歌舞伎座では毎年2月興行の間、ロビーなどに地口行灯(じぐちあんどん)が飾られます。
地口行灯とは、初午(はつうま)の日にお稲荷様の境内や参道に飾られる行灯です。
地口とは、いわゆる「シャレ」のこと。落語でも、サゲ(落ち)がシャレになっているものを「地口落ち」と言ったりします。
地口行灯には、ことわざなどをもじったシャレが、ユーモラスな絵とともに描かれています。
冒頭写真は、「花よりだんご」をもじった「穴よりだんご」。
そのほか、歌舞伎座の地口行灯には、芝居の外題(げだい。タイトルのこと)や芝居の台詞をもじったものもたくさんあります。
2月に歌舞伎座へお出ましになる方は、ぜひ幕間にロビーの地口行灯もお楽しみください。
↑芝居の「忍寄恋曲者(しのびよるこいはくせもの)」をもじった「忍びよる老いは曲者」。
初午というのも、今ではなじみが薄くなってしまったかもしれませんね。
初午は、2月最初の午の日の、お稲荷様のご縁日です。
本来は旧暦2月の最初の午の日なので、春の行事なのですが、今は新暦なので寒い時期の行事になってしまっています。
なぜ、初午に関係のある地口行灯が歌舞伎座の中に飾られるのかといいますと……、歌舞伎座の中にお稲荷様が祀られているからです!
歌舞伎座に限らず、敷地内にお稲荷様を祀っている芝居小屋やお店はたくさんあります。
お稲荷様は、商売繁盛や五穀豊穣の神様。ご商売をされている方や芸人さん、芸者さんなどには、お稲荷さんを信仰する方が多いのです。
歌舞伎座と文明堂カフェの間の路地を入っていくと、歌舞伎座脇にお稲荷様のお社があるのが、塀ごしに見えます。
普段は、劇場関係者以外は入れないようになっていますが、初午の日だけは、劇場の観客も参拝することができるのです。
参拝した観客には、お汁粉やお神酒もふるまわれます。
今年は初午が5日で、節分の日と近かったため、二の午の日に行われるそうです。
今年の二の午は2月17日です。この日にご観劇の予定がある方は、ぜひお稲荷様にお参りしてはいかがでしょうか。
地口行灯とは、初午(はつうま)の日にお稲荷様の境内や参道に飾られる行灯です。
地口とは、いわゆる「シャレ」のこと。落語でも、サゲ(落ち)がシャレになっているものを「地口落ち」と言ったりします。
地口行灯には、ことわざなどをもじったシャレが、ユーモラスな絵とともに描かれています。
冒頭写真は、「花よりだんご」をもじった「穴よりだんご」。
そのほか、歌舞伎座の地口行灯には、芝居の外題(げだい。タイトルのこと)や芝居の台詞をもじったものもたくさんあります。
2月に歌舞伎座へお出ましになる方は、ぜひ幕間にロビーの地口行灯もお楽しみください。
↑芝居の「忍寄恋曲者(しのびよるこいはくせもの)」をもじった「忍びよる老いは曲者」。
初午というのも、今ではなじみが薄くなってしまったかもしれませんね。
初午は、2月最初の午の日の、お稲荷様のご縁日です。
本来は旧暦2月の最初の午の日なので、春の行事なのですが、今は新暦なので寒い時期の行事になってしまっています。
なぜ、初午に関係のある地口行灯が歌舞伎座の中に飾られるのかといいますと……、歌舞伎座の中にお稲荷様が祀られているからです!
歌舞伎座に限らず、敷地内にお稲荷様を祀っている芝居小屋やお店はたくさんあります。
お稲荷様は、商売繁盛や五穀豊穣の神様。ご商売をされている方や芸人さん、芸者さんなどには、お稲荷さんを信仰する方が多いのです。
歌舞伎座と文明堂カフェの間の路地を入っていくと、歌舞伎座脇にお稲荷様のお社があるのが、塀ごしに見えます。
普段は、劇場関係者以外は入れないようになっていますが、初午の日だけは、劇場の観客も参拝することができるのです。
参拝した観客には、お汁粉やお神酒もふるまわれます。
今年は初午が5日で、節分の日と近かったため、二の午の日に行われるそうです。
今年の二の午は2月17日です。この日にご観劇の予定がある方は、ぜひお稲荷様にお参りしてはいかがでしょうか。
私は23日に昼夜通しで。起きてられるかしら・・。
地口行灯情報ありがとうございました。
稲荷神社は文明堂カフェの横? う~ん文明堂カフェから探さねば! ふるまい汁粉につられて探して参りますね。
地口行灯、上でご紹介した以外にもたくさん飾られてますので、ぜひごらんになってみてくださいまし
お稲荷様は、歌舞伎座の脇にあります。歌舞伎座と、お隣の文明堂カフェの間に路地があるので、そこを歩いていくと、歌舞伎座の外塀の内側に見えますよ。
ただ、上でもご紹介しましたとおり、初午(今年は二の午)の日以外は閉まっているのです……(ふるまい汁粉もこの日だけなのです……)。でも、外からでも、お稲荷さんの赤いお社と「歌舞伎稲荷」というのぼりは見えますよ
私は、ふるまい汁粉につられて、二の午の日にまた行ってまいります……(笑)。