フレッツカンパニー

ウクレレ、真空管アンプなどの修理調整、さらにウクレレ、ベースなどのレッスンをやっています。

むかしばなし  43

2008-10-31 04:34:30 | Weblog
むかしばなし39 に続く昔話です。

自宅近くで始めたスタジオでしたが、軌道に乗り始めたと思ったら、苦情でカラオケボックスに切り替えます。

大阪で始まって都内にもでき始めたころです。

音源はCD、静止画像です。 1セット 200万円でした。

3部屋しかありません。

開店して10日間くらいはまばらな客足でしたが、そのうち平日、休日、昼、夜、夜中、関係なく入るようになりました。

昼間、1室、1時間、2000円、夜は3000円です。

いまどきこんな値段でやったら、お客さんが来ないというより、ぶっ壊されているよね。

おどるポンポコリン がやたら流行っておりました。

テレビでは イカスバンド天国(イカ天) が大流行。

代々木の歩行者天国では 車道の両側バンドだらけです。

店番はバイトに任せて、ほこ天で演奏するバンドに機材のレンタルもやっておりました。

カラオケボックスの店番なんかよりどれほどいいか。

やっぱりバンドが好きなんです。

銀座のクラブで弾き語り、カラオケボックス、機材のレンタル、自分で言うのもおかしいけどよく働きました。

しかしながら銀行から借りたお金の返済は今も続いております。

ど素人が流行り商売なんかにゃ、手ぇだすもんじゃござんせん!

むかしばなし  42

2008-10-29 04:35:59 | Weblog
レザークラフトのカービングを学んでいるうちに、師匠の竹森耕二先生を介して寺田澄史先生を知ります。

寺田先生からは装丁技法を学びます。

ご健在かどうかわかりませんが、皮革装丁作家として日本を代表するかたに栃折久美子先生がいらっしゃいます。

先生はベルギーかどこかで勉強されたということを、NHKの番組で知りました。

番組の中で見た仕事の内容、作品の美しさ、すごい のひとことです。

寺田先生は全くの独学ということで、これもまた恐れ入る次第ですというか、あの手間数なんか考えると、尊敬なんていう言葉ひとことじゃ言い表せないのです。

本来、装丁の道具にはかなり大きい物もあるのですが、寺田先生はいろいろ工夫されて、できるだけ費用は少なく、小さい道具で作品を仕上げることを、教えてくださいました。

定規は尺寸の竹尺です。

一番記憶に残っているのは、目盛りは信用せず、自分の目を信じろと言われたことです。

わかったような、わからないようなですが、学んでいくうちになんとなくわかってきました。

当時、作品展などあった関係で、豆本や野球の雑誌を装丁したりしましたが、もう何年も道具にさわっておりません。

寺田先生は浅草、鳥越神社のすぐ近くで皮革製品を製作しております。

日本における 皮革の知識 の第一人者は寺田先生をおいてほかにはいないと思います。

決してごますりではありません。

お会いするのは、年に一度、祭礼のときです。

写真中央の派手な本は、1980年4月、毎日新聞社発行、別冊 一億人の昭和史「日本プロ野球史」 を装丁したものです。


わたしのつり  11

2008-10-15 04:15:31 | Weblog
10月15日、昨日で酒匂川の鮎釣りは終了となりました。

というより関東一円、伊豆の狩野川、清水の興津川を除いてほとんどの川の鮎釣りが禁漁となりました。

結局、今年の釣行は5回で終わりました。

さみしいです。来年の6月1日まで針と仕掛けをつくります。

たまにはへら鮒でもやってみるかな。

小さい釣り堀だけど、麻布にあるんですよ、衆楽園というのが!

その後、閉鎖した長原の小池はどうなったんだろう?