フレッツカンパニー

ウクレレ、真空管アンプなどの修理調整、さらにウクレレ、ベースなどのレッスンをやっています。

義太夫

2009-04-22 03:39:24 | Weblog
昨日の深夜、NHK教育テレビで義太夫が放映されていました。

仮名手本忠臣蔵 野崎村の段 です。

物語は別としてこの出し物には 連れ弾き という演奏箇所があってメインの三味線弾き以外に数名の三味線弾きが加わります。

舞台が大きければなおさらその弾き手も増えるわけです。


義太夫の三味線は太棹で、民謡やじょんがらで使用する細棹の響きとはまったくと言っていいくらいことなります。(わたしだけの感覚かもしれません)

津軽三味線が聞こえてもなんとも思いませんが、この太棹の音を聞くとやっぱり三味線の音はいいなぁと感じる次第です。


子供のころ、母の舞台で聞いた 連れ弾き を思い出しました。

語りも弾き手も女性でしたが、すばらしい 連れ弾き でした。

同じ出し物でも各役どころそれぞれに語り手がつく場合と、一人の語り手がすべての役どころを演ずる場合があります。

昨日は一人の語り手がすべてをこなしておりました。


語りの方が全体を指導しているようでしたが、こんなに若い方たちが勉強しているのかと思うと何とも言えぬ嬉しさがこみあげてきました。

みなさん頑張って 義太夫 を受け継いでください。

写真は 野崎村 ではありませんがこんな感じです。