先週の土曜日は天気が良く、絶好の☆撮り日和になると思って朝霧高原まで出掛けたのでした。
薄明終了前に目的地に到着したものの思ったより雲が多くて、機材のセットアップはせずに
しばらく空模様を窺っていると、時間と共に雲が広がってベタ曇りに近い状況に陥りました。
スマホで気象衛星画像を確認すると、雲の存在はあんまりよく分からない状況。
富士山のシルエットは見えているので、靄とか低層雲が広がってるわけではなさそう。
結局、回復を期待して22時まで待ちましたが好転しないため、半ば諦め気分で帰路に向かうと
本栖湖を過ぎた辺りから星空が覗き始めました。どうやら北へ行けば晴天に会えそうな雰囲気。
まだ日付も変わっていないので、山梨県北東部を目指して精進湖から甲府盆地へ抜ける道を北上。
最終的には山梨市某所に辿り着き、そこで快晴の星空にありつけました。
急いで機材を組み上げ、最初に狙ったのはこの星雲↓
【猫の手星雲~干潟星雲M8】
キヤノンEOS60Da+口径18cm写真撮影用反射望遠鏡,ISO800,F2.8
総露出時間48分(6分×10コマ加算合成),中型赤道儀使用,若干トリミングあり
左側の淡い星雲は、その形状から猫の手星雲と呼ばれています。
右側の明るい星雲は夏のメジャーな散光星雲として知られる干潟星雲です。
3月に少し広い画角の望遠レンズにて、北にある三裂星雲M20と、その頃近くに来ていた火星を
一緒に取り入れた写真を撮ってますが、その時よりはマシな画像になったかと思います。
この撮影を終えた時点で時刻は1時台後半になり、薄明開始まで1時間ちょっと。
さて、次は彗星でも撮ろうかなぁと思って調べてみると、近くに少し明るいのがいました。
(続きは別記事で)
曇りのち晴れでよかったですねェ。
天が味方してくれましたね。素敵な写真に癒されまする。ヽ(^o^)丿
猫の手星雲・・・面白いネーミングですが、その猫の手に見えてくるのが面白いです。
最初から山梨県北部を目指していれば、一晩中撮影できた筈と思って、少し後悔してます。
猫の手星雲は肉球が並んだようなイメージで面白いですよね。色は微妙ですけど・・・