FORTY THREE-SEVEN

43カーモデルとその他の事柄
その他の方がたぶん多い

Amazonで本を買う

2013-01-17 06:00:01 | どうでもいいこと
Amazonのいいところは、古本もあるところ
特にマイナーは文庫本は、いまや神保町でも探すのが大変
バブルで再開発されたりして大学のコロ、ひいきにしていた
文庫本を扱う本屋なくなってしまった
その頃は中野のまんだらけも、ちょっとレート高めだけど、探してる本がある店
という感じでしたよ。(親父回想)

Amazonで買ったのはこの3冊
ジャックヒギンズの早川、角川以外の文庫版
コレは二見書房ですが、河出文庫からも数冊出てます。



第二次大戦の復讐モノ 2冊

架空の英国の諜報組織 ”ビューロー”に所属する
ポール シャヴァスのシリーズ
007の影響下で書かれたエージェントもので
書き飛ばしに近いんですが


同シリーズの一作を改作したコレは
ヒトひねりあってうならせられます。

ヒギンズというヒトは面白いヒトで
ジャック・ヒギンズ ヒュー・マーロウ マーティン・ファロン ハリー・パターソン
のペンネームを使い分けていたのですが


Day of Judgment
ケネディ訪独に絡めた、東西ドイツモノ
(ハリー・パターソン名義)
これで、サイモン ヴォーン
という主人公が活躍するのですが

The Savege Day
(ジャック・ヒギンズ名義)
こっちでもサイモン ヴォーンという主人公が活躍します
「硝煙に煙るアイルランドを舞台に、『裁きの日』の主人公ヴォーン以下、
多彩な登場人物を配して描く傑作冒険ロマン!」
と早川はあおるんですが、
裁きの日は1963年の話で、こっちのサイモンはそのころ
オマーンかどこかで軍役についていたことになっています
作者名が違うので、独立した作品と考えれば問題無いですが
早川の解説はおかしいことになります。
たとえば、中島梓さんは、小説家としては栗本薫という名前で
グインサーガなどを書いていますが、グインサーガの登場人物を他の
小説に出して中島梓名義で出版するということは無いですよね
日本での出版がヒギンズ名義なので、気がつかなかったんですが
この方、同じ登場人物を、違うペンネームの作品に登場させるんですね。
近年のショーン・ディロンシリーズで、中核となる、首相のための私兵と呼ばれる、
諜報組織グループフォアのチャールズ ファーガソンと関連の人物が
ヒギンズ以外のペンネームの作品にも出てきます
「鷲は舞い降りた」(ヒギンズ名義)の主人公 リーアム デブリンが
「テロリストに薔薇を(パターソン名義)に出てきます。
この続編で同じ登場人物でかかれた『嵐の目』は
ヒギンズ名義で、しかものちのディロンシリーズの導入部になっているという
ややこしさ(笑)
まあ、今後活躍を期待したにもかかわらず出てこなくなったキャラクターについて
”ファーガソンあいつはどうしたんだよ!”と突っ込みたかったんですが
名義が違うんで違う世界ということなんでしょうね(?)

tatsuroさま
鍼は体に合う人にとっては、具合がいいです。
痛みはほとんどないですし、感染症の危険もないです。
体の奥のほうの痛みやコリをとってくれます。
お勧めです。


コメント (1)
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