この夏は冷やし中華をまだ1回しか食べてないfornax8ですが、
先週「冷やし中華カメラ」とでも呼ぶべきものを購入。
日曜の晩に東伊豆におけるファーストライトで撮ったのがコレ↓
【土星 2017/07/30】
口径18cm望遠鏡+エクステンダーレンズ+延長筒+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool)
3分間のキャプチャー動画から1500コマ以上の良像をコンポジット
7月前半から古いwebカメラで土星を撮ってきましたが、感度や解像度がイマイチだったんで、
思い切って最新の天体撮像用カメラを入手したのでした。初撮影にしてはまずまずの出来映え?
カメラの感度は十分という感触が得られました。拡大率は上げ過ぎだったかもしれません。
ということで、昨夜も晴れ間が期待できる伊東の辺りまで出撃してテスト撮影を継続。
成果はこちら↓
【土星 2017/07/31(1)】
機材は上と同じで、延長筒なし
3分間のキャプチャー動画から2000コマ以上の良像をコンポジット
エクステンダーレンズを使った場合、カメラとの間に延長筒を加えれば拡大率が上げられるんですが、
それを外して撮影したら、今度は拡大率が下がり過ぎたようです。前夜の撮影時、延長筒を入れると
カメラの重みで撓んでたので、エクステンダーの代わりに接眼レンズを使って像拡大してみました。
その画像がこちら↓
【土星 2017/07/31(2)】
接眼レンズ(焦点距離12.5mm)使用,その他の機材は上と同じ
3分間のキャプチャー動画から1000コマ以上の良像をコンポジット
このぐらいの拡大率がちょうどイイ感じのようで。カッシーニの空隙が全周に渡って確認できます。
両晩とも大気の揺らぎ(シンチレーションと言います)が大きめで、土星像がユラユラしてたんですが、
いとも簡単にこんなレベルの画像が得られたんで、ちょっとビックリでした。やるな、中華製カメラ。
ちなみに搭載しているCMOSセンサーはPanasonic製なんで、多分Made in Japanです。
熱ノイズを抑えるための冷却機能もあるんですが、そのテストは別途記事にしたいと思います。