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格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

もう黙っていられるか!・・・日本の司法(裁判)を糾弾する行動を起こそう

2011-10-01 19:38:27 | 阿修羅


もう黙っていられるか!・・・日本の司法(裁判)を糾弾する行動を起こそう<大阪御堂筋デモ情報 
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/143.html
投稿者 天橋立の愚痴人間 日時 2011 年 9 月 30 日 15:42:21: l4kCIkFZHQm9g


10月8日の予定されている「大阪宣言の会」による御堂筋デモは、陸山会事件に対する判決を取り上げ、猛烈に裁判長 登石 郁朗を糾弾する。

登石 郁朗は
昭和29年東京生まれ(59歳)、東京大学法学部卒業、
司法試験合格、判事任官、横浜地裁判事補、岡山地裁判事補、宮崎地裁判事補、
“法務省刑事局付検事(判検交流、つまり検察とズブズムになる資質から交流人事か)”、
東京地裁判事、札幌地裁判事、
北大法学部大学院客員教授、司法研修所教官、新司法試験問題検討会委員、
東京地裁判事、東京高裁判事、東京地裁判事(部総括)現在に至る。
*顔写真は、他のブログ参照願います。

東京地裁刑事部の判事だから、当然多くのマスメディアを騒がせた事件にも関与、公判指揮を行っている。
耐震偽装・イーホームズの藤田東吾社長、木村建設事件、
大相撲の野球賭博事件、
法大裁判、
81歳エロ爺猥褻事件、
日本振興銀行(木村剛被告裁判)など。

を手がけ、今回に限らず裁判官としての人格的資質を云々されてきた。
耐震偽装事件でも、国土交通省の権威を擁護するために意を尽くし、今回は検察、司法界を守るために社会正義を捨ててしまっている。

同じように、高知県バス運転手冤罪事件では、報道を見た誰もが思う警察、検察のでっち上げを裁判所は最高裁に至るまで認めず、冤罪を意図的に作り上げてきた。

飯塚事件の久間三千夫さん、足利事件の菅家さんは、共に弁護団が要求したDNAの再鑑定に裁判官ががんとして応じなかったために起きた冤罪事件である。
久間さんは、冤罪が晴れないまま死刑が執行されてしまった。

これなどは全て裁判官が検察の権威を擁護したために起きた冤罪である。

一方で、この様なことが言われている。
「日本の刑事裁判で有罪になる率は「99.9%」と言われる。
この数字は検察が起訴の段階でふるいにかけ、裁判官が間違いなく有罪にすると判断したときに初めて起訴するから高くなるのである」

人間が判断することで、この様なことがあるはずがない。
逆に99.9%の中に、どれくらいの冤罪があるかと言うことを話題にした方が自然である。
その証拠に、ようやく明るみにでた、厚生労働省の村木氏を冤罪に落としいれようとした、前田検事による大阪地検の証拠改ざん事件があるではないか。これは氷山の一角と見るほうが適切である。
この根拠として判検人事交流という我が国の司法制度の致命的な欠陥がある。
「裁判官と検察官の馴れ合いを生み出し、裁判所と検察庁を事実上一体化させて、冤罪判決など検察に都合の良い不当判決が大量生産される主な原因になっていると批判されている。」

この様に、我が国の司法の正義は、警察、検察、官僚組織には当て嵌められることはないのである。
これを警察国家、官僚国家と言って何の問題があるのであろう。

近々の小沢一郎を巡る司法の動静は、小沢を排斥する闇の勢力に加担した検察を、仲間意識故に検察を擁護するという、考えられない暴挙を裁判所がなしたという事である。
この事件で控訴に期待する意見があるが、裁判所がこの様なものであるかぎり正当な判決など期待できないことは、他の多くの冤罪事件が証明している。
その冤罪事件の被害者も一様に上告を信じていたのである。

我々は、今回起きた陸山会事件の判決を、しっかりと受け止め、この問題(司法の正義回復)を一気に解決しなければならない。
事件を風化させてはならない。

冤罪事件で泣いてきた多くの人にかわり、これ以上司法の専横を許してはならない。
官僚共の横暴を許してはならない。
民主主義国家の名に置いて、裁判所を糾弾しなければならない。

最適の時期を選んで企画された「大阪宣言の会」の御堂筋デモに参加して、意ある人の声を糾合し、裁判所に怒りの鉄槌を下そうではありませんか。
小沢、小沢に明け暮れるこのごろですが、これは小沢抜きでもやらねばなりません。
ぜひとも多くの方の参加を御待ちしています。
労働組合の方など、これから司法の弾圧が強化される心配がある組織の方の合流を望みます。

デモ
趣旨:小沢一郎/復権支援、偏向報道、冤罪に加担の
    マスコミ、検察、を糾弾する。

[日時] 10月8日(土)
    入場12:30~13:00
    集会13:00~13:30
    出発13:30~
    終了15:00(予定)

[場所] 「新町北公園」(大阪府大阪市西区新町1丁目)

[交通]
・地下鉄四ツ橋線「四ツ橋駅」2番出口 北へ徒歩5分
・鶴見緑地線「西大橋駅」2番出口 北へ徒歩5分


[行進ルート] 新町北公園→南久宝寺町3→御堂筋
      →難波高島屋前→元町中公園(解散)

距離/約 3㎞  時間/約1.5H

※プラカード持参自由
※幟、横断幕、持参大歓迎
※メガホン・拡声器持参大歓迎
※100円のメガホンでもあれば有効です
※お子様、歓迎
運動不足、ストレス解消に最適です!

主催 市民が訴える「大阪宣言の会」
http://osakasengen.com/page2.php

HPには地図も入れています。
皆様、この情報の拡散を御願いします。




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若い人に聞く この国はこれでいいのか (日刊ゲンダイ) 抹殺された小沢一郎 

2011-10-01 19:19:45 | 阿修羅

若い人に聞く この国はこれでいいのか (日刊ゲンダイ) 抹殺された小沢一郎 彼はもう田中角栄と同じ運命を辿るだろう 
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/127.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 9 月 30 日 02:18:36: igsppGRN/E9PQ


若い人に聞く この国はこれでいいのか
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-3893.html
2011/9/29 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


抹殺された小沢一郎 彼はもう田中角栄と同じ運命を辿るだろう

--この国では戦国時代や江戸時代や宮家などの家系が尊重され、それに反逆し改革を志す者は滅亡する一方、今の野田貧民上がり宰相のように八方平身低頭する体制順応人間だけが生き残りを許されている

日本は恐ろしい国だ。有罪か無罪かは裁判官の腹ひとつ。さしたる証拠がなくても、推認で刑を言い渡す。時代錯誤が大っぴらに許される社会である。

陸山会裁判で、水谷建設からの裏金を立証する材料は、水谷側の証言とホテルのレシートだけだった。決定的な物証はゼロに等しい。それでも裁判所は裏金の授受を認めた。「疑わしきは被告人の利益に」なんて常識は通用しない。裁判長サマが「怪しい」と言えば、もうそれだけでアウトなのだ。

前時代的なデタラメ裁判で、政治家としての小沢一郎は抹殺された。「元秘書3人が有罪になって責任をとらなかった政治家はいない」(谷垣自民党総裁)、「小沢元代表の責任は免れない」(山口公明党代表)と野党は大騒ぎだ。両人とも弁護士だったと記憶しているが、ベラボーに乱暴な発言を平気でしているところをみると、免許は返上した方がいい。ただ、どんなに狂った判決でも、野党が騒ぎ、マスコミも「小沢辞めろ」の大合唱では、政治生命は絶たれてしまう。
政治評論家の有馬晴海氏は言う。
「収支報告書に記入する時期がズレていたのは間違いのない事実です。小沢さんも、元秘書が有罪になる可能性はゼロではないと思っていたはず。ただ、その内容についてはビックリでしょう。裏金の認定もそうですが、検察側が裁判継続は困難とみて訴因変更した西松建設事件まで有罪とした。事務所ぐるみで迂回献金を受け入れたと断定したのです。小沢さんが受ける政治的なダメージは大きい。来月6日から始まる裁判で無罪を勝ち取ったとしても、再浮上は困難。来年の代表選に出馬したとしても、サポーターや地方議員にソッポを向かれるのは確実です」
47歳で自民党幹事長になってから20年以上、小沢は政界の中心にいて、日本を根底から変えようとしてきた。
役人が実権を握る非民主的な統治システムをぶち壊し、国民の選んだ政治家が物事を決める。そんな民主主義では当たり前のシステムを日本にも定着させようとしていたし、それができる剛腕も持っていた。だが、いい加減な裁判で息の根を止められ、改革も潰されるのだ。
日本は本当に恐ろしい国である。

◆チャレンジする勇気がない国民性

小沢を見ていると、彼が薫陶を受けた田中角栄を想起させられる。
角栄は、全国を高速道路と新幹線で結ぶ列島改造論をぶち上げ、貧困に悩む地方から変革しようとした。米国に内緒で中国に接近し、国交正常化も果たしている。だが、ロッキード事件で有罪判決を受けると、竹下登らに裏切られ、キングメーカーの地位も失った。最後は脳梗塞に倒れ、寂しい晩年を送っている。
政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「日本では、改革を志す者は寄ってたかって潰されるのです。もともと日本人は体制になびく気質がある。お上は絶対で、逆らわない。そのため、既得権が守られる土壌があり、それを壊そうとする勢力はケムたがられ、排除される運命。これほど世襲議員が多いのも、変化を好まない風土があるからです。政治家としての実力は二の次三の次で、血筋だけが優先されて、やすやすと当選していく。異常な姿です」
政界では、戦国時代や江戸時代から続く殿様や武家の家系も珍しくない。細川護煕元首相は典型例。宮家の親族になった麻生太郎元首相のようなケースもある。麻生は吉田茂の孫で、鈴木善幸や岸信介、佐藤栄作といった首相経験者も親族だ。もちろん安倍晋三元首相も同類である。
彼らはどれだけおかしくなっても、日本を変えようとはしない。当然だ。彼らこそが体制で、既得権にあぐらをかいているからである。国民も、彼らがどれだけ政治家として無能でも、家柄を見てありがたがるのだ。
その一方で、小沢や角栄のような“反逆者”は非業の死を遂げる。大塩平八郎は自決し、坂本龍馬は暗殺者に討たれた。旧体制をぶち壊して新しい道を開くことは許されない。伝統を重んじると言えば聞こえはいいが、足元しか見られず、チャレンジする勇気がない国民性なのだ。

◆波風立てない処世術だけの野田に首相はムリ

野田首相は、代表選でアピールしたように貧しい生い立ちだ。父親は農家の6人兄弟の末っ子で、母親も農家の11人兄弟の末っ子という。「父のトランクの上にお茶碗をのせて食事をした。そういう新婚生活から始めたそうです」と話している。ピカピカの家柄や閨閥と無縁だ。
それでも風当たりが強くないのは、四方八方に平身低頭する体制順応型の人間というのが大きい。
(1)余計なことは言わない、やらない(2)派手なことをしない(3)突出しない――これが野田政権の3原則だそうだ。体制に逆らわず、ドジョウのように泥に潜り、クビをすくめてやり過ごす。そうやって政権運営をするのだという。
果たして、これが千年に一度の国難に立ち向かうリーダーのあるべき姿なのか。この国は、な~んにもしない政治が許されるような状況なのか。国民はもっと考えた方がいい。
「野田首相のアタマの中にあるのは、自分が生き残るための処世術だけです。波風を立てないようにすれば、どこからも文句は出ないし、政権運営は安定するかもしれません。しかし、それでは改革は不可能です。行政も財政も経済も、日本は完全に行き詰まっている。病巣にメスを入れ、大胆に見直さなければ、どうにもならない。そんなときに、『みんなで仲良くしましょう』という首相でいいわけがありません。アラブ諸国では若者がネットを通じて蜂起し、次々と民主化を勝ち取っています。国を変えるのは、若いエネルギーです。自分たちが動かないとダメだと自覚して、もっと声を上げてもらいたい」(山口朝雄氏=前出)

どうでもいい芸能人のブログやツイッターを攻撃したって、閉塞した日本の現状は変わらない。役人は特権にあぐらをかき、ボンクラ世襲議員は権力をもてあそぶ。そんなマンガ政治が永遠に続いていいのか。
中高年は生活にキュウキュウとし、活力を失っている。気力は失せ、諦めた人が多い。未来がある若者が立ち上がらなければ、この国は滅んでしまうのだ。





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登石さん、Wikipediaに削除依頼ですか?判事が削除依頼?何か不都合でも?迷判決に御家族は鼻高々では?

2011-10-01 18:31:30 | 阿修羅

登石さん、Wikipediaに削除依頼ですか?判事が削除依頼?何か不都合でも?迷判決に御家族は鼻高々では?
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/145.html
投稿者 888(スリーエイト) 日時 2011 年 9 月 30 日 17:00:07: jwMgwr3A1J/pE


飄(つむじ風) 様ブログ

2011-09-30 記事
こんなウソだらけの判決は絶対に受け入れられない!!
http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2011/09/post_0450.html

(以下に全文転載)

まあ、これほどのふざけた判決はないだろう!
端的、証拠なしの推定で有罪を下したと言うこと、
『推定無罪』は地に墜ちた・・・・
これからは『推定有罪』の幕開けだ・・・・
しかも、推定事犯は起訴事犯ではない!!

 この登石郁朗(といし いくお)という裁判官は、相当に臆病な奴だ。公人にあるまじき秘密主義者だ。というより、確信犯だから身の危険を恐れているに違いない。

 Wikipediaには、削除依頼しているようだ。日本の裁判所の判事が削除依頼するなんて、相当に異例である。だから、本来、公開されるべき来歴が全く知れない。出身大学も、任官時期も全部だ。

 まあ、本格的に調べれば、簡単に分かることであろうが、普通、ネットでは知れることも何を恐れてか隠しまくっている。知りうる来歴と、裁判記録から観ると情緒不安定で小心者と観る。

•大相撲野球賭博事件(2011年10月判決予定)
•陸山会事件(2011年9月26日判決)
•日本振興銀行の検査妨害事件(2011年2月14日判決)
•法政大学学生運動の一斉検挙
•お台場フィリピン人バラバラ殺人事件
•江戸川区児童虐待死事件(2010年10月4日判決)
•トンボ鉛筆会長覚せい剤所持事件(2007年10月31日判決)
•構造計算書偽造問題・木村建設事件(2006年11月1日判決)

 その評判はいささかも良くない。というより、悪い。

 その一部を下記に記載しておく。まず、本事件に関して言えば、如何に裁判官の自由心証主義とは言えども、現代の刑事訴訟法の主旨に照らして、その法理に著しく逸脱したもの言えるから、弾劾裁判ものだろう。

 当然憲法31条の「何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。」にも、著しく背く畏れがある判決だ。

【転載開始】
【これまでとこれからの「小沢一郎」の話をしよう】石川議員独占インタビュー
2011年9月27日 掲載
「こんなウソだらけの判決は絶対に受け入れられない」

 9月26日、陸山会事件の判決が言い渡されました。無罪を信じていましたが、結果は厳しいものでした。
「被告人・石川知裕を禁錮2年に処する。この裁判が確定した日から3年間、刑の執行を猶予する」――。
 主文を聞いた瞬間は愕然、茫然自失です。数日前から報道では厳しい観測が流されていたので、ある程度は覚悟もしていました。
 でも、やはり驚きと脱力感で頭がクラクラしましたね。拘置所で田代検事に言われた「事実と裁判の結果は違う」という言葉の重さを噛みしめています。
 ただ、今回の判決は、まさしく司法の危機だと思います。検察が起訴できなかった水谷建設からの裏ガネが、裁判所の独断と偏見で認定されてしまった。
 その根拠となったのが、水谷建設の川村元社長の証言。私が彼と会ったことを裏付ける物証は何ひとつないのに、「渡した」という川村元社長の証言だけで、裁判所が「推認」してしまった。本当に私が5000万円を受け取ったというなら、そっちの罪で裁けばいいじゃないですか。
 川村元社長に聞いてみたい。どうして、こんなウソをついたのか。ウソで冤罪に陥れて、何とも思わないのか。死ぬ前に、一度でいいから真実を語って欲しい。これが、私の一番の願いです。
 ウソだらけの川村元社長の証言を「自然だ」と判断した裁判所の感覚も、私には分かりません。普通、顔も分からない人間に、5000万円もの大金を渡しますか?裁判官は、あまりに世間知らずですよ。社会経験がなく、閉鎖的な世界にいると、そうなってしまうのでしょうか。
 判決後、検察官とも挨拶を交わしたのですが、彼らはニヤついていて、やけにうれしそうでしたね。
 私の裁判の結果について、まだ小沢氏と話をしていないし、何も報告していません。判決後、報道陣から小沢氏のことを聞かれて、内心では「今ごろ、囲碁でも打っているんじゃないかなぁ」と思っていました。小沢氏は、こういう重大な局面で、囲碁を打ちながら待つことが多いんです。きっと、嫌なことも忘れられるんでしょうね。実際は、夕方から「チュリス赤坂」の事務所で、弁護士資格を持つ階猛議員や弁護団の先生らと協議をしていたみたいですが。
 10月6日からは、小沢氏自身の裁判が始まります。私も証人として出廷することになり、精神的にキツいですが、控訴して闘っていきます。小沢氏にも、必ず嫌疑をハネ返して欲しいですね。
 地元でも判決の反響は大きくて、事務所の電話が鳴りっぱなしだったそうです。午後6時の時点で、すべて激励の電話だったと聞き、ありがたくて涙が出ました。元外務省主任分析官の佐藤優氏からも励ましの電話をもらいました。みなさんに支えられていると実感し、「これから闘っていくんだ」と闘志を新たにしています。
 こんなウソだらけの判決は、到底受け入れられないし、絶対に許しちゃいけない。今回のようなケースがまかり通れば、狙い撃ちされた政治家はひとたまりもないからです。政界全体のためにも、ここで私が踏ん張るしかありません。【転載終了】





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いまだ近代国家になれないこの国の二重構造

2011-10-01 09:45:45 | 植草一秀氏の『知られざる真実』


いまだ近代国家になれないこの国の二重構造




日本の二重構造とは、建前上の、あるいは、表面的な、理屈の上での制度と、実態とがかい離していることを指す。
 
 その最大の原因は、日本国憲法の規定を変えずに、日本が軍隊を保持したことにあるように思われる。
 
 戦後日本は連合国軍に占領された。連合国軍最高司令官総司令GHQが日本を統治した。このGHQの指揮の下で日本国憲法が編纂され、公布、施行された。施行は1947年5月3日だ。
 
 最高司令官だったマッカーサー元帥は、民主主義のモデル国家を日本に創設しようとした。理想主義の嫌いがなかったわけではないが、過去に例のない国家像を描いていたと考えられる。
 
 財閥解体、農地解放、労働組合育成など、いわゆる徹底した民主化政策が採られ、実行された。公職追放では、戦争犯罪人、戦争協力者などが大量に公職から排除された。
 
 ところが、日本国憲法が施行された1947年、米国の対外政策、対日占領政策は大転換を示す。180度の転換と言っても良いだろう。
 
 冷戦の激化、ソ連邦における核実験成功、中国大陸の喪失(中華人民共和国の建国)などを背景に、米国の外交政策スタンスが大転換した。
 
 「日本民主化」は中断され、「日本反共化」が対日占領政策の基本路線になった。日本民主化の「逆コース」である。このことによって、戦後日本は、占領当初の「徹底した民主化とこれを支える憲法」を持ちながら、非民主化=反共政策強化と憲法無視の再軍備という、根本的な矛盾構造を抱え続けることになったと考えることができる。



戦前の特高警察職員、旧軍人が再登用され、公職追放された人々が復帰する一方で、今度はレッドパージで、思想統制が急激に強化された。
 
 思想統制が強められるなかで、さまざまな謀略、工作活動が展開された。その多くにCIAが関与した可能が高い。松本清張が著した『日本の黒い霧』は、日本人の必読書である。








日本の黒い霧〈上〉 (文春文庫)
著者:松本 清張
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日本の黒い霧〈下〉 (文春文庫)
著者:松本 清張
販売元:文藝春秋
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 日本国憲法が武力放棄を謳っているのに、その日本が巨大な軍隊を保持するとの深刻な二重構造、ダブルスタンダードが形成されたのである。
 
 さらに極めつけは、1951年9月8日、サンフランシスコ講和条約により、日本の主権の回復、独立の回復を得る条約調印が行われたその日、吉田茂首相はサンフランシスコ郊外のプレシディオ陸軍基地に連行され、日米安全保障条約に署名させられた。
 
 米軍が日本国土を基地として占領し続けることを正当化するための、米国の米国による米国のための条約に、吉田首相は署名させられたのである。ポツダム宣言は日本が独立を達成した時点での占領軍の撤退を定めていたにもかかわらず、爾来、米軍による日本国土占領は現在まで続いている。



 つまり、ものごとの建前と実態が異なる状態が、この国の常なる姿になっているのだ。そして知らぬ間に、国民はこの不自然な状況に慣れ、不当な現状に疑問さえ抱かぬようになってしまったのだろうか。
 
 私たちの回りには、不当な現実があまりにも多く横たわっている。あまりに多すぎて、ひとつひとつを糺すことさえ難事となるが、これをひとつひとつ掘り起こして、建前と実態とを重ね合わせてゆかねばならぬ。
 
 掘り起こさねばならぬ「不都合な現実」とは何か。

つまり、ものごとの建前と実態が異なる状態が、この国の常なる姿になっているのだ。そして知らぬ間に、国民はこの不自然な状況に慣れ、不当な現状に疑問さえ抱かぬようになってしまったのだろうか。
 
 私たちの回りには、不当な現実があまりにも多く横たわっている。あまりに多すぎて、ひとつひとつを糺すことさえ難事となるが、これをひとつひとつ掘り起こして、建前と実態とを重ね合わせてゆかねばならぬ。
 
 掘り起こさねばならぬ「不都合な現実」とは何か。



ここでは、五つの事例をあげておきたい。
 
  
 第一は、日本が法治国家であるとされ、原子力災害については原子力損害賠償法という唯一の法律が存在しながら、行政府も立法府も、この法律を無視した運営を続けていること。
 
 
 第二は、福島で重大な放射能放出事故を発生させた原子力発電事業、プルトニウム燃料を用いるプルサーマル発電についてシンポジウムを開催する際に、電力会社が会社ぐるみで偽装質疑応答を行ったとの重大事実が判明し、経産大臣が企業の経営責任を指摘しているにもかかわらず、責任ある当事者が居直り、開き直りを演じており、これが放置されていること。
 
 
 第三は、日本国憲法が第31条で
「何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。」
と定め、適法手続きを規定しているほか、罪刑法定主義、法の下の平等、無罪推定原則、疑わしきは罰せず、等の基本的人権尊重の根本原則がありながら、これらが平然と無視される状況が放置されていること。
 
 合わせて、憲法第76条が
「すべて裁判官は、その良心に従ひ独立してその職権を行ひ、この憲法及び法律にのみ拘束される。」
と定めているにもかかわらず、裁判官の独立性を蹂躙する制度運用が横行していること。
 
 
 第四に、2009年8月の総選挙の際、「マニフェスト選挙」、「政権選択選挙」の表現が多用され、主権者の意思を反映する政治の実現がことさら重視されたにもかかわらず、選挙の際の主権者国民との契約破棄が横行するなかで、メディアが口を揃えて、マニフェスト破棄を奨励していること。
  
  
 第五に、暴力団排除条例が施行されるに際して、芸能界とご暴力団との関係が明らかにされねばならないのに、視聴率を持つ人物の問題を扱う際に、すべてのメディアが腫れ物に触る態度を貫いていることである。







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「 フツーの市民vs小沢一郎vol.2」10月2日(日)午後4時15分 Ust放送

2011-10-01 08:59:54 | 杉並からの情報発信
「日本を語ろうー フツーの市民vs小沢一郎vol.2」10月2日(日)午後4時15分 Ust放送開始 (杉並からの情報)
http://www.asyura2.com/11/senkyo120/msg/140.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 9 月 30 日 12:26:52: igsppGRN/E9PQ

「日本を語ろうー フツーの市民vs小沢一郎vol.2」10月2日(日)午後4時15分 Ust放送開始
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/45960816571e89596566b05770f6aae4?fm=rss
2011-09-30 11:06:18  杉並からの情報発信です
 

いつもお世話様です。

とても大事なお知らせですのでできるだけ多くの人に届くように情報拡散をお願いいたします。

■ 番組タイトル名 「日本を語ろうー フツーの市民vs小沢一郎60分vol.2」

9月26日、まがりなりにも三権分権が存在していると思われていた日本で信じられない判決が下されました。

東京地検は検察側の主張を支える供述調書の多くを証拠不採用としながら、客観的証拠が何もないのに水谷建設の川村元社長の証言だけで1億円の

裏献金授受があったと推認し、3人全員を有罪としたのです。

しかも、この裁判の訴因は「政治資金規正法違反(虚偽記載)」であったはずですが、検察はこれについてまったく立証することをせず、

水谷建設からの裏献金について公判の時間を費やすという異常さでした。

また、これを許した登石郁朗裁判官の訴訟指揮にも大きな疑問が残ります。

今回の判決は、司法権の完璧な放棄といってもいいもので、行政権力から主権者である国民を守る役割を担っている司法に対して大きな不信を

いだかせる結果となりました。

一方、福島原発事故収束のメドは一向につかず、情報開示に関しても不透明感を増すばかりで国民の多くが現在と未来に対して大きな不安を抱いております。

とりわけ、子供を持つ親や今後子供を産む可能性がある女性たちにとって原発問題は他人事ではなく、いままで社会問題に無関心だった人たちを含め

さまざまな行動へと喚起しています。

さらに、岩手・宮城・福島東北三県を中心とした被災地の復興・復活も期待されているほど進んでおらず、被災された方々の生活のメドは一向に立たない状況です。

こうした日本がいまだ人類が経験したことのない「国家存亡の危機」 に直面している状況に加え、アメリカのデフォルト危機に象徴される

世界経済の混迷が日本経済に大きなダメージを与えようとしています。

円高対策や政財成長戦略の明確化と復興・復活対策の早期実現は、日本経済復活のための両輪といえます。

こうした状況にもかかわらず、政府・与党はこの期に乗じて増税を目論み、2年前の総選挙で掲げたマニフェストのほとんどを反古にし、

国民生活を置き去りにした政治を進めようとしています。

三権分権を基本にした民主主義崩壊の危機、原発問題、大震災の復興、そして世界経済の混迷とまさに日本国の存亡がかかっている現在ですが、

我々国民はこのまま座して死を待つ訳にはいきません。

そこで、「ネットメディアと主権在民を考える会」では、4月16日に行った「日本を語ろうー フツーの市民vs小沢一郎 60分」の第二弾として、

再び小沢一郎元民主党代表を迎え、生活者の視点からからさまざまな質問を投げかけ、日本の現状を分析するとともにその解決策等について議論していきます。

             【記】

タイトル:「日本を語ろうー フツーの市民vs小沢一郎 vol.2」

日時:10月2日(日)午後4時15分より

配信先:Ustream  http://www.ustream.tv/channel/apfnews-live

    ニコニコ生放送 http://live.nicovideo.jp/

    ハッシュタグ:#ozawa_nmd

主催:「ネットメディアと主権在民を考える会」

制作・運営協力: 株式会社APF通信社

<ブロガーの皆様へ 配信のご協力のお願い>

下記のアドレスから埋め込みコード(Ustream)をコピーして、

自分のブログから本番組を生配信していただくことができます。

是非、ご協力ください。

http://www.ustream.tv/channel/apfnews-live

①画面中断にある「埋め込み」タグをクリックする。

②埋め込みコードをコピーする。

③(②)のコードを自分のブログに貼り付ける。

 

 

 

以上よろしくお願いいたします。

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