猫を捨てる奴は捨てられろ

猫とプログレとオーディオとベスパのブログです。

DV-800AVのリージョンフリー化

2008年10月20日 01時12分50秒 | オーディオ
先日開腹手術をしてメーカー保証が一切効かなくなったので、毒を食らわば皿までと、DV-800AVのリージョンフリー化にチャレンジしました。

でもまずは、我が家にはリージョン2とリージョンフリー以外のディスクがないので、リージョン1のディスクをAmazonで購入しました。


マイク・オールドフィールドの1981年のモントルーのライブです。1,710円でした。


リージョン1と思っていたら4もいけるようです。


何もしない状態でDV-800AVに入れてみたら以下のメッセージと共に吐き出されました。


気持ちよくきっぱり拒絶します。
こんなにきっぱり拒絶されたのは、高校時代、一学年下の子に告白して以来です。



さて、嫌なことを思い出したところでリージョンフリー化に取り掛かります。
手順は600AVのリージョンフリー化の方法の真似っこです。
万が一この手順を真似する場合は自己責任で行い、失敗しても決して私を責めないで下さい。
本当にお願いします。

1. DV-800AVのファームウェア YGD7925A(Multiregionの方)をpioneerfaqよりダウンロードする。
 英語のサイトですがフランス語やロシア語のサイトよりはましです。

2. CD-Rにボリューム名を "PIONEER" にして("を外して大文字で)、ダウンロードしたファイルを焼く。
 ISO9660で焼くのですが、うちのMacのToast5にはISO9660の語句が見当たらないので
 とりあえずそれっぽい"MacOS拡張とPC(ハイブリッド)CD"で焼きました。

3. プレイヤーの電源を入れて、ファイルを焼いたCD-Rを挿入する。

4. 以下のメッセージが表示されたらPLAYボタンを押す。

 

 表示されない場合、ディスプレイの電源がOFFになっているか、CD-Rの焼き方が間違っています。


5. "File Copying" の表示後 "UPGRADING" と表示されてディスクトレイが出てくるので、CD-Rを取り出す。

 
                 ↓
 


600AVだとこのあと書き換えが終了したらプレイヤーの電源が自動的に切れるらしいのですが、
800AVではこのあといくら待っても何も起こりません。

 

おまけに、もはやどのボタンにも反応がなく、トレイを手で押しても戻りません。

































この世の終わりのような顔をしてますか?

でも大丈夫、
その状態で5分待ったあと、

6. 本体の電源ボタンを長押しし、強制終了。

 

7. 電源を入れる。ディスクトレイが戻る。

 

8. 本体の表示が"LOADING"から"NO DISK"に変わる。

 

9. 初期設定画面が表示されるので一通り設定する。

 
 なんと日本語が選べます!

10. リモコンの決定ボタンを長押しする。電源が自動的に切れる。

手順はここまでです。
再び電源を入れると、リージョンフリーになっています。

 
 
 嫌がらず再生します!


リージョンフリーではなくリージョン1になっただけかもしれないので、国内盤を読ませてみました。

 
 ちゃんと読みます。 赤い!




さわりでも書きましたが、くれぐれも真似をする場合は自己責任で行って下さい。
これまで個人的にはこの手順で3台リージョンフリー化しており失敗は今のところありませんが、
こういった機械物は内部的な仕様が告知なく突然変わることもあり、今後ずっと同じ手順が通用するとは限りません。
特に手順5のあと完全にフリーズしてしまうという点で、リスクの高い手順と言わざるを得ません。
フリーズしたままリカバリできない場合、メーカーで修理を受け付けてくれるとは思いますが、
保証期間中であっても間違いなく有償修理になるでしょう。
これらのリスクを全て呑める大人の方のみ挑戦して下さい。
そして、挑戦する前に必ず最新情報の収集を行って下さい。
コメント (6)
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