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FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

Contd,pursue and I

2016-07-27 06:00:15 | 映画
承前(←この単語使ってみたかった(笑))
バック・トゥ・ザ・フューチャーの話をすると
どうしても避けて通れないのが
デロリアンと言う車の話
1975年10月24日、当時ゼネラルモーターズの副社長であったジョン・ザッカリー・デロリアンが、理想の車を作るためにGMを辞職し独立して自ら設立したのがデロリアン・モーター・カンパニー(Delorean Motor Company Ltd. 、DMC)である。
理想のクルマを追求するとなぜRRになるのかさっぱりわかりません
(VW type-1や911の思想に影響されたわけではないようです)
しかもX型のバックボーンフレームにプラスチックボディ
エンジンにいたってはV6SOHCで130ps
いまではシビックにも鼻を引っ掛けられる数値です
WikipediaによるとアルピーヌA310と構造が似通っているとあります
ああ、なるほど そうなると納得出来ますな

コレを

こうしたのね
理想のクルマねぇ
鋼板プレスのフレームは性能的には良いとしても
A310の翻案だったら明らかにコストダウン
コストダウンは悪でないけれど
パイプフレームではなくプレス鋼板の方が性能的に高いと言うデータが無いと
説得力が無い
しかもルノーからエンジンの供給を受けて
ルノーが作っているのと同じようなクルマを作るって
どういう考えなんだろう(笑)
訴追されてはいないみたいだけど、会計監査事務所が
「デロリアン社の資金を社長ジョン・デロリアンが私的に流用するなどしたことを黙認していた」
で、監査してたのが「アーサーアンダーセン」
うへぇ エンロンをつぶした会社ですよ
この資金流用には、都市伝説があって
でてくるのは、ロータスの
アンソニー・コーリン・ブルース・チャップマン (Anthony Colin Bruce Chapman )
「デロリアン製自動車の開発に対する政府融資の不正流用について共謀の嫌疑がかけられ、捜査対象になっていたと言われる」
とwikipediaにもありまして
チャップマンが亡くなったのは1982年の12月
デロリアンの倒産も1982年の12月
チャップマンの死はこの不正流用による訴追を逃れるための偽装で
実は本人は南米に逃亡し存命である
と言うもので
えー、それヒトラーじゃん
まあ生きていたとしても1928年生まれですから
88歳ですか・・・
Lotus88??
あ、帰ってきたチャップマンてのはどうかな?
52歳で心臓麻痺でなくなっているんだけど
その瞬間のチャップマンが2016年に蘇って
いまのF1界をみて、そのビジネスセンスでたちまち資金を集めて
発達した電子機器にインスパイアされてすごいマシンを作って
大活躍する・・・・
すみません、帰ってきたヒトラーどうしても劇場で見たいんです(笑)

大学時代先輩がDMC-12を東京タワーのところで目撃
〝あの線の入った仕上げって何?”
〝ああ、ヘアライン仕上げですよ ナイフなんかではよくある仕上げ方です”
〝へーでもなんでで線が、うねってるの???”
まあそういう仕上げだったようです
ヘアライン仕上げが日本で本格的に導入されたのは
ティアックのテープレコーダー、鏡面仕上げに傷が入りやすく
歩留まりが悪くて、誰かがサンドペーパーでヘアライン仕上げにすることを思いついて
そしたら歩留まりが上がって、この部分の高級感が受けたそうです
まあDMC-12はそんなクルマですな

タイムマシンの方は
ハリウッドのユニバーサルスタジオで見たことがあります



改造された何に使うかよく分からない
リアのダクトといいますか、ノズルといいますか
ガンダム風にバーニアといってみようか
これ、抜きじゃなくて、板を溶接したものなんですね
今回の上映でアップになったのを見てみたら
この部分溶接跡がくっきり
これたぶんドクのお手製ってコトですよね
模型作るのが上手かったり
溶接が上手かったり
多才な人ですな(笑)
ここらへんの描写がね、街の発明家と言うものが
イノベーションを起こしうると考えている
アメリカ社会らしいといいますか

こいでさま
そう確か日本上映版では、ラストに〝TO BE CONTINUED…”
って入っていたように記憶してます
それがロードショー時からだったのか
再映されたときからなのかが分からないんですけど
まあ名作ですよね 2と3も見に行きます


コメント
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