Starlight Terrace

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【注目の天文現象】
 10月中旬 紫金山・アトラス彗星が観測好期

Sh2-49

2022-05-16 00:00:08 | シャープレス天体アルバム

【Sh2-49】
 赤経:18h18m48s 赤緯:-13゚49' 42"
 星座:へび座
 視直径:90'
 他カタログNo.:M16,IC4703
 ニックネーム:イーグル星雲(Eagle nebula),わし星雲
 南中日時(@東京):5月8日03時,6月23日00時,8月7日21時 ※あくまで目安です。


 撮影日時:2022/05/05 02:51
 撮影地:新潟県十日町市
 撮影機材:キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC(F2.8),フィルターなし,タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
             ペンシルボーグ+QHY5LⅡM+StellaShot2により恒星ガイド
 撮影条件:ISO800,露出3分×12コマ,1.6倍クロップ
 画像処理:Digital Photo Professionalにて現像,ステライメージVer.8,PhotoshopCS3にて処理
 メモ:へび座(尾部)の南東端付近にある輝線星雲です。散開星団が重なった複合天体で、星団は
    メシエ天体の1つとしてM16、さらにNGC6611のカタログナンバーが付いています。星雲には
    IC4703のカタログナンバーが付いており、星団とは区別されています。星雲は満月の約3倍
    程度の広がりがあって、その形状が翼を広げた鷲に似ていることから「イーグル星雲」の
    呼び名があります。また、ハッブル宇宙望遠鏡により高解像で捉えられた星雲中心部にある
    棒状の暗黒星雲は「創造の柱」と名付けられました。星団は小型双眼鏡で容易に存在確認
    できますが、星雲を眼視でしっかり確認するには口径30cm超の大きめの望遠鏡が必要です。

 星図:


 AstroArts社ステラナビゲータにて作成



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