鳴り物入りの開業から3か月、一日2万人入場、年換算で730万人ペースで、エコノミストの予想とは裏腹にディズニーは、実績は期待以上と反論しています。❝入場料は大人一人あたり370元(1元=約15円、5550円)で、ピーク時は499元(約7485円)に跳ね上がる。園内での飲食や土産物も、地元の庶民からすれば常軌を逸した金額だ。「コーラ一杯20元」はコンビニ価格の5倍、「一食分のファストフード80元」もKFCセット価格の5倍の料金にも等しい。中国のネット上には「月収3000元(約4万5000円)の工場労働者が家族で行けば、半月分の給料が一瞬で吹っ飛ぶ」と不満の声が上がる。❞このように半月分もの料金がかかり、庶民には一生に何度もいける場所ではない。案外、ディズニーの実績は期待以上は本音かもしれません。いずれにしても、価格の解消も含め、失敗の評価は時期尚早で評価には長い期間が必要なようです。
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香港(CNNMoney) 今年6月に鳴り物入りでオープンした米ウォルト・ディズニーの上海リゾートについて、これまでの入場者数は事前予想を大幅に下回るとの見方をアナリストが示した。これに対してディズニーは、実績は期待以上と反論している。
野村証券のアナリスト、リチャード・フアン氏によると、上海ディズニーは値段に厳しい中国の消費者の間でそれほどのブームを巻き起こすには至っていない。「中国人の同パークに対する関心はやや薄れたようだ」と同氏は言う。
地元メディアによれば、入場者は人気の乗り物に長蛇の列ができることや、飲食費の高さに不満を募らせているという。
フアン氏の推定によると、開園以来の入場者数は1日当たり平均で2万人前後。年間に換算すると約730万人となり、野村証券などのアナリストが予想していた1500万人の半分にも満たない。
業界団体によると、昨年1年間の入場者は米カリフォルニア州にあるディズニーのテーマパークが1830万人、東京ディズニーランドは1660万人だった。
一方、ウォルト・ディズニー・パークス・アンド・リゾーツは、上海ディズニーの入場者数に関する臆測について「無意味」だと反論、「開業から100日の業績は我々の期待を上回り、ゲストの反応も極めて好調」だと強調した。ただ、予想をどの程度上回っているのかを示す具体的な数字は明らかにしていない。
大規模テーマパークが軌道に乗るまでには時間がかかり、特に中国は難しいとフアン氏は解説、「まだ開業してから3カ月ほどしかたっていない。ディズニーがすぐに軌道に乗せられるとは思っていなかった」と話している。
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