みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

小さな暮らしの夢

2008年11月30日 23時14分13秒 | 日常のあれこれ
週末になると、新聞に不動産の広告がたくさん入ります。

あ、これいい!

house000.jpg: 気になる不動産

小さな木造平屋の一戸建てです。10畳のLDKと12畳の和室、6畳の洋室を備えています。しかも、一番広い和室が南向きで、冬でもかなり暖かそうです。ひとり暮らしなら、この程度の広さがちょうどいいでしょう。押入はありませんが、北側の6畳の洋室が実質的に収納スペースになりそうです。図面から察するに、1間×3間の6畳間のようです。ここにラックを組んで、ウォークインクローゼットにしてしまいましょう。ものすごい収納力です。

建物面積49.68m2に対して土地面積110.69m2ですから、この建物と同じくらいの広さの庭や駐車場が付いていることになります。2台分の駐車場があるということですが、車を所有するつもりはないので、駐車場を畑に変えてプチ農業でもしましょうか。

この家は昭和60年築です。とすると築23年。築23年なら、実家とほとんど変わりません。基礎や柱、屋根に傷みがなければOKです。

私は古い家でも構いません。と言うより、新築は怖いです。新築の物件は何が起こるか分かりません。新しい畳に付着した化学物質でかぶれたり、建材に染み込んだ接着剤で気分が悪くなったりする心配があります。いわゆるシックハウス症候群です。実際、実家がリフォームした後、畳の上で昼寝をしていたら肌が赤くなって かゆみが出たことがあります。畳を入れ替えた部屋に限って肌のトラブルが起きたので、原因は畳に違いありません。

その点、中古の物件は、何年も使われている間に前の住人が身をもって安全性を確認してくれているので、新築より安心です。

そんな私にぴったりの物件が980万円。この値段なら、アパートやマンションを借りるよりよさそうです。毎月5万円の家賃を払うなら、16年ちょっとで元が引ける計算になります。

マイホームを買う予定はありませんが、考えるだけで わくわくします。あー、とっても楽しいひとり暮らしになりそう。

将来、転売したり賃貸に出したりすることも視野に入れるなら、もっと築年数が新しくて4LDKくらいのマンションを選ぶべきでしょうが、自分ひとりで暮らすなら、あまり大きな家を買っても持て余すだけです。むやみに家が広いと掃除も大変です。

ただし、この好物件にも難点が。

交通の便が非常に悪いのです。最寄の鉄道駅から2.3kmも離れています。夜遅くなった場合はどうやって家に帰りましょうか。車を持つつもりはないので、交通の便が悪いのは致命的です。

そんなわけで、全部夢と消えましたとさ。