間が空いてしまいましたが、先月も今月もカタリナ彗星をパパラッチしてました。
まずは先月撮った画像からご紹介↓
【1月9日のカタリナ彗星】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO1600,F2.8,
総露出時間30分(3分×10コマ),中型赤道儀使用,トリミングあり
地球最接近の約1週間前に撮った画像です。
12月の撮影イメージとはかなり違って、頭部のコマは大きく写るようになりましたが、
下に伸びるダストテイルは短くなりました。
右上方に伸びるイオンテイルには複数のスジが何とか確認できます。
で、今月撮った画像がこちら↓
【2月11日のカタリナ彗星】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO800,F2.8,
総露出時間64分(4分×16コマ),中型赤道儀使用,トリミングあり
1月下旬には天の北極に近づいていって、一晩中沈まない状況になりましたが、
月明りの影響が気になって、しばらく撮影できずにいました。
2月第2週に新月期を迎え、満を持して撮ったのが上の画像です。
トータル1時間超の露光で撮影しましたが、太陽からも地球からも遠ざかって暗くなったせいか
写りはイマイチでした。地球との位置関係が変化したため、尾の向きが大きく変わってます。
光度は9等程度まで低下し、見頃は過ぎた感じですが、撮影ではまだしばらく追跡できそうです。
光度もだいぶ落ちましたがさすがは星撮り師匠です。しっかり捉えられてますね。
宇宙への誘い、今年はどんなドラマ・ニュースが飛び込んできますでしょうか。
重力波とか・・・馴染みのない言葉がでてきますがあのアインシュタン博士は凄い人だったと
あらためて思いますね。
相変わらず大好物狙いの☆撮り活動をやってます。
写真では見映えが良くても、実際に見るとガッカリするような彗星ばかりなのが残念ですが・・・
さて、来月9日に日食が起こりますが、これが今年一番の天文現象かもしれません。
日本では部分日食しか見られませんが、インドネシアでは皆既日食となり、
観測ツアーもたくさん企画されてるようです。行きたいけど先立つものが無くてパスです。