。2番線にはE127系が止まっていました。



本日乗るはずだった羽越本線の橋梁。新津川と能代川の合流点付近ですが、水かさがギリギリまで達していました。



帰り道に撮影した能代川。金沢大橋付近ですが、水かさが橋の真下まで達していました。警戒水位を越えて、朝には避難勧告が出されました。


話が変わりますが、本日はハードオフ エコスタジアムで高校野球の新潟大会の決勝戦が行なわれ、日本文理高校が甲子園出場を決めました。



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根岸線全駅下車の旅(その3)

2011-07-28 23:22:03 | 東海道本線等

8時5分に洋光台駅に到着。こちらも両方向に百貨店を抱え、賑やかそうな駅です。正面口から裏手に進むと、オリジン弁当がありました。



裏側に回ると、ちょうど菜の花が満開でした。UPが大幅に遅くなってスミマセン。



陸橋より左折すると、左手にはマンション、右手には住宅地が広がっていました。通りには桜並木が続いていました。まだまだ3分咲きでしたが、ここにも春の風物詩を見つけました。


洋光台駅は丘陵上に位置し、周辺の道がうねっていました。8時33分発の818B(E233系128編成)に乗車し、次なる駅に向かいました。



8時36分に新杉田駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。



コンコースに下りて改札前に出ました。自動改札が出口用と入口用に、それぞれ3台ずつ分かれています。その右側には「みどりの窓口」があり、営業時間は7:00~20:00です。その左側にはKIOSKがあります。尚、トイレは改札内にあります。



駅施設を出ると、「アルカード新杉田」に続いていました。入口にあるVIE DE FRANCEをはじめ様々なテナントが並んでおり、いわばショッピングモールです。



その「アルカード新杉田」をしばらく通って左折すると、シーサイドラインの乗り場がありました。私が高校に上がる前、これに乗って八景島に行ったことがあります。3月に2000系電車が投入されたばかりで、そのPRが行なわれていました。



桜木町方にある扉から出て、地上に出ました。大通りの向かいには「らびすた杉田」。杉田劇場をはじめとし、郵便局、みずほ銀行、横浜銀行、SUZUKIYAなどが入っています。



それでは駅舎撮影。昭和45年3月開業時からの高架駅です。「らびすた杉田」と「アルカード」を結ぶ歩道橋の入口から撮影しました。余りにも細長いので、撮影スポットが限られます。


折角なので、「アルカード」に戻ると南に向かいました。ショッピング街を抜けると、新杉田行政サービスセンターがありました。新杉田駅のもう1つの顔を発見しました。



「アルカード」の南の果てに出ました。ここは入国管理局ゆきのバス乗り場となっていました。物々しい雰囲気ですが、周辺には高層マンションが林立しています。


ちょっとした大冒険を終えると、もう出発の時間となりました。9時7分発の850B(E233系154編成)に乗車して次なる駅に向かいました。


続きはこちら


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根岸線全駅下車の旅(その2)

2011-07-26 00:04:37 | 東海道本線等

本郷台駅から7時33分発の748Bに乗車。7時36分に港南台駅に到着。



まずは構内から。島式ホーム1面2線の構内で、大船寄りにKIOSKがあります。掘割式なので、少し暗いです。



階段を上って駅舎の中へ。7台の自動改札の横に「みどりの窓口」があり、営業時間は7:00~20:00です。改札をくぐると、曲がり角にトイレがある他、駅そば屋が2軒あります。



北口に出て駅舎撮影。昭和48年3月築の平屋建ての駅舎で、横にアートがあります。目の前にはダイエー。



駅前に視点を移して。ロータリーの向こうにはポプラ。高層マンションに囲まれています。


駅舎と駅ビル「プチール」との間には自由通路が形成されています。その駅ビルにはNEWDAYSの他、FACE、Raux(レストラン)などが入居しています。



南口に出ました。北口とは異なるアートが出迎えています。横浜らしく、入口に崎陽軒があります。



駅前ロータリーの様子。時計回りに相鉄ローサ、高島屋の順にあります。向かいにもテスコがあり、買い物の選択肢が何かと多い駅です。


訪問時が朝だったので割かし静かでしたが、昼間から夕方なら相当賑やかな駅でしょう。8時2分発の712A(E233系170編成)に乗車し、港南台を後にしました。



8時5分に洋光台駅に到着。島式ホーム1面2線の構内です。大部分が掘割で、全体的に暗いです。



階段を上がって、改札を抜けました。5台の自動改札の横に「みどりの窓口」があり、営業時間は7:00~20:00です。尚、トイレは改札内にあります。



それでは駅舎撮影。昭和45年4月開業時の平屋の駅舎です。南寄りにKIOSKがあります。



こんどは北側に視点を移して。同じ駅舎ですが、先ほどとは全然違って見えます。北寄りにVIEWアレッテがあります。駅舎前には花壇がつくられています。



それでは周辺散策。まずは北側から。高層マンションに囲まれていますが、駅前にピーコックストアがあります。付近にはイトーヨーカドーがあります。



南側に視点を移して。道路を挟んで向こうにKFCがあり、交差点1つ分向こうにオリンピックがあります。


折角なので、裏手にも回りました。


つづく


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根岸線全駅下車の旅(その1)

2011-07-23 01:10:17 | 東海道本線等

 いよいよ夏の「青春18」のシーズンが始まりました。夏休みを利用して遠方に出かけようと計画されてる方も多いではないでしょうか。「ムーンライトえちご」や「ムーンライトながら」も運転されるし。
 しかし、これからお伝えするのは、2011年4月2日~3日の旅行記です。東日本大震災の影響で湘南新宿ラインが運休となり、春シーズンの「ムーンライトえちご」は運休となってしまいました。震災前に取得した指定券を泣く泣く払い戻し、止む無く高速バスのお世話になりました。かといって、5250円もする西武の高速バスにする気はなく、3600円の格安ツアーバスを利用しました。
 前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。



2011年4月2日夜。22時5分に家を出発し、新津22時25分発の信越本線2557M(115系L7編成)で出発。22時45分に新潟駅に到着すると、急行きたぐに号(583系B05編成)に出会いました。乗車率は芳しくないですね。是非乗りたかったな。


23時20分発のウイーラートラベルのバスで一夜を過ごしました。スタンダードにしましたが、新潟第一観光のバス(新潟200か466)で、硬い座席でリクライニングは無し。それでも何とか寝れました。



予定より早く、5時54分頃に品川駅南口に到着。「青春18」に日付印を入れてもらい、6時10分発の横須賀線665S(E217系Y8編成)で大船へ。グリーン車に乗車し、優雅に朝食タイム。


 6時50分に大船駅に到着。速攻で6時56分発の643B(E233系101編成)に乗車し、根岸線の旅が始まりました。
 ここで、根岸線の概要を紹介します。根岸線は、横浜と大船を南回りで結ぶ、全長22.1km、駅数10の路線です。京浜東北線から直通のE233系や横浜線からの205系の他、横浜~根岸にてタンク車を連結した貨物列車が多数走っています。沿線は、中華街~京浜工業地帯~ベッドタウンと変化に富んでいます。



7時ちょうどに本郷台駅に到着。島式ホーム1面2線の横に側線が5本あり、E233系が何本か留置されていました。



発車メロディーを録音した後、地下道をくぐって駅舎に出ました。平屋建ての駅舎で、右手に蕎麦屋、NEW DAYSがあります。背景のマンションが目立ちすぎです。



駅舎内部の様子。4台の自動改札の左手にみどりの窓口があり、営業時間は7:00~19:00です。その右手はトイレです。



駅前の様子。目の前にマック、KFC、マツザカヤストアがあり、利便性が高そうです。高層マンションに囲まれています。



駅前ロータリーには鳥居をいくつか並べたようなアートがあります。「木のポートレイト」(大岩オスカール幸男 1996年)であり、第4回横浜彫刻展に出展されたそうです。



短い時間ながらも周辺散策。1つ横浜寄りの交差点に出ると、あーすぷらざ(地球市民プラザ)がありました。横浜市栄区民文化ホール・アトリスが併設されています。


駅に戻ると、留置線はすっからかんとなっていました。7時33分発の748B(E233系104編成)に乗車し、次なる駅に移動しました。


つづく


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8連いなほ(2011年7月)

2011-07-20 23:27:43 | 羽越本線

 これより、「8連いなほ」の話題をお伝えします。
 2011年7月の海の日三連休。「東日本パス」が発売され、多くの人が新幹線や特急列車を利用されました。それに伴い、15日の「いなほ7号」から「8連いなほ」が設定されました。対象編成は485系R21編成でした。14日の「いなほ4号」で運用を終えた後、MM’3086ユニットが組み入れられたものと思われます。DJダイヤ情報誌に載っていなかったので、でした。多分、「東日本パス」効果によるものではないかと思われます。

 それでは、2011年7月17日の「いなほ7号」の模様を御覧下さい。撮影場所は新潟駅でした。



15時19分頃、8連のR21編成が「回送」表示で6番線に入ってきました。



入線して間もなく所定の表示になりました。先頭から、Thsc481-3024+M'484-3070+M485-3070+M'484-3086+M485-3086+M'484-3070+M485-3070+Tc481-3018の編成です。



こんどは最後尾から。自由席は6号車から8号車で、15時25分現在で6割くらいの入りでした。



15時30分に秋田に向けて発車しました。翌日の「いなほ8号」で帰ってきました。


「東日本パス」の期間が18日までだったので、18日の「いなほ8号」で「8連いなほ」が一旦終了したとみられます。尚、R21編成は、この後すぐに3086ユニットが抜かれて6連となり、20日の「北越2号」に入っています。柏崎花火臨である「海中スターマイン号」、長岡花火臨である「三尺玉1号」に485系の8連が運用予定で、そのまま8月9日から始まる「いなほ7,8」号にも入ると見られます。これから各地で夏祭りが始まります。485系からも益々目が離せません。(この記事は2011年7月19日23:06にUPしましたが、翌20日に加筆訂正しました。)


次は、横浜近辺の乗り継ぎ旅の模様をお伝えします。


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九州新幹線全通記念乗り継ぎ(その16)

2011-07-17 09:28:35 | 北陸線

このカテゴリーは、これまで「城端線」としましたが、北陸地区の路線(湖西線を含む)の駅巡りを取り上げることにするので、「北陸線」に変更いたします。


2日目の模様はこちら


鹿児島からのトロピカル号で一夜を過ごし、6時40分に東梅田駅前に到着。モーニングセットの朝食をとった後、「青春18」の旅を再開。この日は鈍行で新潟に帰るだけです。



ホームに上がると、「サンダーバード3号」が出発を待っていました。683系4000番台であるT43編成です。昨年3月に本格的に走り始めましたが、間近で見たのは初めてです。



そうこうしているうちに、福知山からの「こうのとり2号」が入ってきました。日根野からの貸出車である381系でした。287系の増備が進んでいることから、381系「こうのとり」は6月末で終了しています。


7時45分発の新快速3204M(223系V8編成+W8編成)に乗車してひたすら北上。近江今津にてW8編成を切り離しました。敦賀到着後、北陸本線237M(521系G03編成+M11編成)に乗り継ぎました。普通列車で北陸本線を乗り継ぐと、学生時代を思い出さずにはいられません。



11時1分に丸岡駅に到着。もと2面3線でしたが、待避線が撤去されて2面2線となっています。



それでは駅舎内部へ。券売機がありますが、委託ながらも駅員が配置されて乗車券などを販売しています。この右側は「ごうちゃんギャラリー」ですが、この日は閉鎖されていました。待合室ではテレビが放映されています。



ギャラリーを拡大。平成22年 さかい夏祭り かかしコンテスト 台座部門 特別賞を受賞した「思い出がんばるんば」です。



それでは駅舎撮影。昭和24年1月築の木造駅舎ですが、老朽化のため、平成22年5月に合築駅舎にリフォームされています。レンズが曇っていたのが残念です



折角なので、周辺散策。駅前はちょっとしたスーパーがありますが、閑静な住宅地です。付近の郵便局で貯金してきました。尚、徒歩圏内に坂井農業高校があります。



付近には東十郷中央公園があり、思わず散策したくなる風景が広がっていました。帰りにサンクスに立ち寄り、一本義を購入しました。尚、それに隣接して運動公園があります。



丸岡を後にする前に、ホームから見る風景を。駅裏は長閑な田園地帯となっていました。


「新型鍛冶屋」に迎えられ、11時59分発の331M(521系M9編成)に乗車し、453M(413系B05編成)~549M(475系A26編成)~快速くびき野5号(485系T17編成)と乗り継いで帰還しました。この3月改正で419系の定期運用が消滅し、549Mも419系から475系に変更されていました。新津駅に到着したのは19時14分でした。


 2011年3月の九州旅行はこれにて終了です。今回は九州新幹線全駅下車達成してきましたが、博多駅の屋上など宿題を沢山抱えた乗り継ぎ旅でした。それでも、筑前植木駅や筑前垣生駅の木造駅舎は印象的でした。博多から新八代乗り継ぎで宮崎にアプローチという「2枚きっぷ」も面白いと思います。
 あと、北陸線のローカル列車の変貌振りには驚きでした。金沢以西は殆ど521系となり、475系も予断を許しません。北陸新幹線が開通すると、475系は恐らく消滅するでしょう。


九州新幹線全通記念乗り継ぎ   おわり


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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九州新幹線全通記念乗り継ぎ(その15)

2011-07-14 00:12:29 | 鹿児島本線

16時23分発の「つばめ421号」(800系U004編成)に乗車し、出水駅を後にしました。僅か12分で川内駅に到着。阿久根市民には不便になりましたが、九州新幹線は本当に速い乗り物なのです。



川内駅のコンコースではお雛様が飾られていました。が大幅に遅くなってスミマセン。



在来線ホームに行き、16時49分発の鹿児島本線2459M(415系Fk517編成)に乗り継ぎました。折角なので、隈之城までの走行音を録音しました。



17時6分に神村学園前駅に到着。平成22年3月に新設された駅で、片面ホームに券売機があるだけの無人駅です。



それでは駅舎撮影。高い所に線路があり、地上からホームへはエレベーターか階段を上っていくことになります。ホームの窓が何ともお洒落です。階段の袂にはトイレがあり、神村学園の生徒が日々メンテナンスしています。


駅前を国道3号が通っており、飲食店があって賑やかです。南洲整形外科病院が近いです。これをもって鹿児島本線全駅下車のタイトルを防衛しました



駅から川内方に100mほど進むとさつま揚げ屋があり、隣接して神村学園の敷地が続きます。これは初等部です。



更に進むと中等部・高等部。部活動が盛んで、高校野球も強豪です。



これが体育館のようです。教室の上にある構造です。体育の授業で使うのかな。



更に進むとアリーナ。その隣には専修学校。神村学園は、幼稚園から医療系の専門学校まで揃った一大学校法人です。



学園ではソメイヨシノが満開でした。日本列島の細長さを実感した旅でした。


さつま揚げを購入した後、駅前のラーメン屋でまぐろラーメンとチャーハンで夕食。いちき串木野市を訪問して3度目にして、ようやくご当地B級グルメにありつきました。


夕食を終えると、すっかり暗くなりました。18時16分発の2463M(717系Hk4編成)乗車し、最終目的地・鹿児島中央へ。



18時52分に鹿児島中央駅に到着し、片道乗車券の旅は終わりました。入出場を何度も繰り返し、出水では有人改札のお世話になっています。壮絶な旅の記念が出来上がりました。


鹿児島中央駅は九州新幹線全通に際して黒塗りとなりましたが、今回は残念ながら撮影できません。カフェで一休みしただけで、19時40分発の高速バス(大阪200か26-84)に乗車して帰路に就きました。件のさつま揚げで夜食。宮原SAで休憩するともう就寝タイム。


続きはこちら


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九州新幹線全通記念乗り継ぎ(その14)

2011-07-11 22:55:22 | 鹿児島本線

新水俣駅15時16分発の「さくら417号」(N700系R9編成)に乗車。出水まで僅か7分なのに、自由席特急券が1200円というのはどう考えても高過ぎです。



15時23分に出水駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内です。折角なので、後続の臨時「さくら」を利用して発車メロディーを録音しました。新玉名駅よりトーンが低い気がします。



コンコースに下りると、2羽のナベヅルが出迎えていました。出水はナベヅルの飛来地として有名です。奥にトイレがあるのは他駅と同じです。



改札を出ました。右側にはみどりの窓口があり、営業時間は6:10~23:26です。左側は待合室で、中にKIOSKがあります。



それでは駅舎撮影。ガラス張りで三角屋根が連続しています。デザインコンセプトは「風が吹き抜ける駅」で、山から海への緩やかな連なりを損なわないデザインとして、「光と風の透過性」「空を映しこみ自然に溶け込む」ことを表現しています。


川内駅や鹿児島中央駅は2006年12月に訪問済みなので、出水駅をもって九州新幹線全駅下車達成。この旅の大きな目的が1つ達せられました。この3連休を逃すと次はいつになるか分からないので、一つ肩の荷が下りました。しかし、この日は防衛すべきタイトルがもう1つありました。



東口の駅前の様子。目の前に雲海酒造があります。木挽焼酎が有名だそうで、多少高くてもお土産にすればよかったな。尚、川内方にはタナカ食品があります。


駅舎に隣接する土産物屋・飛来里に入りました。和風のつくりで食堂もありますが、思ったほどの品数はなく拍子抜けしました。せめて地酒が売っていればね。結局、購入したのはかるかん。



自由通路を通って西口に出ました。休憩スペースの椰子の木も入れたため、訳の分からない写真になってしまいました。右側の「出水駅」と記された建物はJR鹿児島本線時代の駅舎でしたが、現在は弁当屋のオフィスになっているようです。肥薩おれんじ鉄道の駅舎は左側の一角のみです。オフィスまでも合理化しているなと感じました。尚、三角屋根の建物は新幹線の駅の一部です。



新八代方に視点を移すと、中心にナベヅルのモニュメントを配したロータリーが形成されていました。周囲を花壇が囲んでいます。自由通路のテラスが何ともお洒落です。



自由通路の袂にはC56 92が静態保存されています。平成18年7月の豪雨に伴って、出水広域公園から移設されました。



折角なので、運転台に入りました。少しペンキの剥げた箇所があるものの、公園での保存にしては素晴しい状態です


出水駅の西口は閑静な住宅地です。小一時間滞在しましたが、新水俣駅と同様に余り活気があるとは思えませんでした。これから川内駅に抜けますが、肥薩おれんじ鉄道で時間が掛かりすぎるので、泣く泣く1200円の自由席特急券を購入しました。博多から川内まで駅巡りしながら旅したので、途中下車なしなら3700円で済むところ、8230円も掛かってしまいました(あくまでも特急料金のみで)


つづく


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九州新幹線全通記念乗り継ぎ(その13)

2011-07-09 14:14:58 | 鹿児島本線

富合駅から戻り、片道乗車券の旅を再開。1680円の自由席特急券を購入し、13時49分発の「さくら415号」(800系U007編成)に乗車しました。新線区間をひたすら南下して新八代駅に到達したところで、JR全線完乗のタイトルを奪還しました。九州新幹線開業ラベルのキリンラガービールで打ち上げ。車窓からは新八代駅の渡り線が未だに存在してましたが、線路に近付いたところで断ち切られていました。新八代駅11番乗り場は線路が剥ぎ取られていました。新八代駅については2回下車しているので、今回はパス。新八代駅を発車してすぐ眺めた肥薩線の線路と球磨川に懐かしさを覚えました。



JR全線完乗の余韻に浸る間もなく、14時16分に新水俣駅に到着。部分開業時には当駅始発もあったことから2面3線の構内です。


階段からコンコースに下りるとトイレがあるのは新玉名駅などと同じ。しかし、この駅にはモニュメントの類はありません。



改札を出ました。左側はみどりの窓口で、営業時間は6:10~23:40です。右側の部屋は待合室で、中にはKIOSKがあります。



その手前には待合スペースがあり、地元の保育園児の絵画や水俣工業高校の作品が展示されていました。



それでは駅舎撮影。まるで客船の胴部ような出で立ちです。「水俣の美しい海をイメージし、全体が重なる波のような印象の駅」をコンセプトに、風を感じ、光を感じ、明るく開放的な空間を目指しています。角度の異なるいくつもの面が集合したデザインとし、季節や時間に伴い変化するファザードを表現しています。



駅前ロータリーには「新水俣門」というモニュメントがあります。渡辺誠氏のアートで、九州新幹線部分開業の際に設置されたそうです。尚、駅前は国道3号が通っています。


駅舎に隣接する観光案内所でしばし休憩。水俣観光情報誌である「みなまたWalk」を持ち帰りましたが、江口寿史氏のアニメに見とれてしまいます。湯の鶴温泉や水俣チャンポン(B級グルメ)が紹介されていましたが、水俣を訪問すること自体大変です。尚、観光案内所の営業時間は9:00~18:00です。



東口に出ました。肥薩おれんじ鉄道の駅が隣接しています。交換可能駅ですが、ホームのみの無人駅です。九州新幹線開業の副産物である3セクですが、合理化振りが徹底しています。



駅前は県営住宅になっています。それにしても、山深いです。雨が降り続いているので、これ以上回れません。


新水俣駅のスタンプは、新玉名駅と共通仕様である「九州新幹線から始まる大冒険 ワンピース&トリコを探せ!!」となっていました。熊本県はワンピースのゆかりの地なのでしょう。


次の駅に進むべく特急券を購入しましたが、自由席で1200円でした。ただ山を越えるだけですが、熊本以北と料金体系が異なるのは何とも不条理です。新水俣駅は全体的に寂しい駅でした。


つづく


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九州新幹線全通記念乗り継ぎ(その12)

2011-07-07 00:07:08 | 鹿児島本線

片道乗車券の旅を中断し、熊本駅12時ちょうど発の鹿児島本線6339M(815系N11編成)に乗り継いで、九州新幹線と同時に開業した新駅に向かいました。はみだし乗車は220円分。



12時9分に富合駅に到着。対面式ホーム2面2線の構内ですが、ホーム上に券売機があるだけの無人駅です。



跨線橋を渡って駅舎撮影位置に行く途中、カラフルな三角線のキハ200系が入ってきました 赤瀬かどこかに行きたくなります。



西口に出ました。跨線橋と待合所のみで、駅舎もトイレもありません。出入口も上下ホームで其々1箇所ずつしかありません。



駅前の様子。アパートがぼちぼちありますが、周辺は田園地帯で菜の花が咲いていました。UPが夏頃にまでずれこんでしまって恐れ入りました



再び跨線橋を渡って東口に出ました。西口と同じような体裁です。撮影場所とは人工河川で隔てられています。



九州新幹線の高架をくぐり、道路に出ました。大きな駅名板の横に時刻表があり、その裏には駐輪場があります。



付近には九州新幹線熊本総合車両所があります。この駅が新設されたきっかけの1つかもしれません。ここまで電車通勤する従業員がいるのだろうか。


件の車両基地を抜けると、飲食店などが多数並ぶ一帯に出ました。富合駅も食べるところに困らない駅です。交差点の向かいにある味千拉麺で昼食。阿蘇高菜ラーメンと馬肉丼(熊本セット)を食べましたが、味がよく研究されていて素晴しいです。



13時8分発の4326M(815系N11編成)で熊本に戻りました。実はこれ、熊本~大牟田間が快速なもので。



「リレーつばめ」が無くなった現在、熊本駅(在来線)の構内は0A~7番から0A~5番に縮小されています。2015年度中には在来線も高架化される予定です。



2年ぶりに東口に降り立ってみると、水滴状の大屋根が懸けられ、路面電車へのアプローチが劇的に改善されていました。



その東口の駅舎です。佇まいは変わっていませんが、ペデストリアンデッキが取り付けられていました。



駅前には「森都心」という高層ビルが建設中でした。どんな用途のビルになるでしょう。ペデストリアンデッキに繋がっていますし。


つづく


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