JTrimで色補正

昨日、CMOSのカメラだと緑がきれいに撮れないから色を調整しないといけないと書きましたが、CMOSにしてもCCDにしてもデジカメにはそれなりの癖があるので、撮った画像をちょっときれいに仕上げようとすると色の補正は必須です (PictBridgeはプリンタに接続するだけで印刷できるのが売りですが、色や明るさはどう補正するのかな、と思ってしまいます)。

昨日の色味調整に使ったツールはJTrimです。フリーソフトなので無料で使えます。JTrimは以下のサイトからダウンロードできます。
http://www.woodybells.com/jtrim.html
(JTrimは、変にレジストリをいじったりしない、とってもお行儀のいいソフトです♪)

「セットアップ版」を使うと、ウィザードの指示に従って順に操作するだけで簡単にインストールできます。通常は、表示される設定項目を特に変更せずに [次へ] ボタンを押していけばいいはずです。

JTrimを起動するには、[スタート] メニューから [プログラム] → [JTrim] → [JTrim] と選択します。

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色を補正してみる

昨日はこんな感じで色を補正してみました。

これが元画像。
全体にくすんでて、葉っぱが枯れたみたい。

もともとの画像が31万画素CMOS携帯カメラで撮った画像なので、あまり細かく色味を調整しても知れてます。葉っぱの枯れた色を、見栄えがする程度に補正してみます。

昨日も書きましたが、色味をどこまで調整するかは個人の好みによります。実際の撮影対象の色を忠実に再現した画像を好む人もいれば、色を強調した画像を好む人もいます。私は人間の目で見た感覚を大事にしたいので、少し大げさなくらいに色を強調しちゃいます (^ ^;)ゞ

元の画像が全体にくすんでますし、葉っぱが枯れたみたいなので、色を調整して鮮やかさを出しましょう。今回の画像は一見して緑が足りないので、緑を強調します。[カラー] メニューから [RGBの度合い...] を選択します。[RGBの度合い] ウィンドウが開きます。[RGBの度合い] ウィンドウでは、調整結果を見ながら少しずつ色を調整できます。

緑を+20。
[緑色の度合い] を20に設定してみました。やりすぎ (^ ^;)

緑を+10。
[緑色の度合い] を10に設定してみました。全体的に鮮やかになりましたが、緑がかって不自然になってますし、せっかくのマンリョウの赤い実がさみしいです。

さらに赤を+5。
[緑色の度合い] を10に設定したまま、さらに [赤色の度合い] を5に設定してみました。これでどうかな?

それぞれ並べてみると、こんな感じ。

元画像	緑 +20
緑 +10	緑 +10、赤 +5

ほかにもJTrimには機能があるから、いろいろ遊んでみてね。

※ モザイクで消された箇所を復元したりは……できないと思うよ。