猫を捨てる奴は捨てられろ

猫とプログレとオーディオとベスパのブログです。

KING CRIMSON HQCDのレビューがない

2009年03月27日 12時30分00秒 | 音楽
このたび何度目かの全作再発をHQCDで果たしたキング・クリムゾンですが、
ネットで音質レビューを探しても面白いように何もヒットしません。
2ちゃんにも皆無です(いつも通り、曲の好き嫌いについての自己主張が何度も何度も何度も繰り返されているだけです)。

そんなにクリムゾンファンにはオーディオ好きがいないのでしょうか?
ヤフオクでオリジナル盤のLPが高値で取引されているのは、音が良いから皆さん競ってでも手に入れたいのだとばかり
思っていましたが、ただのコレクターしかいなかったということなのでしょうか?

自分で買ってレビューをしようかとも思いましたが、HQCDの音がSHM-CDやBlu-specCDと同じく全然ダメなのは
分かり切っているので、大枚をはたく気にはなれませんでした。

では何故ダメと分かっているHQCDの音質が気になるかと言うと、
ただ一点、再発にあたりマスターをDDPフォーマットで取り寄せている点です。
マスタリング自体は前回のものと全く変わっていませんが、
そのマスターを本国から取り寄せる手段に最新のフォーマットを用いているんです。
技術的なことはよく理解できていないのですが、ジッターフリーと謳っている説明もあり、
音質への影響ももしかしたらかなりあるのではないかと思ったのです。
ちなみにDDPとはダイヤモンド・ダラス・ペイジのことかと思ったらディスク・ディスクリプション・プロトコルだそうです。
難しいですね。

折角素晴らしい(かもしれない)技術でマスターを入手したのだから、ガマの油のように怪しいHQCDなどではなく、
通常のCDでリリースすべきだったと思います。
今からでも遅くないので通常のCDで再リリースしてくれないでしょうか。
そしたらすぐにディスクユニオンで全作品買ってレビューします。
コメント
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