三大流星群の一つである「しぶんぎ座流星群」が1月3日の夜から1月4日の明け方にかけて
活動ピークを迎えました。
三大流星群の中では流星の出現数も平均光度も低めなため最も地味なんですが、
年によっては100個/時の活動を示すこともあるため、見逃せない流星群です。
先月のふたご座流星群と比べれば写真に仕留めるのが難しいんですけど、
運試しのつもりで撮影に挑んでみました。撮影地は山梨県北杜市明野町某所です。
で、成果はどうだったかというと・・・
キヤノンEOS60Da + 17-50mmズームレンズ(17mmに設定)使用
ISO4000 F3.5 露出時間10秒
先月のふたご座流星群と比べると、さすがに収穫は少なかったです。
それでも前回(3年前)に狙った時よりは好成績でした。
今回は月明りを避けるため、輻射点から遠い西空を狙ってみたんですが、
その方が数的には有利だったようなような感じがします。
ちなみに左下に写っている雪を纏った山々は南アルプスの鳳凰三山です。
コメント
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
- mashさん [2013年1月5日 17:56]
- fornax8さん、こんばんわ。
しぶんぎ座流星群の撮影ご苦労さんです。
あるのは存じてましたけど寒い夜間はさすがに・・・。
さすがですね。(*^_^*) - 宮ちゃんNO1 [2013年1月5日 18:45]
- こんばんは~ 宮ちゃんで~す!
イヤ~・・・この寒い中お疲れ様でした~
温かい部屋に居ながら・・・こんな素晴らしい写真を見れるだけで幸せな気分に成ります
天気も良くて・・・ホント素晴らしい映像デス! - fornax8 [2013年1月5日 18:56]
- mashさん、連日のコメント恐縮です。
しぶんぎ座流星群は一部報道でも取り上げられたりしてましたが、
一般の方々が楽しめるレベルではなかったような気がします。
年間を通じて最もオススメできるのはふたご座流星群だけですね。
ちなみに、今年は流星群よりも彗星の方が見物になるでしょう。 - fornax8 [2013年1月5日 19:17]
- 宮ちゃんNO1さん、いつもコメントありがとうございます。
お楽しみいただけたようで良かったです。
ちなみに撮影時の外気温はマイナス7度ぐらいでした。
体的にはなんとか耐えられるレベルですが、道端には雪があったりして、
帰りに路面が凍結しないかヒヤヒヤでしたよ。
何せクルマはノーマルタイヤですから。 - とりぷるあい [2013年1月6日 1:46]
- 遠征して撮影されたんですね。さすがに暗い場所だからかいいサイズの流星が何個も撮影できたんですね。私は遠征できなかったので自宅撮影でした。大きなのが1つ写ったので救われましたが、普通(?)サイズは皆無でした。
人工物が無くていい感じの撮影場所ですね。 - fornax8 [2013年1月6日 8:23]
- とりぷるあいさん、遅ればせながら明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
しぶんぎ群も富士山を前景に迎撃しようかと考えてたんですけど、
天気が微妙な感じでしたので、北西方面に向かいました。
狙った西空は雲に邪魔されることはありませんでしたが、東空は雲が多かったです。
その点ではラッキーだったのですが、大物は捉えられず、今年の運はイマイチかな?
そちらはご自宅での撮影でもとびきり大きいのをGetされたとのことで、
さすがは火球マイスターだと思います。
今年も幸多き年になりそうですね。あやかりた~い。 - Team.Zen33 [2013年1月6日 14:47]
- こんにちは。
しぶんき座流星群、凄いですね!!
「しぶんき」とは、しぶんきさんが、名づけたのでしょうか?
一昨日、NHKのニュースで、南アメリカの(?)電波望遠鏡が、2倍の数になり、これにより宇宙の星等の起源の解明が進むとのこと!!
詳しいご解説を、お願いします。 - fornax8 [2013年1月6日 17:16]
- Team.Zen33さん、いつもコメントありがとうございます。
この晩、夜半過ぎから夜明けまでに数えた流星数は約30個でした。
ふたご座流星群の1/10以下でしたので、退屈な流星群でした。
さて、しぶんぎ座の正式和名は「壁面四分儀座」というそうです。
測量機器が星座名になったようですが、現在この星座は無くなっていて、
「りゅう座」の一部になってます。
四分儀についての詳細は下記サイトをご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%A1%E9%99%90%E5%84%80
話題の電波望遠鏡は「アルマ計画」っていう国際プロジェクトの施設ですね。
2011年から稼動してますが、このほどアンテナ機器を増強し、高感度化されたようです。
本家本元のサイト(下記)に詳しい説明がありますね。
http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/aboutalma/outline/00.html