FORTY THREE-SEVEN

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鞄と人生とワタシ

2021-11-21 06:00:00 | 映画
行ってきました
ジャン・ポール=ベルモンド傑作選2
カトマンズの男であります

これ原作はジュール・ベルヌの必死の逃亡者だということで
原題も 
Les Tribulations d'un Chinois en Chine (中国における中国人の苦難 )
なんだけど主人公フランス人だけどいいのか
英語題名はUP TO HIS EARS

舞台は香港
カトマンズは中盤にちょっと出てくるんだけど
舞台というわけではないですな
大金持ちの主人公が、生きることに飽いて
自殺願望を抱いて
中国人の友人が、自分と婚約者を受取人とした保険金をかけて
殺し屋に狙わせるんだけど・・・
というもの

見どころの一つは
ウルスラ・アンドレスねぇさんの七変化
いろんな、衣装を着ます

この帽子をかぶったベルモンドは
有名なカット。京劇の一座に紛れ込むんだけど
これ一体どんな役の帽子なんだろうか
ウルスラねぇさんは綺麗なんですが
ドイツ系のせいか、フランソワーズ・ドルレアック 女史のような
繊細さはなくて、骨太なグラマーという感じ
デブじゃないけど確かに太い

これも有名なカットですね
保険金の一部を受け取る契約をした、香港ギャングに追われると
顔写真が張り出される
いやあテンポがよくて楽しい作品でした
主人公は、油田の権利とたくさんの株券を持っている大金持ち
で、中国人の友人を追ってヒマラヤへ行くのですが
執事が彼のに荷物を入れているのが


ヴィトンのハードケーズ
ALZER(アルゼール)というらしい
シャレードでも主人公はスイスのバカンスから帰ってくるときに
タクシーの屋根に山のようにALZERを積んでいる。
たぶん、金持ちの記号的な表現なんだろうと思う。
こんなケースに荷物を入れて旅行できるような身分になりたいですね(笑)
60年代の香港が舞台なので
出てくる車もまた楽しいです。
皮肉なラストとあいまって楽しい映画でした。
このラストって、結婚のカリカチュアライズですよね

おまけ

保険金を目当てに身内に狙われるんだけど
このウインチェスター
ウインチェスター製じゃなくて
デイジーというメーカーのエアガンじゃないか
おまけの2
ALZERのセット
あるオークションで7万9千ドルくらい


うどんさま
ワタシはそれほど古いHONDAを維持したことがないのですが
ほかからも統一品番で出たパーツがつかないって話は聞いたことがあります
KawasakiがZ1のヘッドを再生産したし
HONDAも望みがなくなないんじゃ
やっぱないですね

こいでさま
そういういみで、個人商店が生き残っているのは
東急系の私鉄沿線だと思います
東京に住むなら、あのあたりがいいです

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