名草駅を出て40分三谷駅に到着。
それでは駅舎撮影。大木の下のログハウス風の駅舎です。特急停車駅であろうこの駅がこの形態になったのは、ちゃんとした理由があるのです。旧駅舎は平成12年5月17日に焼失してしまいました。しばらくはプレハブで推移していましたが、平成22年に現在の形になったのです。
トイレは益田方に。旧駅舎時代からの汲み取り式です。
では駅舎の中へ。4辺のうち2辺に木造のベンチが設えられています。無人駅であり何もありません。
時刻表を。特急列車を含めて上下それぞれ11本ずつです(特定日を除く)。次の下りは14時41分発、上りに至っては17時20分発…。
三谷駅ではこんなエピソードがありました。着替えしていると、法事帰りの夫婦がやってきました。新山口方面に帰ろうとしましたが、「スーパーおき3号」は行ったばかり。時刻表を見て愕然としたのでバスを調べました。しかし、このあたりは曜日運転の「生活バス」だけであり、路線バスがまともな本数で運転されているのは宮野以南です。結局、この御夫婦はタクシーを呼ぶことになりました。同じ山口市とはいえ、「阿東地域」に入ると一気に交通事情が厳しくなるのです。
構内踏切を渡ってホームへ。申し遅れましたが、三谷駅は交換可能駅で、島式ホーム1面2線+保線用側線1本の構内です。
14時41分発の2545D(キハ47 152+キハ47 1060)で再び島根県へ。
15時52分に本俣賀駅に到着。片面ホーム1面のみの構内です。
それでは駅舎撮影。昭和45年3月25日に小学生の通学の便をはかるために開業しました。ブロック積みの待合所です。トイレはありません。
「控所」となった待合所の内部を。ベンチが横幅の半分くらいしか設えられていません。ごみ箱などもなし。
時刻表を。上下それぞれ7本ずつです(特定日を除く)。滞在時間は29分。
折角なので、出歩いてみます。駅前には本俣賀出合バス停があります。上りが4本、下りが3本ですが、朝の上り1本と夕方の下り1本が日祭日運休で、残りの便も学休日運休です。
付近は本俣賀川と角井川の合流点です。春の穏やかな日に水景を眺めると何だか癒されます。
この時期の益田市は、菜の花が咲き誇ってました。
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参考サイト さいきの駅舎訪問
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