みどりの船

絵本と絵本まわりのこと、日々の雑感を少し。

ふしぎなロシア人形バーバ

2007-04-05 | 幼年童話
「こすずめのぼうけん」「ちいさなろば」などで有名な
ルース・エインズワースの新刊童話。

    『ふしぎなロシア人形バーバ

舞台は、<しあわせの国>にある<バラやしき>という名の
人形の家です。
登場人物は個性豊かなお人形たち。
<しあわせな国>というのは、店で売れなかったり、
家の中でどこかに行ってしまったおもちゃが行く国
なのです。

バラやしきで、一切の家事をとりしきるマーサ。
音楽のおじいさん先生、兼ピアノ名人のフレデリック。
フランスのお人形で、いやなことがあると「オーララ!」
というルル。
いたずら大好きな男の子、ウィリー。

そこへやってきたのが、赤毛でそばかすいっぱい、
思ったことをずばりと言ってのける女の子、ベラ。
引き続いて、マトリョーシカ人形のバーバ。

会話の中に決して悪意がないのがすてき。
そして、すぐ非を認めて水に流す登場人物たちは
バラやしきでうまく役割を分担して、
楽しく生活しています。
そこへ登場したバーバの魅力、謎、疑惑(?)に
みなの関心が集中。
わたしもバーバ何者?と、前半部最後で正体があかされるまで
ドキドキしてしまいました。
だいたい、マトリョーシカなので、展開はわかろうというもの
ですが・・・これだけハラハラさせる運びのうまさは、さすが
エインズワースさん!と思います。

後半は、素性がわかったバーバの家族を中心にしたお話。
名前や性格がそれぞれ楽しいんですよ~。
これは、私があかさないほうが楽しめそうなので、
あえてふせておくとして・・・。

この本、図書館貸し出しの延長、延長を繰り返し、
もう1ヶ月以上手元に置いている私。
あとに予約が入っていないことをいいことに、長々借りては
のんびり3巡目を読み終わったところです。

今日は、ことりさんで、ついにこの本を買うかどうか
迷って、まずは読んでもらえたらうれしい親子の元へ
巣立ってもらいました。
でもいつか買ってしまう気がします。
少し長めのお話を楽しめるようになった子に、魅力的なお話
だと思います。(ア、、、、、十分わたしも楽しんでます

          

今日、ことり文庫さんで出会ったサプライズな人々・・・。
まず入り口で、絵本作家の沢田としきさん!
わたしは、ことりさんに行くと、どうも何かしら
有名な方と出会うことが多いラッキーな人のようです(笑)
初回は、木のおもちゃ・こまーむの小松さん(TVチャンピオンにも
出たことがある作家さん)(
2回目に、絵本ナビパパ’Sプロジェクトの田中さん(
そして4度目の今日は、沢田さん♪(作品

3度目は、ブログで知り合ったブロ友(・・・と言うんですか)に
会いに・・・。(フッフフ)
ブロ友といえば、今日も今日とて、なんとなんと
ひなたぼっこのmarukoさんとお子さんたちに遭遇したんですよー。
ほんとうに偶然のめぐり合わせにびっくりです!! ふふふ~

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21 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ええ~~~~!!! (うっちゃん)
2007-04-06 01:36:40
な、なんですってぇぇぇ。
marukoさんと会ったの????
え?偶然と書いてらっしゃるけれど、何か前打ち合わせがあったわけでもなく?
偶然ならなぜその場にいたひとがmarukoさんとわかったの?
いいなぁ。いいなぁ。
こちらは陸の孤島・・・。ブロ友(^m^)に会うなんて不可能なことです。
こうやっていつも素敵な出会いがあるのは、やぱりいいオーラが出てないと起こらないことだと思いますよ。
最後にさらっと書いてらっしゃるけれど、きっと私のように興奮してらっしゃいますよね♪
返信する
Unknown (maruko)
2007-04-06 02:47:53
今日は(あ~日付がかわってしまいました…)
思いがけずお会いできて、本当に嬉しかったです
私すごい舞い上がっていて、ちゃーんとご挨拶もしなかった記憶が…失礼ばかりではなかったかと今更ながら動揺しています…
こうめさんのおかげで、楽しいひとときを過ごさせていただいて感謝のキモチでいっぱいです
(あ~でもあまりのサプライズに声はかけたものの、後はひたすら動揺していた私、なにひとつちゃんとお話していないような気がしています…)
あの時は、沢田さん(!)とこうめさんのお話をこっそり伺いながら、終わったらお会計を…と思っていたところだったのです
コハちゃんを見たとたんに、あ~!と思い、こちらでおでかけのこと書かれていたことなども思い出し、こうめさんとフラニーさんの会話からもう間違いないフラニーさんだ!と確信したとたんに、声かけてしまっていました…
長くなるので、続きはメールしますね!
取り急ぎ、今日はありがとうございました
返信する
はじめまして (jaune-brillant)
2007-04-06 07:00:01
はじめまして、こんにちは。
すてきなブログを見させて頂きました。
私も絵本のことが大好きで、ここ最近ブログをはじめました。
まだ、荒削りでお恥ずかしいのですが、こつこつ続けていければと思っています。
もしよろしければ、フラニーさんのブログをリンクさせてもらってもいいですか?
これからも、いろいろ勉強させてくださ~い。
返信する
Unknown (ayano)
2007-04-06 10:08:16
わー! すごいすごいーー!
marukoさんと偶然ばったりなんて!
そういうシンクロニシティ、上でうっちゃんも書いているけど、きっとフラニーさんもmarukoさんも素敵ないいオーラが出ているんでしょうねー。
私もひとり、キャーと興奮してしまいましたー(笑)

ふしぎなロシア人形バーバ、なんだか設定がすごくいいですね。
<しあわせな国>というのがいいなあ。
こういうお話を読んだ子は、自分がなくしてしまったおもちゃもきっと<しあわせな国>で楽しく暮らしているんだなあ・・・と、心なぐさめられる部分がありそう。
会話のなかに決して悪意がない、とか、すぐ非を認めて水に流す、とか、ほんとに読んでいて幸せになりそうです。
紹介してくださってありがとう!
返信する
Unknown (ayano)
2007-04-06 10:11:20
あら・・・<>を半角で書いたら、ダメでした。
変換してくれなかった・・・(笑)
意味不明な文章になってごめんなさい。

(誤)というのがいいなあ。
(正)<しあわせな国>というのがいいなあ。

(誤)きっとで楽しく暮らしている
(正)きっと<しあわせな国>で楽しく暮らしている
返信する
●うっちゃんへ (フラニー)
2007-04-06 22:20:06
うっちゃん、こちらにもどうもありがとう。
ほんとに、えーーーー!でしょ。
それはそれは驚きましたとも。興奮しないわけがないですよー♪
これが、ほんとにほんとに偶然だったんだからびっくり。打ち合わせ、なしですよ(笑)
marukoさんとわかったわけは、↑のmarukoさんのコメントにあるとおりなんですよ~。
声をかけてもらわなければ、全然気づかないところでした。

ここのところ、いい感じでこういうツキがあるので、また今後もひっそり期待してようと思います。
こうなったら、うっちゃん上京の際は、marukoさんにおいしいところに連れて行ってもらいましょうね~。
わたしも便乗しちゃお。
返信する
●marukoさんへ (フラニー)
2007-04-06 22:29:08
いやいや、昨日は本当におもいもかけずお会いすることになろうとは・・・!!
過ぎてしまうとあれは真か!?状態ですけれど、とても楽しいひとときでしたよね。
こうめさんがあれこれ気を遣ってくださって、初対面と思えないほど打ち解けて話をしていたのに、いざ話したことといえば、あれ・・・?なんて。
いつもこんな調子なので、ほんとにごめんなさい。

小さい人たちも気があったようでうれしかったし、小学生の人のお姉さんぶりもほほえましく、ブログのエピソードを思い出しながら、一人楽しませてもらってました。
あー、こんなことがあろうとは。
コハの上目遣いの写真も、時には役にたつものですね(笑)
また、今後もどうぞおつきあいくださいね~。
P.s. そうそう、このバーバの本、小学生の人と読むのにもよさそうですよ♪
返信する
●jaune-brillantさんへ (フラニー)
2007-04-06 22:35:45
はじめまして。遊びにきてくださってありがとうございます♪
わたしも絵本が大好きで、何か突然絵本について書きたくなってはじめたブログです。
さきほどちらっとおじゃましたら、お子さんたちの年もうちの下の人に近いんですね。
ここでは、子どもと楽しんでいる絵本よりも、自分の趣味の絵本のことのほうが多いかもしれないのですが、また絵本のお話ができたらうれしいです。
わたしものちほど、おじゃましますね。

それとリンクの件、ありがとうございます。喜んで・・・。
わたしもはらせていただきますね。
返信する
●ayanoさんへ (フラニー)
2007-04-06 22:49:08
ayanoさん、ね、ね、すごいですよね☆
オーラはいかほどのものか・・・?ですけど、最近ついてる!と思うことが多いですよ。
これもシンクロニシティでしょうか。
うーむ、途中になっている例の茂木さん特集のあの雑誌、また読みたくなってきました。
marukoさんは、やっぱり素敵でしたよ~♪

この本の設定、わたしも好きなんですよ。
「しあわせの国」とか「バラやしき」とかネーミングもよくて、うちにもこの国に行っているおもちゃがきっといるような気がします。
小学校中学年からとなっているけれど、気になっているおもちゃのひとつや二つある人なら、誰でもきっと楽しく読めるのではと思うのですよ~。
でもそれがなくても、展開の楽しさでぐっとひきつけられますけどね。
もし手に取ることがあったら、バーバどうなる?とちょっとドキドキしてみてくださいね。

P,S コメント、了解! ちゃんとわかりましたよー。
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すごいですね。 (マーガレット)
2007-04-06 22:56:04
ことり文庫って、なんだか魔法のお店ですね。早く行って見なくちゃー、とますます思ってしまいます。
フラニーさんのオーラが全開なんだと思いますよ。それにコハちゃんのミニオーラも。

こひつじ文庫でも、絵本からの幼年どうわはとっても貴重です。今までも何人もの子が 絵本から物語に進んでいってくれましたから。それは、文庫の一つの楽しみであり、感動でもあります。
そういう意味でも素敵な本ですね。
返信する

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