今日は、5月5日「子どもの日」
いいお天気に恵まれ、皆さんは、どんな子どもの日だったでしょうか?
地区の遠足に出かけた人もいるのかな?
総務省のまとめによると、15歳未満の子どもの数は、31年連続で減少しているようです。
でも、府中小学校は、ここしばらく横ばい状態が続きます。
我が国では、「子宝」ということばに象徴されるように、子どもを、金銀・宝石にもまさる宝物として、大切に育てるのが伝統的な家族の姿でした。明治期には、日本を「子どもの天国」と表した外国人もいたほどだそうです。しかし、戦後は、価値観の多様化や個人意識の高まりもあり、そのような家族感・親子感が徐々に希薄になってきたようです。
昭和26年5月5日に制定された児童憲章は、「児童は、よい環境のなかで育てられる」べきだとしています。食糧事情などが貧しかった制定時と比べて、今は衣食住ともに格段に豊かになりましたが、家族の絆等果たしてどうでしょうか?改めて、我が身をふり返っています。
本日の某新聞より・・・
「天瓜粉(てんかふん・あせも予防の粉)しんじつ吾子(あこ)は無一物」(鷹羽狩行:俳人協会長の句)」
湯上がりの裸の嬰児に天瓜粉を塗りながら、わが子は、何ひとつ持っていない、親の庇護がなければなにもできないのだと感じ入っておられます。
慈しみに満ちたこの名句を引くまでもなく、子どもの健やかな成長には、親や家族らの愛情と世話が欠かせませんと・・・。
PTA総会でも、学校便りでもお願いしているところですが、「愛されている」「大切にされている」という「自尊感情」「自己肯定感」は、すべてのがんばりのもとになります。
また、「家族は、人間関係と日常生活の最も基本的な単位である。そのつながりを抜きにした家族の幸せなどは到底考えられない。」とも、書かれています。
ほんとうにそのとおりだと思います。
どうか、どうか、みんなしあわせでありますように
連休も残すところ、1日となりました。
事故なく、安全に、そして、楽しく・・・・。