1976年創業 創業者スティーブ・ジョブズ 世界でもっとも革新的な企業との評価
1977年4月 Apple Ⅱ発売
1984年パソコンマック発売
1998年5月 iMac発売
2001年1月 iTunes リリース
2001年10月 iPod(1G iPod)発表 11月発売 HDD型 5GB(1000曲)399$
2002年7月 2G iPod 5G299$ 10G399$ 20GB499$ Windowsに対応
2003年4月 iTunes Store米国で開始 ネット音楽事業確立へ
2003年10月 iTunes Windows向けサポート開始
2004年1月 iPod mini
2005年1月 iPod shuffle発売
2005年9月 iPod nano 発売
2005年8月 iTunes Store日本で開始
2007年6月 iPhone 発売(欧米規格のため日本では使えない)
2007年9月 iPod touch発売
2008年3月 ソフト開発キットSDKの無償公開
2008年6月 iPhone 3G発売 日本ではソフトバンク(2006年4月英ボーダフォン日本法人を買収)が2008年7月から 8ギガ 16ギガ NTTドコモは争奪戦に敗れる(情報統制なしに交渉情報を流してアップル側から不興を買ったとされるが、販売奨励金をiPhoneにだけ多く出す決断ができなかった)
2009年6月 iPhone 3G S発売 16ギガ 32ギガ
グーグルGoogle ネット上の広告によりソフトの無償供給 さらにクラウドコンピュティングを牽引
1998年設立 検索サービスでのシェア高い search engine marketing or advertising コンテンツ連動広告content match ad(成功報酬型広告performance based advertising or pay-per-click advertising) この面で検索自体の精度の高さと広告効果の高さがgoogle成功の秘訣とされる。広告収入を武器に無償サービスを提供することでgoogleは顧客を自身のサイトに引き付けることに成功した。
なおgoogleで広告主が広告をする方法がAdwards。他方でサイトの持ち主が広告を載せる方法がAdsenseである。それぞれの説明は以下を参照。
Google Adwards広告
Google Adsense
2004年4月 Gmailのサービス開始(当初は招待制その後サインアップ制に移行)
2006年10月9日 ユーチューブを16億5000万ドルで買収合意を発表
2007年8月15日 ワープロ・表計算サービスの無料化(Star Office:Star Suite)の無償供与開始 ネット広告収入 収入 増収率落ちる 高成長の維持
2008年9月2日 ネット閲覧ソフト「クローム」(ベータ版)の無償配布開始
2008年12月12日 クローム(正式版)公開開始
クラウドコンピューティングを提案 利用者はブラウザーと通信機能があれば高機能OSは不要に(MS Windowsを正面から叩く戦略)
マイクロソフト(MS) パソコンソフト標準化によりソフトが有料でも売れるビジネスモデルを一時構築に成功。しかしインターネット時代への移行とともにメモリ多消費型高額ソフトは、顧客利益と対立。ソフトを普及させる有力な手段でもあった抱き合わせ商法は今や独占禁止法違反の象徴的な存在に転化。
1975年設立 創業者ビル・ゲイツ
1985年初代ウインドウズ発売
1995年ウインドウズ95 パソコンソフト(パソコン用基本ソフト)の販売が収益源。デファクトスタンダードであること顧客やPC企業は採用を迫られた。ソフトの有償販売(反面では標準化による低価格化)
また1994年末ネットスケープ社のNetscape Navigatorの無償配布(機能制限版を無償配布、機能制限のない有料版の販売を進めた)はインターネット時代の幕開けを示したが、マイクロソフト社はこれに対抗して1995年夏に発売したWindows95にExplorerを標準装備した。Windowsの市場占有率の高さからExplorerはsecutity面の問題を指摘されつつbrowserとしての位置を確立してゆく。
しかし1998年グーグルの登場して急速に成長する間、ネットの検索でマイクロソフトは有効な対策を打ち出せていない。2006年に公開されたLive Search。2009年に公開されたBingなど。
2004年3月 欧州委員会が独占禁止法違反の判定(制裁金と技術情報の開示を求められる)。その後も争うが2007年9月MSは欧州委員会に敗訴。2008年2月に欧州委員会の追加的制裁金命令。これに対して2008年5月に提訴。数多くの訴訟と関連する報道により市場競争を阻害する存在との悪いイメージが広がった。
2007年1月 Vistaの発売開始派別の意味での悪評の一因になった Windows Vista。2007年1月発売開始されたこのソフトは、高機能すぎて重い。メモリーを食い過ぎる。動作が重いなど不評が集中した。その結果、利用は進まずビスタを導入した企業・顧客はネット世界で孤立する結果になった。多くの有力大企業が不採用を決定。莫大な開発コストをかけたにもかかわらず、Vistaは顧客利益の方向を向いていないとのMSに対する社会的な評価を決定付ける商品になった。
またマイクロソフトはヤフー買収で再生を図るが2008年5月に、両者の話し合いは決裂して破談になった。その後、2008年6月に公表されたヤフーとグーグルの提携に対してマイクロソフトは、市場独占論を持ち出して反論して阻止しようとした。マイクロソフトがこれまで市場独占者として批判を浴びていたことからすると、この批判はご都合主義で身勝手な印象を与える。
2008年10月。SNS大手のフェースブック(米国のSNSの2番目 なお最大手はマイスペースだが利用者が伸び悩む 対するフェースブックは利用者が爆発的に増加2004年設立 2007年秋MSが資本提携)を買収を発表。
2008年10月末。次期基本ソフトウインドウズ7の試作版を公開。低価格PCでも動くように必要なメモリー数を減らす設計。タッチパネル操作も可能に。
2009年1月 創業以来初めての大型リストラを発表。全従業員の5%5000人の人員削減を発表。2009年10月発売予定の次期基本ソフト、ウインドウズ7の価格を発表。現行ビスタより10%程度割安に設定。
2009年4月 2009年1-3月期決算 前年同期比で1986年上場以来初めて減収に。基本OS事業後退明らかに(PC出荷が世界的に1割減る。高機能OSが不要の低価格PCの比重高まる)。ネット部門は広告収入減り赤字。ゲーム部門不振。サーバー用ソフト部門は増収。全体としてMSは後退へ。
⇔ウインドウズはシステム開発の自由度を奪う。オープンソフトウエア(無償基本ソフト 無償である上に世界中の協力者により性能高まる)であるリナックスの採用が進んでいる。
⇔クラウドコンピューテイング(サーバー上のソフト、データをネット経由で利用する。閲覧ソフトさえあればネット経由でいろいろな仕事ができる。
⇔低価格パソコン(⇔高機能OS)
Written by Hiroshi Fukumitsu. You may not copy, reproduce or post without obtaining the prior consent of the author.
Originally appeared in June 27, 2009.
Corrected and repodted July 1, 2009.
アップルとマイクロソフト アップル グーグル マイクロソフト マイクロソフトによるヤフー買収提案 SNS, video hosting, virtual worlds DRM free music コンピューターの発熱問題 デル、インテル
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