新年あけましておめでとうございます。
皆様にとって輝ける一年でありますよう祈念致します。
ということで、こんな画像を用意しました↓
【ヴィーナス富士】
キヤノンEOS60Da+105mm望遠レンズ,ISO800,F2.5,露出時間3.2秒、
スノークロスフィルター使用、朝霧高原にて
富士山頂付近に金星が昇ってきたところを撮った画像です(合成画像じゃないですよー)。
ご覧になった方に何か御利益があったらイイなぁ・・・
新年あけましておめでとうございます。
皆様にとって輝ける一年でありますよう祈念致します。
ということで、こんな画像を用意しました↓
【ヴィーナス富士】
キヤノンEOS60Da+105mm望遠レンズ,ISO800,F2.5,露出時間3.2秒、
スノークロスフィルター使用、朝霧高原にて
富士山頂付近に金星が昇ってきたところを撮った画像です(合成画像じゃないですよー)。
ご覧になった方に何か御利益があったらイイなぁ・・・
また日没後の南西の空を撮ってみました↓
キヤノンEOS Kiss DX + Aiニッコール105mmF2.5S ISO400 F4 露出1.3秒 三脚使用 トリミング
昨日が金星と水星の最接近日でしたが、出掛けていて撮れなかったため、
1日遅れの撮影となりました。まだ十分寄り添ってますね。
今日の日没後、南西の空を撮ってみました↓
キヤノンEOS Kiss DX + EF200mmF2.8LⅡ F4 ISO100 露出4秒 三脚使用 トリミングなし
5日前に撮った時よりも金星と水星がだいぶ接近してきました。
日曜日には39分角程度まで大接近します。
これは満月の直径に近いぐらいの隔たりに相当します。
陽が落ちてから暗くなるとすぐ沈んでしまうので、日没後1時間以内が勝負です。
今日の日没後、西の空にこんな光景が見えました↓
キヤノンEOS?Kiss DX + EF200mmF2.8LⅡ F4 ISO100 露出2秒 三脚使用 トリミングあり
富士山の横に金星が見えていたので、急いでカメラをセットアップして撮ったら、
沈みかけていた水星まで写ってくれました。水星を撮ったのは久しぶりだなぁ。
調べてみたら、水星はこれから日毎に金星へ見掛け上近づいていき、11日に最接近します。
地動説で有名なコペルニクスが生涯見たことがなかったとされる水星を見つけるのに
絶好のチャンスとなります。
ふたご座流星群の極大夜にこんなのも写してました↓
【鏡像の冬星座と逆さ富士】
キヤノンEOS60Da+17-50mmズームレンズ(@17mm),F2.8,ISO800,30秒露出,三脚使用
逆さ富士は気象条件等に恵まれないと撮れないらしいんですが、
その場の思い付きでチャレンジし、撮影に成功しました。
前記事で愚痴ったとおり、雲だか靄だか分からないものに悩まされ続けたんですが、
実は最初に陣取った場所から僅か300mほど北上しただけで邪魔者から逃れられることに
夜明け近くになってようやく気付き、移動してこれを撮ったのでした。
しかも風が無くて湖面がほとんど揺れない状況で、逆さ富士だけでなくおおいぬ座とオリオン座も
裏返った姿が容易に確認できました。この中に流星まで入ってくれれば申し分なかったんですが、
それは叶いませんでした。いつかそんなシーンも捉えてみたいですね。
12/6は今年最後の満月の日でした。
深宇宙や彗星狙いの☆撮り屋にとって月の明るい夜は出撃日和ではないんですが、
今年最後の満月を題材に何か絵になる画像が撮れないものかと考え、
富士山頂からの月出、いわゆる「パール富士」を狙ってみようと思い立って出掛けました。
さて、この日はどこで狙ったら綺麗なパール富士が見えるか?
「ステラナビゲータ」と「Googleマップ」を駆使して事前にシミュレーションしたところ、
静岡県富士宮市の朝霧高原付近がよさげなことが分かり、中央道経由で富士山西麓を目指します。
いくつか候補地がある中で、国道139号線沿いにある「まかいの牧場」の北東数百mに位置する
路側帯に陣取りました。視界が心配でしたが何とか富士山頂は見える状況でした。
到着直後は富士山頂付近に分厚い雲がかかっていましたが、徐々に消えていき、
山頂に僅かにかかる程度になりました。その時に撮った画像がコレです↓
背後に月があるため雲が明るく写っています。露光時間が長めなので星の軌跡も確認できます。
で、しばらくして計算通り月が山頂から顔を出したところで撮った画像がコレ↓
月の模様が分かるような露出条件で撮ると、周りが真っ暗で富士山など全く確認できません。
かといって露出時間を長くすると月が露出オーバーでハレーションを起こしてしまいます。
そこで、上の2画像を合成して、なんちゃってパール富士を作っちゃいました↓
それっぽい感じにはなりましたが、かなり不自然なのは否めませんね。
結局、空が明るいうちに月が昇ってくる機会を狙わないと、2つの被写体を両立させるのは
難しいということが分かりました。となると満月前の月でないとダメそうな感じです。
これはさらに周到なシミュレーションをして再チャレンジかな?
地上風景と一緒に三日月を撮ってみました↓
空気が澄んでいて、高度約2度の超低空にあった月がクリアに見えてました。
右下にクレーンがたくさん写ってますが、どこで何を建てているのか不明です。
今回は国営昭和記念公園のwinter vista illumination 2011ネタの番外編です。
帰り掛けに再びカナール沿いを歩いていた時に空を見上げると、さっきまで薄雲の
広がっていた空が綺麗に晴れ上がり、オリオン座が昇ってきているのが見えました。
そこで、ミニシャンパングラスツリーがズラーっと並ぶイルミネーションと一緒に
夜空を撮影してみたのがこちら↓
キヤノンEOS kiss digital x + 17-35mmズームレンズ(17mmに設定)使用
ISO200 F8 露出時間6秒 三脚使用
露光時間を長くするとイルミネーションが露出オーバーになるため、抑えるしかなかった
のですが、星の写りはショボくなってオリオン本来の輝きが表現できてません。
これでも、星だけをかなり強調してるんですけどねぇ。
そこで、長時間に渡って連写し、得られた多数コマを後で比較明合成して
星の日周運動による光跡でオリオンを目立たせてみたのがこちら↓
【 Winter Vista Illumination 2011 & Orion Star Trails 】
キヤノンEOS kiss digital x + 17-35mmズームレンズ(17mmに設定)使用
ISO200 F8 総露出時間40分(6秒×400) 三脚使用
これならオリオンの存在感も十分で、見映えが良くなったと思います。
ケーブルリモコンを持参した甲斐がありました。
実はこんな撮影を昨年もトライしたのですが、構図を失敗して悔しい思いをしてます。
今年は撮影場所と時間帯を少し変えて、構図的にも概ね満足いく結果になりました。
しかし、寒い中で長時間の立ちんぼはかなり辛かったー。
体に悪いので、良い子はマネしないように!
「国営昭和記念公園・カナール」地図
東天に月が昇ってきました↓
東京西部の現在の空模様は、低空に少し雲があるものの頭上はスッキリ晴れてます。
ウェザーニュース提供の「皆既月食見えるかなマップ」はこちら↓
前記事の画像で富士山頂から伸びていた光線は金星でした。
先月末以来、夕方に富士山頂へ金星が沈んでいく様子が自宅から見える期間に
入っていたのですが、悪天候や所用などのため撮影機会を逃してました。
日曜日にようやく撮影できるチャンスに恵まれたわけです。
空がまだ少し明るい時間帯から5秒露出で連写していった数多くのコマを
比較明合成して得られたのが前記事の画像だったんです。
通常の三脚にカメラを固定して撮ったので、いわゆる日周運動によって金星が
徐々に西天に傾いていき、山頂に沈んでいくまでの光跡がレーザービームの
ようなイメージになりました。ちなみに合成した総コマ数は600ぐらいです。
で、山頂中央の真上に金星がやってきたコマと、夕焼け空をバックに撮った
最初のコマ(その時の金星は写野の外)を合成した画像がこちら↓
Photoshopによる画像処理で金星にクロスハッチ(十字の光条)を付け
印象度を強めてみましたが、どうでしょう? ちょっとやり過ぎ?